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後編

 私達が今いるのはパモード王国という国の王都ミグム・パモードという街でした。最も古くから病教を国教とした国であり、病教の成立と安定に深く寄与した聖地でもありました。

 フローレンスはまずここから私の信仰を増やしていくのだそうです。


 あくる日の朝、王都の西部、ミドノ川沿いの裏路地を鞄を一つ持ってフローレンスは歩いていました。私は帽子の中に宿っています。冷たい風が吹いていますがフローレンスは平気な様子で闊歩しています。


「寒くないのですか?フローレンス」

「平気よ。この戦闘ナース服と剣はどちらも特別な拵えで、かつてウツジ様の最後の信徒達が北へ南へと治療伝道を行っていた時に着ていたとされる服と、悪鬼を成敗したという剣なの。暑さにも寒さにも悪鬼にも強いわ。正直言って剣は特に使った事はないけどね」


 少し頬が赤らんでいるフローレンスは舌を出して悪戯っぽく微笑みました。


「それならいいのです。ですが、いくらなんでも危険ではありませんか? 病教の総本山が目と鼻の先にあるのでしょう?」

「それだけに病教の闇が最も濃い場所でもあるのよ。それにいきなり大通りで布教活動をする訳じゃないわ。そんなのいくつ命があっても足りないから」

「では何をするのです?」

「まず医術という存在を大衆に知ってもらうの。ウツジ様の全盛期からは想像もつかないでしょうけど。いまや医術や治療という言葉すら破廉恥で汚らわしいものになっているの。実際に行うなんて事は背徳的で冒涜的で邪教的な唾棄すべき堕落行為と見なされているわ」

「そこまでの事になっているのですか……」


 私は帽子の中から、護岸された薄汚いミドノ川の対岸でカラスが鳴いているのを眺めながら言いました。


「それも今のうちよ。ウツジ様もさっき集まっていた人達を見たでしょう? みんな本当は苦しみから逃れたいの。試練だか使命だか知らないけど。そんなものは欺瞞よ」

「医術は出鱈目でしたけどね」

「そ、それはごめん。私達も文献を漁り漁り手を尽くしたんだけど……」


 私は何となく帽子越しにフローレンスの頭を撫でました。


「別に責めてはいません。全てはこれから、ですね。それで具体的にはどうするのです? 医術を知ってもらうというのは」

「さっきみたいな闇治療とこれからする薬の売買よ。二つとも医術を知らしめるだけでなく私達の資金源にもなってるわ」

「何だか悪い事をしているように聞こえますね」

「実際この国で、いえ病教世界では悪い事だもの。それに医術でお金を稼いではいけないってわけじゃないんでしょ?」

「もちろんです。ただ、いつか信徒が増えて、寄付で組織を運営できるようになったなら富める者も貧しき者も平等に治療して欲しいです」

「ええ、もちろん」


 ふと川下から進んでくる船が見えました。その船は何か唸り声のようなものをあげて進んできます。船上には様々な服装の人々が乗っているようです。


「フローレンス。あの船はなんですか? 獣のような鳴き声を出しています」

「動力船よ。ウツジ様。あれは乗合船。ここは水路の多い街だからね。あれが人々の足なのよ」

「私が知らぬ間に人の力も随分大きくなったのですね」


 もしも医術を忘れていなければもっと大いに進歩していたかもしれないと思うと罪悪感が重くのしかかりました。


 フローレンスは石を積み上げた護岸壁に近寄り、鞄から小さな包みを取り出して船の方を見ました。船の方では船尾のほうで男が身を乗り出しています。船のすれ違いざまフローレンスが包みを投げ落とし、それを受け取ると男は紙束を投げ渡しました。


「毎度!」


 男の威勢のよい声が冷たい空気の中で届き、動力船の唸り声は少しずつ遠のいていきます。


「それは?」

「これはただの新聞。私が渡したのは薬。ああやって人づてに街全体に薬を広げているのよ」

「思っていたよりも手広くやっているみたいですね」

「何だか悪い事をしているみたいに言うのね」

「この国では悪い事なのでしょう?」


 二人して笑いました。対岸のカラスはもう鳴きやんでいました。


「これを何人かとの間で行うの。今日はこれでお終いよ。日をずらしておきたいからね」

「これに関しては私の出番はなさそうですね」

「そうね。でも医術の知識が必要になる場面もあるかもしれないわ」

「フローレンス」


 若い男が物陰から声をかけてきました。随分息が上がっています


「コーディ。こんな所でどうしたの?」

「若い僧の一人が何らかの病気にかかったらしい。風邪やなんかではないそうだ」

「先にアジトに戻っているわ」


 そう言ってフローレンスは走り出しました。


「一体どうしたというのです?」


 私の問いにフローレンスは息を切らしながら返します。


「病教会内部に信者を作っておきたいの。医療の力を見せつけて仲間に引き入れるっていう算段よ」

「そう上手くいくでしょうか」

「上手くいかなくたって何度でも試してやるわ。全員が全員敬虔深いイアメイ神の信徒なわけでもないはずよ」


 ミドノ川沿いの裏路地を走り抜け、アジトのあるポルワン区に戻ります。間に空き地を挟んで表通り側には酒場として運営している建物、水路に面した裏通り側には倉庫に偽装した建物があります。フローレンスは裏通り側から建物に入った。


「話は聞いた!? エイルマー! ジリアン!」


 しかし誰もいません。返事もありません。一人は必ずこのアジトに居るはずなのに。

 フローレンスは舌打ちし、入って来た扉から出ようとします。しかし外には大勢の気配を感じました。フローレンスは剣を抜き、空き地の方へ行きました。


「何が起こっているのですか? 剣なんて抜いて何と戦うのですか?」

「はめられたわ。おそらく病教の連中。コーディに裏切られたのね」

「そんな」


 空き地は凄惨な有様だった。枯れた下草しかなかったはずの空き地は赤茶色に染まっていました。いくつもの死体が空き地の真ん中に積み上がり、今なお血を流していました。


 フローレンスは拳を握りしめ、積み上がった死体を見下ろします。


「一応聞くけど」

「無理です」


 震える声のフローレンスに私は現実を突き付ける事しかできませんでした。


「そうよね」


 どれほどの信仰があっても黄泉へと去った者の蘇生は私の領分ではありません。


「得意の医術はどうしたね!」


 酒場の方から数人の男達が空き地に出て来ました。倉庫側からも何人か出てきます。獣の毛皮をあしらった鎧を身に纏ってます。


「何者です?」


 私は囁くように言いました。フローレンスもまた呟くように返します。


「病教の連中よ。異端審問官とかいう嗜虐趣味の屑ども」


 フローレンスは何も言わずに剣を構えて一団の長と見られる男を睨みつけます。


「おやおや。治療が君の仕事だろう? 剣なんて使えば怪我人が増えてしまうじゃないか。さあ剣なんて捨てて仲間を治療したらどうだ」


 男は人差し指を経てました。

 ほとんど同時にフローレンスが呻き声をあげます。左の肩に矢が刺さっていました。倉庫側に居た男の一人が弩を構えていました。


「さあさあ治療とやらをしなければ死んでしまうのではないかね」


 私は帽子のままフローレンスに囁きます。


「フローレンス。痛むでしょうが我慢してくださいね」


 私はフローレンスの傷を再生させました。弩の矢は押しだされて地面に落ちます。


 男達の間に動揺が走ります。フローレンスも動揺しているようでした。


「ウツジ様。奇跡は起こせないんじゃなかったの?」

「私が奇跡を行えるのは信じる者に対してのみです。類稀な信仰をお持ちのフローレンスの傷を再生するくらいはわけないです」

「あ、悪魔め! 弩隊構え!」


 男は手を高々と振り上げました。

 しかし振り下ろす前に轟音が鳴り響きました。空高くから、何かが落ちて来たようです。土煙が湧き、何も見えなくなりました。フローレンスはこの機を逃さず振り返り、男達の間を縫って倉庫から飛び出しました。


 目の前には水路があるはずなのに視界は真っ暗です。それは大量のカラス達で一斉に鳴きながらフローレンスに襲いかかってきます。


「一体なんだっていうの!」


 持っている剣を闇雲に振るいながら、フローレンスは逃げ惑います。気が付けば表通りに飛び出していました。昼を過ぎたばかりの表通りは瞬く間に恐慌状態に陥っています。しかしカラス達は一羽として目移りせず、襲われているのはフローレンスだけでした。


 フローレンスが何羽かを仕留めると、カラス達は鳴きながら飛び去ります。しかしあちこちの屋根の上にとまり、こちらを窺うように見つめてきました。


「芳烈なる奇跡の臭気に誘われて来てみれば、随分溌剌とした子がいるね」


 その甲高い声の主を探し求めて視線をさまよわせると、酒場の扉から巨大なカラスの頭が覗いていました。離れた両の眼で距離を推し量るように何度も首を傾げてこちらを見つめています。


 私は思わず息を呑みました。それは間違いなく神の一柱です。


 巨大なカラスの頭が身を捩りながら酒場の扉から出てきます。カラスの体の下には青白い人間の体のような四肢が付いていました。その体は二階の窓を覗きこめるほどの大きさで、背中にはカラスのような漆黒の翼がついていました。また片手には節で捩じれた丸太のような杖を握っています。


「フローレンス!」と、私は叫びました。


 フローレンスは即座に飛び退き、カラス巨人から逃げるように走り出し、路地の一つに飛び込みます。


 私の頭は突然打ち据えられたかのように混乱していました。あの姿は神々の戦場で何度も見た事があります。奴の杖に叩きつぶされた戦士達の凄惨な表情は今でも目に焼き付いていました。血に濡れる手で私の手を握り、助けを求める感触が蘇ってきました。助けて、そう哀願する声が、目が。


「ねえ! ウツジ様! ウツジ様、聞いてる!?」

「は、はい。何ですか?」

「あれが何か知ってるの?」

「あれは、病神イアメイの眷族です。伝染病の神にして、夜を飛ぶもの達の守護神エウガルプ」

「神!? 何でまたそんな奴が来たのよ」

「分かりません。私の奇跡に気付いてやって来たようですが、そもそも何故顕現しているのか。もしかしたら私と同じように誰かに呼び出されたのかもしれません」

「だとしたら病教の連中ね。忌々しい!」


 あちこちで悲鳴が聞こえてきます。人々が恐れ、逃げ惑い、命乞いをしていました。それはある意味戦場よりも遥かに悲惨な状況です。

 フローレンスは物陰に身を隠して息を整えます。


「どうすれば奴を倒せるの!?」

「馬鹿な事を言わないでください! 人の身で勝てる相手ではありません」

「じゃあどしろってのよ!?」

「それは……」


 エウガルプが暴れているのか破裂音が何度も何度も轟いています。岩を砕くような音、ガラスが割れるような音、肉を引き裂くような音。


 次の瞬間、大通りの方から何かが飛んできて壁にぶつかり弾けました。赤黒い液体が辺りに散乱します。


 フローレンスは咄嗟に身構え、その何かを凝視します。それは最早生き物であったものとしか言えませんでした。


「このまま奴が人殺しに満足して帰るのを待つしかないの? ねえ!? ウツジ様!」

「だって仕方がないじゃないですか!?」

「仕方がない?」

「皆痛いのは嫌でしょう? 皆苦しいのは嫌でしょう? それが分かっていて、傷つくと分かっていて、死ぬかもしれないとさえ分かっていて、敵と戦えと誰かに言うのは嫌なのです!


 フローレンスは黙っていました。それでもエウガルプの起こす騒音は絶え間なく続いていました。


「あの巨体ですから、狭い路地に入る事を警戒しているのでしょう」

「私達を誘い出しているという事?」

「ええ、ですから今の内に」


 そこへ男と四人の子供が慌てて迷い込んできてしまいました。兄弟にしてもそっくりな子供達です。

 そこにエウガルプがいるのか、私達には目もくれず男達は見上げるように立ちつくしています。こちらへ、私がそう言おうとすると、男は子供達を盾にして跪き、命乞いを始めました。


「何て事を!」


 私は憤りましたがフローレンスは何も言いませんでした。

 私が代わりに何かを言おうと逡巡した一瞬で、丸太のような杖の先が伸びてきて子供達を叩きつぶしました。男は血まみれで、しかし無傷で、蹲りながら一心不乱に祈りのようなものを唱えています。


 帽子に宿っている身には涙も流れません。無垢な四人の子供が死に、浅ましい男が一人生き残った。エウガルプは私に見せつける為だけにこのような事をしたのでしょう。


「今のはとても勇敢な行為なのよ」


 フローレンスが唐突に臆面もなく言い放ちました。


「何を言っているんですか!? フローレンス! 親ならば身を呈して……」

「それは貴女が逃げる前の話でしょう!」


 頭が真っ白になりました。言葉の意味がばらばらに砕けたようで、フローレンスの言った事が認識できませんでした。


「今は……違うというのですか?」

「言っていたわよね。医術がなくては平均寿命も大いに下がり、文明が停滞するとかなんとか」

「ええ」

「その通りよ。つい二百年前まで人類は滅びに向かっていた。時代を経るにつれ医術が失われていき、平均寿命はとても下がった」

「二百年前に何があったのです?」

「戦略を変えたのよ。少数の個体を大事に育てる戦略をやめて、多数の個体を生産し続ける戦略へと。そりゃそうよね。そもそも大事にする方法が失われていくのだから。その為の人工子宮や術式が発明されたのが二百年前。それ以前から病教は存在したけど躍進したのはその辺りからよ」


 フローレンスはただ事実を言い聞かせるだけとでもいうように淡々と説明しました。


「人を……生産」

「人類の価値観は大きく変わった。まだ生殖能力のない子供の社会的価値は無に近くなった。あの男は愛する子供四人を犠牲にして、これから生まれるより多くの子供達を守ろうとしたの」

「それも全て、私が」

「信仰の話をするなら人類は生贄を捧げ続けてるだけね。病の神が鎮まる気配はないけど」


 フローレンスは帽子を脱ぎました。ひっ詰めた豊かな髪が解けて背中に流れます。

 私は人の肉体を再構築し、フローレンスの前に立ちはだかりました。


「やめてください。行かないでください。だからと言って、行ってどうしようというのですか?」


 フローレンスは顔を見ず、私に帽子を預けました。


「私がやるべき事をやるの」


 フローレンスは剣を抜き放ち、大通りの方へ歩いていきます。


 私は震える手で受け取った帽子を握りしめると膝から崩れ落ちてしゃがみ込んでしまいました。全身に震えが広がっていきます。寒さが人の肉体に沁み込んできます。


「ようやくお出ましかと思ったら一人ぼっちじゃないか。臆病者のウォイリフクはどうしたんだい?」


 エウガルプは私に聞こえるよう劈くように喋っています。フローレンスの声は聞こえません。


「まったく、元神とはいえ、あれは神の面汚しだね。君もそう思うだろう? 人間のお嬢さん。ん? 剣なんて構えてどうする気だい? 私は神も恐れる神という事だよ?」


 エウガルプがカラスのような鳴き声で喚くように笑いました。


 私の体の震えは止まりません。今にもばらばらになってしまいそうです。


「ほうら。言わんこっちゃない。救いを求めてもいいんだよ? 誰に祈るも君の自由だ。一柱はあらゆる病を与えてくれるだろう。もう一柱も疫病を与えてくれる。もう一柱も何かしらは与えてくれるだろう。逃げていなければの話だけどね。おおっと少しやりすぎたかな。残り三本だ」


 フローレンスの喉が張り裂けんばかりの悲痛な叫びが響きます。


 涙が止まりません。この期に及んで動けない私の情けなさに嫌気がさします。

 涙に濡れる帽子は仄かに光っていました。その光は……。


 私はバネのようにはね起きます。路地を駆け抜け、エウガルプの前に立ちはだかります。

 エウガルプは右足でフローレンスの足を踏み潰していました。

 私は落ちていた片手剣を拾い上げ、思い切りエウガルプの腿に突き刺しました。エウガルプが悲鳴を上げて飛び退いた隙に帽子に宿り、フローレンスの頭に収まります。次の瞬間にはフローレンスの足を元通りにして見せました。


「大丈夫ですか? フローレンス」

「大丈夫な訳ないでしょ! 死ぬかと思ったわ」

「でも私を信じてくれていたんですよね?」

「協力してくれるって約束だったからよ。そんな事より神様ってのはどうやって倒せばいいの?」

「本来なら私が直接攻撃すればいいのですが、いまはフローレンスがいなければ奇跡を起こせません。ですので私を被ったフローレンスが斬りつけなくてはなりません」


 エウガルプが気を取り直して杖を構えました。その目は怒りに燃えています。

 カラスの大群が呼応するように劈きます。


「私、剣術なんて使えないんだけど」

「え? で、ではなぜ剣など」

「護身用よ。悪い?」

「悪くありません。それならとにかく突っ込みましょう」

「死んじゃうわよ!」

「死なせません!」

「信じてるからね!」


 フローレンスは全速力で真っ直ぐに駆けだしました。


 エウガルプの巨大な杖が真っ直ぐにフローレンスを目がけて突き出されます。

 すんでの所でかわしましたが鈍い音が腕を砕かれた事を知らせました。一瞬で傷一つなくなりますが痛みはなかった事になりません。それでもフローレンスは少しも怯む事なくエウガルプの腿を目がけて剣を突き出し駆け抜けます。群がって来たカラスを貫通し、押し退けようと繰り出された杖の柄を潜り、腿に突き刺しました。


 私は全力で治癒の奇跡を起こすとエウガルプは布を引き裂くような悲鳴と共に消え去りました。

 フローレンスは膝をついて崩れます。


「ウツジ様もやればできるじゃない」


 私も人間の肉体で顕現し、フローレンスの体を支えました。


「お陰さまです。ありがとうございます」

「覚悟は出来た?」

「ええ。きっと信仰を取り戻し、神性を取り戻し、戦線に復帰してみせます」


 もう迷いません。もう怖気ません。私を信じてくれる人の為に。

ここまで読んで下さってありがとうございます。

ご意見ご感想ご質問お待ちしております。


久々の異世界ファンタジー。

話の構造が「フランク&アーヴィング」と同じような感じになってしまった気がする。

どちらも思いついた世界設定が収まらなかった結果。

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