死闘! ウンコマン
ウンコをした。ウンコをした。ウンコをした。数え切れないほどのウンコを漏らし、また、雲鼓擂朧も同様に、沢山のウンコを漏らした。
そして、一週間後、決着した。雲鼓擂朧は、自ら私の許まで向かい、そして言った。
「私の負けだ。頑張れウンコマン‥‥‥貴様がナンバーワンだ」
私は泣いた。家でウンコをするのを我慢し、学校でウンコを漏らすことだけを考え毎日を過ごしてきた。その努力がついに、報われたのだ。
そうして、私はウンコマンになった。
これから、多くのことがあった。ウンコ大会で出てみたものの、そこで競うのはウンコの長さであり、ウンコの長さを極める特訓をしたこと。ウンコ大会でライバルだった、擂朧の弟の雲鼓堕須が私たちの学校に転入してきて、ウンコ部を作ったこと。ウンコ部で、全国ウンコ大会に出場したこと。数々の死闘の末、トップオブウンコマンの称号を手に入れたこと。そして、ウンコプロデビューを果たしたこと。ウンコでギネスに載ったり、オリンピックに出場したりしたこと。
「数々の思い出の末に、ウンコマンは存在する。そのことを忘れずに‥‥‥明日も生きていこう」
ウンコはトモダチ。ウンコはアイドル。
私たちの冒険は、これからだ。