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⑻『小説執筆狂』

⑻『小説執筆狂』



眩暈の中で構成される文章は、まさに文体となって小説を支配し、構造をも浸食して、全ての文章の結末を、決定してしまうのである。であるからして、我々はその結末に、驚くべき結句を見るがために、その小説の価値を定めてしまうのだ。



こういう推移を、普通、我々は意識しないのだが、小説執筆狂にでもなると、その推移が気になり、頭が狂う程に、その結末に驚嘆するのであって、我々は小難しいことを考えているようで、実質的には、余り考えていないのではないかと、邪推するまでに、小説執筆狂は異常でもある。



何が何でも、小説を書くと決めたからには、その我が人生を放り投げてでも、執筆に命を賭けるという異常事態をも小説にし、ものの見事に、その小説が、価値もなく、金にもならず、誰からも読破されない位置でも、狂いに狂う、小説執筆狂の現在なのである。

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