プロローグ
初めて書きましたが、面白く読んでいいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!
なんでこうなったのだろう。
そんなことを考えながらあたりを見回してみる。
周りには人がおらず、空を覆い隠すほどの木々が四方八方を囲んでいる。
そのせいかまだ日は高いはずなのに、あたりは薄暗く、どこか恐ろしさも感じられる。
また、地面は湿っていて、ところどころに苔が生えている。
なぜこんな状況になったのかは自分にもさっぱりわからない。
だがしかし、ここに来るまでに分かったことはあった。
それは
自分は裏切られた
といいうことだった。
すると、木々の間にある茂みから何やら音がする。
とっさに振り返ると、そこにはオオカミのような「なにか」がいた。
終わったな、こりゃ
人は本当にまずいときは笑うことしかできないというが、どうやら本当のようだ。
その何かが自分のほうにかけてくるのがスローモーションのように見える。
どんどん近づいてくる「なにか」、それの息遣い、駆けてくる足音までゆっくりに感じられる。
もう、諦めるか
そして、降参するかのように座り込み、目を閉じた。
拙作ではありますがこれからも読んでくれると嬉しいです。
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