あとがき
ここまでお読みいただきありがとうございました。いかがだったでしょうか?
え? 残りがこれだけだったならさっさと書け?
はい。そうですよね。筆者もそう思います。
他の作品を書きたいのであとで書こう、というのを繰り返した結果、ずるずるとこれだけの時間が経ってしまいました。
反省しています。もうしません……多分?
とまあ、それはさておきまして(さておくな、というツッコミは聞こえない体質になりました)、本作はエロいエルフのことをエロフと呼んでいるのをどこかで見かけた筆者が、エロフという淫魔がいて、エルフと取り違えられるというコメディ的なことをしたら面白そうだな、一発ネタから始まりました。
ちなみにそれを思いついたのは高校の同窓会で、昼間から公園で飲むという謎なことをやっていたときでした。同窓会なのでもちろんこういったネタを話していたわけではなかったのですが、酒が入ると変なことを思いつくというのはよくあることでして……笑
と、そんなわけで酔っぱらって帰宅した後に第一話を書きなぐりました。
当初は公開など考えておらず、もし公開するとしても第一話だけを短編として公開し、「続きません」とするつもりでした。
ではなぜ短編にならなかったのかと言いますと、実は筆者は普段、クオリティを担保するために執筆後に一晩おき、翌日に校正してから公開するということをしております。本作もそのようにしたのですが、校正段階になって続きが書けそうだと思い、つい出来心で続きを執筆してみてしまいました。
するとあれよあれよと結果結構な量となり、それならば長編として連載してしまおう、ということでこのようになりました。
元々一発ネタで始まったということもあり、どうせなら、ということで読者参加企画も織り交ぜ、好き放題遊ばせていただきました。普段はコメントが作中へと反映されることは基本的にありませんので、予想外のコメントにリリスが動かされるなど、筆者としても楽しむことができました。
読者の皆様にも、楽しんでいただけましたのなら幸いです。
さて、続きをまだまだ書けそうな展開ではありますが、日本に残された弟妹と強欲夫婦の問題が片付き、さらにイストレアでの問題も片付いて一区切りとなりましたので、本作はここで完結とさせていただこうと思います。
ここまで応援していただきありがとうございました。また次の作品でお会いしましょう。
一色孝太郎