表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

異世界生活終了の危機 part2

「ごめんなさい…覗く気はなかったんです!」


おれは物陰から勢い良く飛び出て、ほぼおでこが足に当たるぐらいまで頭を下げた。


「ほんっとうにごめんなさい!」


それでもメイドさんはおれを変な目で見るのをやめてくれない。


「じゃあなんでそんなところに隠れていたのかしら。」


「えーと、それは……」


まずい、あなたが怖くて隠れちゃいました!何てこと言えない……。


メイドさんがおれを見る目がどんどんきつくなっていく。


「まあもうそのことはいいわ、別に子供に見らた所で何も問題ないわ」


た、たえたあああああ。


「それよりも、あなたどこから見ていたの?」



「私の着替えているところ、全部見たの?」


背中から変な汗が湧き出てくる。


「……はい…」


「しっぽや耳が生えるところも?」


「はい……」


殺される……


「あなた、私の部屋に来なさい。」


終わった、おれの異世界生活終了のお知らせ


しかし気のせいだろうか。


お風呂に入っていったメイドさんの顔が少し赤かったのは。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ