バカとバカの喧嘩はタチが悪い その5
御免なさい。
書き溜めた在庫が枯渇し新規に書き起こしておりますので自己検閲が甘くなり、内容が益々酷くなる恐れがあります。不愉快ない思いをさせてしまうかも知れませんが今更と思ってご辛抱をよろしくお願いします。
と言うことで、チン女の再教育も順調に最終段階まで仕上がっていた。
チン女が美紗子の玩具のされてから随分時間が経っている。その間、暗殺集団からの襲撃は一回もない平和な時が過ぎていた。チン女にとっては、それはもう地獄の中の地獄で、精神も崩壊してしまっていたが地獄なので、それもよしという事にしておこう。
「妾筆頭のお蝶。はいこれ」
美紗子が居間で寛ぐお蝶目掛けて、チン女を摘んで無造作に放り投げる。
「グベッ」
だらしない声をあげて床に這いつくばるチン女。
「妾筆頭は余計よ。正妻は私なのよ」
ブツブツ文句を言いながらも機嫌良さそうにチン女を摘み上げるお蝶。
「おコン。裕介に付き纏っていたメス豚チン女を、今から超高性能リアルドールに仕立て上げるから見学する?」
「見たいでしゅ。とても見たいでしゅ。このアバズレチン女が心を失いリアルドールに変わっていく様、存分に観察したいのでしゅ」
「ここは地獄。ポリコレもフェミニストも関係なく虐め抜けるからね。逆に虐めれば虐めるほど罪の清算も捗り天国が近付くのよ」
「つまり私たちは、チン女を虐めることで善行を積むのでしゅ」
無茶苦茶であるが道理でもあるので、徹斎たちも、このえげつない会話に、うんうんと頷くだけである。
「俺も見学したかなぁ。よかろ? なぁお蝶。よかろ? 見せちくりぃ」
いや徹斎だけは余計な口をきいている。
「私たちが実演するわけじゃないから見たければいいわよ。チン女も観客が多い方が励みになるでしょ? 誰でも自由に観察可能よ」
チン女は涙目で項垂れている。今までの美紗子の拷問で生前の罪の半分ほどが一気に清算されてしまい、まるで抜け殻に近い状態のチン女であったが、最終段階の責苦も精神的に辛いらしい。
「ダーリン。今回だけは、この女を好き放題やっちゃっていいわよ」
「そうは言われてもなぁ。幾ら俺でも状況的に立たないよ」
肝心の裕介は弱気である。
「お互いに合意の上じゃないと俺は燃えないんだよ」
「風俗は?」
「それもお互い納得づくだからいいんだよ」
「等レ16では女亡者を犯しかけてたわよね?」
「いやいやいやいや。みんなの誤解を受けるような言い方はしないでね? マジ違うからね?」
裕介は周りのみんなに対して言い訳を始めた。
「あれは賭けてたの。決闘で勝った方の言う事をなんでも聞くって。そう言われたら体を要求するのは当然だろう?」
「そら当然たい」
徹斎は勿論だが、ここに居る全ての男どもは斎藤衆、鈴菌含めて頷いている。
「男どもはクズばかりでしゅ。幻滅でしゅ」
おコンは尻尾を抱いて首を横に振って嘆いた。
「でもさぁ。これは無理だ。嫌がって半泣きの女に手が出せるほど鬼畜じゃないよ。罰を与える側の鬼神どもや、メディアという腐海の中で腐り果てた関西のコメディアンじゃあるまいし」
「うーん。仕方ないわね」
お蝶は腕を組んで考え込んでしまった。
鬼神どもは喜んでチン女に乗っかっていたのだが、裕介には出来ないらしい。
「ならチン女も納得して楽しめばいいのね?」
「そんな都合よく行かんだろ」
お蝶は這いつくばっているチン女の前に立ち、ゆっくりとしゃがみ込む。
美紗子は、それを面白そうに眺めている。
「もし、晴明を誑かすことに成功したら、貴方も我が教団の幹部にしてあげる。カルトの幹部になれば・・・言わなくてもわかるわよね? 全てのカルトの教祖や幹部が味わっている特権が貴方の手に入るのよ? あんな良いことも、こんな素晴らしいことも味わえるわよ? どう? 貴方の自由意志で私たちに協力しない?」
「それに祐介の果てなき絶倫丸で、この地獄で天国を味わえられるのでしゅよ? 随喜の極みを味わえるのでしゅよ?」
お蝶がチン女の顔を覗き込む。
曇っていたチン女の目に、急速に光が戻ってくる。
「やるわ。遊んで食って寝て着飾って。カルトな幹部の快楽を味わい尽くせるのなら、喜んで協力するわ。今度こそ私は宗教団体幹部として当然の行い、やりたい放題、酒池肉林を味わえるのよね」
「あなたの頑張り次第じゃないかしら」
美紗子も面白がって、そう言った。
チン女は裕介へカサカサと這い寄って、その足に縋りつき顔を埋めた。
「あふぅ」
どうもありがとうございました。
これからも引き続き、ひっそりと活動を続けたいと思っていますが投稿も休み休みになる事があるかも知れません。それでもどうか今後ともよろしくお願いします。