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死んだらみんな地獄へ転生  作者: 一無
第二章 野望編
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裏で蠢くバカども その3

御免なさい。

書き溜めた在庫が枯渇し新規に書き起こしておりますので自己検閲が甘くなり、内容が益々酷くなる恐れがあります。不愉快ない思いをさせてしまうかも知れませんが今更と思ってご辛抱をよろしくお願いします。

 「早川少将。等レ16の奴らはどうなっているのかね」

 「めちゃめちゃですな。獄界始まって以来、前代未聞としか」

 「それ程か」

 「そもそも貨幣経済ならぬ。クリスタル経済とか抜かして、ボロ儲けを始める亡者も居るくらいで」

 「うーん、我が日本人民は逞しいね」

 「あそこは我らの支配地ですので、ご指示通りに静観致しておりますが、よろしいので?」

 「まだ良いよ。裕介とやらの動向も興味深いようだし、晴明も文麿も抜かりなく手を打ってくるだろうし。僕はね、今度こそ文麿に利用されないように慎重に行くんだよ」

 渋い和服の丸メガネを掛けた老紳士が静かに頷く。

 「それと、ひろみちゃんの要請でチン女を寄越せと行ってきていますが」

 「あのサノバビッチを? なんか面白そうだね。やって良いよ」


 「おーい、許可が出たよ。信玄、晴明から公式に採掘権を認める、てさ」

 「良いねぇ。内務省トップの直々のお許しか。思う存分掘り尽くせ。百足(むかで)衆に割り増しボーナスを出してやれ」

 信玄のまん丸な顔が、いやらしく歪む。

 「百足衆は伝令部隊だろ? 何故に穴掘りを?」

 「ん? 名前がジメジメしてて地面に潜ってそうに陰湿な感じじゃん?」

 「はぁ? 語尾上げされても同意出来ねぇよ」

 「あ、それと埋蔵クリの探索も怠らないようにね。あいつら、どうやらとんでもない量のクリをかき集めやがってたらしいんだ」

 「それだけでも甲斐一国が動かせるほどの、べらぼうなクリ額に上るな」

 「いや。いくらなんでも甲斐一国は、もう少しだけお高いよ? 本当に」


 「ほら。今日子。出獄だ」

 「もう勘弁してよねぇ。私痛いの嫌なの。ねぇなんでも言うこと聞くからさぁ。あんな事もこんな事も・・・ねぇ?」

 「ああムラっとは来るんだけどよぉ。基本俺たち玉無しだからよぉ。チン女クラスの女では、その気にならないんだわぁ」

 「ムッかつくぅ。×(ばってん)に晒すわよ?」

 「はぁ、懲りてないねぇ。全く地獄向きだよ。でもな、今回は公務での呼び出しだから、下手したら暫くは責苦延期かもよ?」

 「マッジでぇ? 私、公務でも行為でもなんでもやっちゃう! ねぶくり回すし、がぶり回すし、吹きまくるわよぉ」

 「えげつない物言いだねぇ。江戸の夜鷹よりエグいんでないかい?」


それぞれに蠢く者どもであった。

どうもありがとうございました。

これからも引き続き、ひっそりと活動を続けたいと思っていますが投稿も休み休みになる事があるかも知れません。それでもどうか今後ともよろしくお願いします。

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