プロローグ
止まらない作家。
魔に落とす作家。
ネガティブな作家。
の三人の作家がここで凍眠しているいるだろう?
カプセルの中で三人の出来損ないが眠っている。
好きなの取っていきなよ、一人あげる。
(そう言われても困る)
私は首を横にふる。
・・・・・いらないって?
あははご冗談を。こんなに上手い話なのに。
じゃあ彼らの事を話してあげる、
拒否権は無いから。
まずは止まらない作家から
彼はね貧相な発想しか持たない売れない作家さ。
魔に落とす作家は・・・人をダメな道に落とす文章を書く。それでよく怒られてる。
ネガティブな作家は、その名の通り自分を責めすぎている。バカな奴。
本当にいらないだろ?
作っても欠陥品しか生まれなかった。
僕は心底ガッカリしているよ。
作らなきゃ良かったってさえ思ってる。
彼らは
僕の事を知りすぎた。
知らなければよかったんだ。
知らなければ僕に似ることもなかった。
上手いこといかずで頭が五月蝿くなる。
ああもううるさいうるさい。本当にうるさい!
自分の頭ぶち抜いてやろうかさえ思う。
頭痛がする。イライラする記憶がフラッシュバックする。
アハハ!
きーめた。
君を僕たちの図書館に招待する事にしたよ。
見ておいで僕たちのストーリーを。
そして僕たちに殺されてくると良い。
(そんなの逆恨みじゃないか!)
うるさい!
君は僕が造り出した図書館に引きずり込まれていった。
頭がズキズキする。うざいうるさい。
もう寝よう僕は疲れた。
おやすみなさい。
永遠に。
持っていた護身用の拳銃で頭を
た。