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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

煌星皇シュプリゼア

作者: 白黒明夢

「よーし、今日も頑張るぞー!」

ルエン・デルタロッソはそう意気込むと、意気揚々と仕事に出かけた。


創生歴0195年、かつてこの地球では大きな戦争があった。

今は平和となり、世界に刻まれた戦争の傷も癒えてきている。

この世界では魔法と科学が両立しており、双方の力を持ってこの世界が成り立っている。


ルエンは、とある街に暮らす12歳の少年だ。

彼はこの年で仕事をしている。

この世界では12歳になると働く事ができるのだ。


ルエンは魔法を使って冒険者のボディーガードをしている。


「今日のボディーガードは、っと…」

そうやって街を歩いていると、大きな声と爆発音が鳴り響いた。


「なんだ!?」

急いで音のする方へ行くと、大きな魔獣と巨大なロボットが暴れていた。

ロボットは押されていて、魔獣が見たところ有利だ。


大きな音とともに、ロボットが家屋に突っ込み動かなくなった。

魔獣はロボットに興味を無くしたようで、他の人たちを襲い始めた。


ロボットはコックピットを開き、中から女性が出てきた。

「痛っ…」

傷だらけの女性。

それを見たルエンは


「皆が危ない。あのロボット強そうだし、あれに乗って魔獣を倒せないだろうか…」

そう考え、ロボットへと向かうルエン。


「ちょっと、君…!?」

「ごめんなさい、借ります!このロボット!」


ロボットにルエンが乗り込むと、ものすごい力がルエンを通してロボットに流れ込んでいるようだった。


「これは…!」

女性は驚き、そして

「あなたなら私より動かせるかもしれない…!この子の名前はsuprezeaシュプリゼア。私がサポートするよ、操縦してみて!」

「シュプリゼア…」


ルエンが思いっきりレバーを動かすと、シュプリゼアは再び立ち上がった。


魔獣がシュプリゼアに気づき、向かってくる。

「うおおおおお!」

叫びながらレバーを動かすと、シュプリゼアはパンチを繰り出す。

拳が魔獣に激突し、魔獣がたじろぐ。


そのまま蹴りを入れ、魔獣を投げ飛ばす。

あまりにも予想外の敵だったのか、魔獣はそのまま逃げていった。


「…ふぅ」

「あなた凄いね!こんなにシュプリゼアを動かせるなんて!」

女性はルエンに語りかける。

「ねぇ!あなた私と冒険者やらない?」

「え?」

唐突な提案に、きょとんとするルエン。

「あなたの力と、このシュプリゼアがあれば楽しい冒険ができそう!」

「わ…わかりました。」

そう言われ、2人と1体の冒険が始まるのだった。

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