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⑺『小説執筆狂』

⑺『小説執筆狂』



所謂、モードに入れば、事細かく言葉は現出し、整頓され、文章としてまさに眼前に打ち込まれる、と言う訳なのであるが、それがまた、不可思議でもある。考え過ぎると、文字とは一体何だろう、という意味不明な次元で思考が始まるのである。



何、文字は文字さ、と人は言うだろう。確かにそれはそうなのである、ただ、小説執筆狂にとっては、かけがえのないものだから、文字の崇高を見る時に、次元を超えた崇高が見え始めるのである。果たして小説は、文字であったか、文章であったか、と言う風に。



何の面白みもない、我々が、信ずるところの、小説執筆狂の位置は、様々に荒野を超えて、ありとあらゆる実験をも内包し、奇跡の墓地まで通じるにあたって、我々が我々であるために行動するところの、小説執筆狂なのであるから。

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