弱小高だって天才はいる
私の名前はゼウス
小学校からサッカーやってる。
そんなゼウス君のお話。
四月。高校生になったゼウスは、なにもせずただ高校生活を送ろうとしていた。
入学式も終わり晴れて高校生になった。
部活なんて入る気なかったゼウスにヒュプノス先輩がゼウスをサッカー部に無理やり入れた。
ゼウスは、自信がなくサッカーなんてやりたくなかった。ゼウスは中学時代ずっとベンチであったからだ。
だが弱小高であった
ゼウスはノリに乗った。始めての練習周りは初心者か?ってくらい下手くそであった。
だがガイア先輩とヒュプノス先輩は違ってすごく上手であった。
天才?いやそれ以上。神だ。
月日は流れ試合だ。
ゼウスはスタメンであった。
しかし激しい競り合いがあってゼウスは疲労困憊。試合も8-0で負けた
敗因?そんなもの弱小高に存在しない。弱いから負けたのだ
ゼウスは決めた。おれがこの弱小高を最強にしよう。常勝軍又はゼウス軍と呼ぼう。
キャプテンのモロスを階段から突き落とし天へ葬りゼウスはキャプテンとなる。
一年にしてキャプテンになったゼウスが始めたことは練習だ
ゼウスは鬼となり先輩後輩関係なく吐かせるほど走らせた。
部員は15人から5人に減った。
ゼウスはこの程度じゃビクともしない。
新しく部員を集めればいい。わたしは神だ。
10人ほど神を集めた。これなら勝てる常勝軍だ。天に叫んだ。
顧問のガイアに練習試合を組んでもらった。
一蹴。23-0。
ゼウスは泣いた。なにが足りないのか。一晩考え寝た。
ゼウスの心に母の言葉が響いた。
雑魚は雑魚なりに立ってろ。天才が雑魚を蹴り飛ばす。
ゼウスは立ってるのではなく、蹴り飛ばすことを心に誓った。高2の夏
高3になり神々も増えた。
ガイアに練習試合を組ませた。
1-0。勝つことは無謀だ
公式戦も練習試合も勝てない。
引退までには一勝を。
勝てないことに疑問はない。
なぜ対戦相手はあんなに上手いのか。と考える。同じ生物とは思えない。
そのように考えてるとトーナメントが始まる。負けたら脱落。ゼウスはそこで勝てなかったら天へ向かおうと心に誓った。
ゼウスは天へ向かった。