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この世界のエロスは間違っている

作者:榎本快晴
「僕は……この異世界でハーレムを築きたいんです!」

魔王討伐の勇者として異世界召喚された僕は、目の前の女神様にそう熱弁した。
チート能力を駆使して大活躍し、数多くの女性から好意を寄せられる……そんなテンプレながらも王道な異世界冒険譚を僕は望んでいた。

しかし欲望丸出しの僕に対して、女神様は冷徹にこう言い放つのだった。

「いくらあなたがチート能力で活躍しても、この世界で異性から好意を寄せられることはありません。絶対に」

女神様曰く、異世界人類は地球人類とまったく異なった性的価値観を持っているため、決して僕がモテることはないということだった。

「異世界の人類は、ステータスの数値に性的な魅力を感じるんです。チート能力を得て『規格外』となったステータスは恋愛面で無機物のように扱われます」

あまりに理不尽なカルチャーギャップに愕然とする僕。さらに明かされる異世界の斜め上な性観念に落胆する僕だったが――

「なお、この世界では肌の露出に対する羞恥心は存在しません。風呂や更衣室も男女で分かれていません」
「女神様。僕にこの世界を救わせてください」

いろいろあってこの世界を救うことを決めたのだった。


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