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巻き込まれ召喚者の異世界漫遊記  作者: 塩レモン
第一章 レヴィオル皇国編
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第十話 騎士団長vs平坂庵

やっと戦闘パートが終わります。

Side:平坂庵

騎士団長なぁ。マジで隙ないなぁ。取り敢えず...

「ッッッ......!!!」

うーむ、よけるかぁ。受けてくれたら儲けものだったんだけどねぇ。

「舐めて弾こうとはしませんかぁ。残念。」

「あんなもの弾こうとしたらオレの剣が真っ二つにされるからな。ハッハッハ」

軽く笑いながら言うベリルさん。うん、強い。

取り敢えずもう一個ギア上げていくか。


Side:ベリル

なんだこいつは。この男はやばい。さっきの一撃、おそらく『居合い』と呼ばれる技だろう。受けてたら確実に剣が持っていかれてた。ヘラヘラして型も何もない自然体。それなのに()()()()

身体強化をかけ、攻める。正面からの踏み込みはすべていなされる。


間違いない。こいつは、オレよりも上手い。


少し卑怯だが仕方ないだろう。相手の剣を弾くと『烈震脚』を放つ。『烈震脚』。それは脚を地面に打ち付けると主に魔力を流し込み地を揺らす技だ。

「うわっぷ..!」

いきなり地が揺れて多少の隙が生まれる。

ここッッ!!

オレは渾身の一撃を放つ。

明確な隙に剣を打ち込んだ。確実に剣は当たるはずだった。それなのに、

キィィィィィンンン!!!!!

甲高い音を上げオレの剣は弾かれる。

あり得ない!!

動揺してしまったのが徒となった。

一瞬で体勢を立て直され距離を詰め喉元に剣を突きつけられる。


さすがにこれは負けだ。

「オレの負けだな。」

「ありがとうございました。」

刀を引きながら礼を言う平坂庵。

あんな動きをして息一つ切らしていないとは、たいした男だ。

オレももっと鍛錬が必要なようだな。


Side:倉敷桜花

「ねぇ、なんかイオリン強くない?」

「アレってホンマにウチらとおんなじとこから来た人なん?」

心音ちゃんと綾香ちゃんがそんなことを言うけど私もおんなじ質問したいよ。

私は平坂君とよく話してる花音ちゃんに聞く。

「花音ちゃんは平坂君のこと知ってたの?」

「あ~、うんまぁ、聞いたことはある。実際に見たのは初めてだけど。」

「え!?花音ちゃんアレ知ってんの!?教えて!!」

「ウチも知りたいなぁ。」

二人が詰め寄ってる。二人ほどじゃないけど私も気になる。

「えっとね、庵は特殊でね。心肺機能が人より強くて思いっきり息吸うことで血の流れが極端に速くなって、運動能力とかが上がるんだって。」

「なんそれエッグ...」

「す、凄いなぁ」

「あ、それと剣術の道場にも通ってたらしいよ」

そんな話に驚愕しながら試合を見ていたらもっとあり得ない光景が目に入った。

「か、花音ちゃん!!あれどーゆーこと!?なんであれで切られなかったの!?」

「完璧に対処できなさそうな一撃やったけどなぁ。」

ベリル団長が足を踏み出した直後、平坂君は大きくバランスを崩した。その上刀は団長に弾かれていたので確実に切られるはずだった。それなのにベリル団長の剣は弾かれて逆にベリル団長が首に剣を突きつけられる結果になったのだ。

「皆は普段人間が脳を何%使ってるか知ってる?」

皆の質問に花音ちゃんはそんな質問で帰す。

「え?えっとぉ...わかんない!。」

「10%とかやったっけなぁ確か。」

「綾乃ちゃん正解。」

「え!?そんだけしか使ってないの?」

「うん。でも庵は50%まで使えるらしいよ。」

「50!?なんで!?」

「生まれつきらしいよ。反射神経とか理解力とか動体視力が大幅に上がるらしいよ」

「だからあんな無理な状態から剣を弾けたんかぁ。」

「詳しいことは本人から聞いた方がいいよ。」

平坂庵君。何者なんだろう。また今度ちゃんと話さないといけないかもしれない

助けて、戦闘シーンの書き方が分からない。勉強します。なんなら多分書き直します。(いずれ)

はい、と言うわけで素でチート性能抱えてた庵さんでした。これから先もちゃんとチートします。

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