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その手をのばして  作者: さつき
8/21

真幸⑧


「うわぁ………」

頭が働かなくて気がつかなかったが、下着はすでに洗濯行きだった。

頭を抱えたくなる。


(欲求不満か?)


あまり欲はない方だと思っていたが、夢のせいかしっかり反応していたらしい。

軽く洗ってから、その他の洗濯物と一緒に回す。

ため息をつきつつ、少し熱目のシャワーをあびると、目が覚めてきた気がした。


(しかもなんで、一紀??)


頭が働き出せば、当然の疑問が浮かんでくる。

長い付き合いの一紀だか、当然、そういう対象として見たことも考えたこともない。


シャワーを浴びたことで少しさっぱりした気持ちで、バスローブに袖を通す。

本当なら洋服を着たいのだが、一紀が眠っている寝室に行く勇気はなかった。


(一応置いておけばよかった)


洗濯物は一息ついた後に丁度干そううなので、軽く髪をふきながら、リビングにいって固まる。


「おはよう。コーヒーでいいか?」


にこやかに声をかけてきたのは、まだ寝いてるはずの一紀だった。



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