第二十六話 初めての合同依頼
投稿遅れましたー。
今、俺は氷像を見つけたところにまた来てしまった。と言っても、一人でと言うわけではない。
まず、またもここに来る事になった原因は、あの組合長の依頼にある。
その依頼って言うのが、「あるパーティと一緒にその周辺を調査してほしい」と言う物なのだ。
で、そのパーティって言うのがA級冒険者パーティ『紅蓮の咆哮』だ。
「おぉ、ホントに氷像があるんだな。」
今のが紅蓮の咆哮のシーフ、レオン。シーフってのは所謂斥候だね。索敵とかそーゆーのが得意らしい。獲物はナイフ。青髪で多少目つきの鋭いイケメン。
「気をつけてね。組合長が言うにはだとこれはフローズンバンシーの仕業かもって話だから」
「おぅ。分かってる分かってる。」
アリオナ。紅蓮の咆哮の魔法使いだ。さっき戦闘時に見たけど魔力制御が凄い上手いタイプの魔法使いだ。主に風と火の魔法を使う。桃髪の美人さん。
「どうする、エグニ。このまま調査を続けるか。」
「そうだね。思っていた以上にこれは厄介そうだ。それでも依頼もあるし。何より凍らされたこの人達のためにも原因は突き止めたい。」
「了解した。エグニくれぐれも気をつけろ。」
リーダーのエグニと重戦士のオーグ。
エグニは珍しい二刀流使い。紅蓮の咆哮のリーダーを務めてるだけあって、凄い強い。THE・好青年って感じの金髪イケメン。オーグは.......タフ。フローズンゴーレムの攻撃を真正面から止めてんの見たときは普通に驚いたね。
「ここに着く前に他に怪しい箇所などは見てないかい?」
っと、聞かれてしまった。まぁでも、特には無かったような気がするな。あったっけ?あっ、
「特には何も。ただ、この近くの洞窟の入り口へ行ったときはそこだけ他よりも寒い気がした。」
そうなのだ。アレはたぶんなんかある。
「そうか。ありがとう。それじゃあ、取り敢えずはそこに行ってみよう。」
「そういえば君ってこの辺じゃ見ない顔だよね。」
アリオナに聞かれる。そりゃそうだ、異世界人ですから。
「あぁ、最近ここに来た。今まではレヴィオルに居たんだ。」
「レヴィオルかぁ。レヴィオルでも黒髪って見ない気がするけど...。」
「まぁ。異世界人だからな。」
「「「「えっ!?」」」」
おっと、別に隠してることでもないから言ったけど全員に反応されたな。
「レヴィオルで数ヶ月前に行われた勇者召喚。それによって呼び出されたんだ。」
「てことは、勇者様って事?」
「あぁ、そういうわけではないな。勇者召喚によって呼ばれたが巻き込まれたみたいなモノだからな。」
「巻き込まれた??そんなこともあるんだ。」
「そういえば、まだお前の戦闘見たことないな。次魔物が来たら任せても良いか?」
「全然良いぞ。」
「いいよな?エグニ。」
「あぁ。構わないよ。僕たちも仲間がどんな戦い方をするか、知っておいた方が良いからね」
そんな感じで次の戦闘は俺がやることになりましたとさ。
そんな話をしながら歩いていると出ました魔物。フローズンゴーレムだね。攻撃力と耐久力の高い魔物だ。炎の魔法に弱いらしいけど。流石にクトゥルフは無しだよなぁ。
どーしよ。まぁ、普通に切りゃ良いか。血武器使うのもアレだからなぁ。よし、公爵家でもらった刀使うか。そー言えば名前考えてなかったな。また今度考えとこ。
「よし、マシロ。お前は紅蓮の皆のとこに行っとけ。」
「キュウ!」
抱いたままだと戦えないから離れとけって言ったら首に巻き付いてきおった。かわええなぁ。まぁ、手はあくし良いか。
取り敢えず。腕の振り下ろしをよけて軽く切りつける。
んー、堅い。まぁでも、切れないことはない。
再び振り下ろしをよけて。
切る
おっけー。両断できたね。んー、いいねぇ。良い刀だ。
「両断.......した.....?」
「うっそぉ......」
あ、やり過ぎた。
さて、言い訳考えないとなぁ。
投稿が遅れて申し訳ない。なにぶんモチベが...。って事でね。新話投稿です。誤字などあったら、気軽に教えていただけると嬉しいですねぇ。
紅蓮の皆はちょくちょく登場する予定ですねぇ。