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第33話

 キョウイチたちに宛てがわれているという部屋の前に着くと、ちょうど中からお目当ての人物らが出てきた。案内してくれた兵士に礼をいう。彼は偉く真面目な性格のようで、案内してくれている道中全く無駄話をしなかった。歩き方を取ってみてもきっちりとしている。なかなか将来有望そうな兵士だった。


 「宴会に誘おうと思ったんだけど、これから何か用でもある?」


 彼らを見渡してテツはきいた。全員で部屋から出てきたのだから、何処かへ向かうつもりだったのだろう。行き先は限られているはずであったが、一応たずねてみたのだった。


 「おれたちも向かおうとしてたところだ。行き違わなくてよかったな」


 代表してキョウイチが答える。フードのふたりはとても乗り気ではない雰囲気をまとっていた。大方、キョウイチに押し切られて参加することになったに違いない。


 ふと目をやると、ミコトが髪を乾かすように布で拭っていた。


 「ミコト姉さんは大丈夫ですか? 運動した後……いや、水浴びした後のようですし」


 「え、う、うん。大丈夫だよ。この通り綺麗サッパリだしね」


 「姉さんもさすがですね。暇を見つけてはこうして身体を動かしている」


 「まあ、わたしは帯剣を許されてないからね。だからせめて身体の動かし方を最適化したいと思って。最近になって、ようやく動けるようになってきたんだ」


 どことなくぎこちない表情で彼女は答えた。それを怪訝に感じながらも、女性に根掘り葉掘りとその手の話を続けるのはマナー違反だと思い切り上げる。


 テツはミコトがたゆまぬ努力を続けていることに嬉しくなった。能力が失われたとしても、剣士の魂は失われてはいない。きっとこの姉ならば、いまの自分と斬り合っても五分かそれ以上のことをやってのけるに違いないのだ。草切ミコトは、テツがずっと憧れていた剣士なのだから。


 それに、と内心で苦笑して思う。もはや長年姉弟子にはしごかれているから、癖や欠点はお見通しなほどに知られている。団長とは違った意味でミコトは天敵なのだった。それはおそらく、能力が失われたいま、かつてより大きな意味を持つに違いなかった。


 7人という大所帯になった面々は周囲の注目を集めていた。特にそのうちふたりが噂になっている当事者とくれば、人目を集めないわけがなかった。


 テツは再び不機嫌モードへ移行した。アリアは彼の機嫌を何とか取り直そうと奮闘するも効果は著しくない。遠見テツは、それが良いものであれ悪いものであれ、噂を毛嫌いする類の人間であった。


 見かねたミコトとスイが参戦するも状況は好転しない。噂されているふたりがふたりとも、別々の感想はあるだろうが苦々しい表情である。人の噂はなんとやら、とはいっても昨日の今日ではまだまだ噂も鮮度がいい。どうしようもない問題だった。


 酒宴の席が設けられている部屋に辿り着く。大勢で入室したので一斉に目を向けられてしまった。けれども知っている顔だとわかるとすぐに視線は霧散した。


 「じゃあ姉さん、おれたちは隅の方で大人しく食事でもしているから」


 「りょーかい。飲み過ぎるんじゃないわよ」


 わかってる、と手を振って姉弟は別れた。キョウイチたちはすぐさま料理が置かれているテーブルへと向かう。なんだかんだいって空腹だったらしい。


 ミコトはその様子を意地の悪い様子で堪能したあとテツの隣にやって来た。先に料理を味わっているアリアにどれがおすすめかきいている。責任重大だと思った少女は腕を組んで熟考していた。


 それにしても、とテツは前置きした。


 「今日は珍しい日ですね。ミコト姉さんも団長も健康志向だとは」


 「何それ。どういうこと?」


 きょとんとするミコトに、団長からも酒の飲み過ぎを注意されたことを話した。彼女は難しい顔をしたかと思えば「あの団長がねえ」と小さく笑い声を漏らした。もちろん、部屋の奥にいる本人には聞こえないように。


 テーブルから料理を皿に盛る。女性ふたりはきゃいきゃいと姦しい様子で絶品を探していた。そこまで労力を割くつもりもないテツは目に入ったものを無造作に皿に取る。


 一足早く席に戻ると、向かいのポールが手を揺らめかせた。「やっと他の連中が来なさったか」


 「腹も減ればなりふり構っていられないんだよ」


 彼らの心境を代弁してやる。ポールは納得したような顔だった。


 その彼に抱きつく形でシンシアの姿があった。部屋を出る前はポールの酔いが深かった気もしたが、立場が逆転して彼女が酔い潰れていた。なんとも幸せそうな寝顔だ。


 「滅多にない経験だからなあ。これくらい多めに見てやるさ」


 やれやれといった風にポールは肩をすくめてみせた。つっけんどんな態度の中にも愛情を感じさせる素振りである。彼は優しい手つきでシンシアの髪をすいてあげていた。


 口にしている料理が心持ち甘ったるく感じた。テツは「もう結婚しちゃえばいいのに」と毒づきながら機械的に手を動かす。皿の料理が半分程になって、ようやくふたりは戻ってきた。


 「いやあ、ゴメンゴメン。料理の種類が多いもんだから迷っちゃって。それにたくさん動いたせいかお腹ペコペコなのよ」


 ねー、と22歳と11歳が声を合わせる。倍の年齢差のはずなのに同い年の友人みたいである。ミコトの精神年齢が幼いのか、アリアのそれが老成しているのか、どちらを口にしても楽しいことになりそうもないので黙っておく。


 女性ふたりの会話にテツがときおり混ざるといったスタンスで会話は弾んだ。食べている料理の評価からその材料。故郷の食事事情のひもじさまで、幅広い範囲のネタが話題となった。特にミコトの家のことから道場、そこからテツの幼少期の話になったときは勘弁して欲しかった。けれども獰猛な肉食獣よろしく話に食いついたアリアを止めるすべを持たない彼は泣き寝入りするしかない。


 あんたそれ脚色してるだろという話まで真剣にするからたちが悪い。疑うことを知らない少女は真実と思い込んでいる。いくら抗議しても恥ずかしがっているとみなされるのはどういった摂理が働いているのだろうか。テツのライフはデッドゾーンに差し掛かっていた。


 あの頃のテツはねえ、お姉ちゃんお姉ちゃんって後ろを付いてきてねえ、そりゃあもうおいしそ、じゃなかった可愛い男の子でねえ。ああ、いまもそこそこ可愛いと思うわ。だから落ち込まなくていいから。それでねえ、新しい技を教えてあげるんだけどなかなか覚えられないわけよ。すると泣きそうな目で助けを求めにくるの。お姉ちゃーんってね。それがまた鼻血もので、ん? 例えがわからない? んー、こう母性本能をくすぐる可愛さってことよ。それならわかるでしょ。わたし的には姉弟プレイもいいんだけど母子プレイも捨てがたいと思うのよね。話がずれてる? シャラップ、ここからがいいところなんだから。え、あ、怒らないでよ。わかった、わかったわよ。せっかくアリアに教育してあげようと思ったのに。柔軟さが足りないのよ。テツみたいな頭でっかちがいるから性犯罪はなくなんないのよ。わたしのいってること、わかる?


 どこかネジが足りないと思わずにはいられない内容だった。本気でこの姉大丈夫なんだろうかと心配になってくる。特殊性癖を持つ人間に対して世間の風当たりは冷たいのだ。そのうち「アリアたんカワユス」とかいい出しそうで怖い。できることなら一回りして真っ当な性格に戻ってくれればいいのに。テツは生まれて初めて本気で祈った。


 話の半分を理解できなかったらしいアリアは置いてきぼりをくらっている。「まだまだ勉強不足です」と決意新たにする彼女にテツは待ったをかける。この絶滅危惧的な純粋さを失わせるわけにはいかない。ときどき話の横槍を入れてくる姉貴ぶんの口に料理を放り込みながら個人の尊重という概念を説く。アリアはいたくお気に召したようだった。うまいこと話を逸らすことに成功したテツは小指の先ほども反省していない人間に非難の目を向けた。


 「このままではアリアが姉さん化してしまいます。そうなったら人類は終わりですっ」


 「人をウイルスみたいにいわないでよ!」


 ミコトは目をむいて反論した。


 「何さ。テツはアリアに甘過ぎるのよ。嫌だわ、きっと光源氏計画なのよ。自分のお気に入りに育てて収穫なのよ。まだペッタンコのうちから水をあげ始めて、ちくび、じゃなかった、つぼみが膨らむのを事細かに観察するのよ。それでたわわに実った乳房、じゃなかった女房として迎い入れるのよね。羨まし過ぎるわよ、畜生!」


 「すぐにその発想が浮かぶ姉さんマジヤバです……」


 アリアの耳を塞ぎつつテツは突っ込みを入れる。その反撃に身体を仰け反らせるも、ミコトは苦し紛れないい訳を続ける。


 「だってさ。テツってばアリアと手つないだり、頭なでてやったりしてるじゃないか。わたしには一度として入城しないくせに。こんなにも開けっぴろげに城門開けてる城なんて滅多にないわよ。でも勘違いしないでよね、これはテツ限定なんだから。普段のわたしは堅牢よ? それこそ小田原城みたいに」


 「話のレベルが高度過ぎてついていけませんよ。婉曲的なのか生々しいのか判断に困ります……」


 「守ってる兵士だって凄いんだから。侵入しようとする敵には油責めとか水責めなんか当たり前。もしも侵入を許したとしても、深部に到達する前に城壁によって圧殺されてお陀仏よ?」


 「ぼくの下半身を凍傷にでもさせたいんですかっ。恐ろしくてひゅっとなりましたよ、下半身がこう、ひゅっと」


 「ならあたためてあげるわよ。わたしという名の掛け布団でね」


 「うまいこといったみたいな顔しないでください! 全然うまくないですから! むしろ空気ぶち壊しですから!」


 「そんな、嘘よ……だってお姉ちゃん、大学でも『君がいると笑いが絶えないよ』って苦笑されるほどのムードメーカーなのに……」


 「苦笑されてるじゃないですかっ。それ暗にムードブレーカーだっていわれてますから!」


 テツの指摘を華麗にスルーしつつ、ミコトは物憂げな表情を浮かべた。


 「そんなんだからさあ、お姉ちゃん自信なくしちゃうよ。テツにはずっとモーションかけてたんだから」


 それは痛いところを突く一撃だった。テツ自身、煮え切らない態度を取ってしまったと思っていたからだ。


 話が一転してシリアスになったせいか、アリアは大人しく拘束されるがままである。空気の読める少女は将来大物になりそうな予感があった。


 しんみりとした空気は遠慮したいのに。テツは己の未熟を呪った。それでも、ミコトの好意に答えることはできない。答えをきっぱりと伝えぬまま引き延ばしていたツケが回ってきたのだった。


 彼女と過ごす時間の居心地の良さに目が眩んでいたのかもしれない。その得難い時間は、殺伐としている世界の中で光り輝くものであった。それを手放すのは躊躇われた。だからこうして、恥知らずにもずるずると問題を放置していたのだ。


 大切なものはいつだって過ぎ去っていく。それは時間であったり関係であったりする。一度手から離れれば二度と戻ってこない貴重な品ばかりだ。箸にも棒にもかからない代物は向こうからやって来るというのに。


 アリアを抱き上げて隣の椅子に座らせたテツは、既に過ぎ去った自身の構成要素ともいえる思い出を振り返った。面白みのない小学校生活からキョウイチやスイとの出会い。剣の魅力に取り憑かれ、直後に味わう絶望感。ビデオの早送りのように流れる風景には必ずミコトの姿がある。


 初恋は実らないという迷信がある。その証明に一役買ったテツは、胸に生じたほろ苦い感覚をいまでも鮮明に思い出せる。あれから数年。入れ替わった立場はあのときの焼き回しのようだった。


 二度に渡って繰り返されると、もうぼくらは永遠に一緒になれない運命なのかもしれない、なんてロマンチストの思考をしてみたくもなる。どこかの天上には意地悪な神様がいて、右往左往するぼくたちを見て面白がっているのかもしれない。彼は取り留めもなくそんな想像をした。


 「昔、姉さんと『一緒に強くなって、悪者をやっつける』っていう約束をしたことがあるのを覚えてますか?」


 「え? そう、だったっけ……」


 「すごく昔ですから忘れてても無理はありません。まだ能力の開発前だったから純粋に剣術を習っていた時期のことですよ。ぼくがキョウイチに誘われて入門して間もない頃の話です」


 覚えの悪いテツを甲斐甲斐しく世話してくれた恩は忘れていない。彼女がそれを覚えていないとしても変わらない。そのとき得た経験はいまの自分を作る大切な礎となったものだったからだ。


 「姉さんは小さいときから抜きん出た才能の片鱗を見せていましたからね。実力でいえば雲の上の人だったんです。そんな人に教えて貰えて、とても嬉しかった。安い理由ですけど、剣術って楽しいなって思えたんですよ」


 ミコトも懐古するように宛もない探索を続けていた。彼女はテーブルに手をかけたままの態勢だった。もしかしたらテツの話を聞いて、過去の情景が脳裏に蘇っているのかもしれなかった。


 横で大人しくしているアリアの「わたしにはお気になさらずに」というアイコンタクトに感謝してテツは話を続ける。


 「強くなりたいと思いました。そりゃあ、いままでもサッカーが上手くなりたい、鉄棒ができるようになりたい、そんなことは幾度ともなくありましたけど、あくまで自分のためだったんです。強くなるのも、上達するのも『自分のため』。まあ、スポーツは大概はそんなところだと思いますけど、ぼくの場合は自己顕示というより自己表現だった。有り体にいえば、結果よりもその過程に魅せられていたんです。自身を痛めつけて、その結果得られる進歩に取り憑かれるような魅力を感じていた。なんとも、身勝手な話ですけど」


 「ううん。わかるような気がする。きっと誰にでもある感情なんだろうと思う。けれど普通の人は小さくて気づかないような感情なんだよ。多くの人が気にもとめないような、ね」


 「かもしれません。ですが、初めてぼくは自分のためではなく、他の人のために強くなりたいと思いました。強いお姉ちゃんと一緒の場所に立ってみたいと思ったんです。それは自分のためでもありましたけど、それだけじゃなかったんです。いまは守られてばかりだけど、強くなったら守ったげる。そういうと、ミコト姉さんは怒ってぼくを叩きました。女だからって馬鹿にするなって。それからこういったんです。悪いやつは、テツと自分のふたりで一緒に倒すんだ、と」


 「―――――ああ、思い出したわ。確かに、そんなこともあった」


 彼女は苦笑した。喉の小骨が取れたようなすっきりとした表情だった。


 「『一緒に悪いやつを倒す』か。いったい当時のわたしは何を思ってそんなこといったんだろう」


 まるで見当もつかない。そういい添える。悪くないぞ、と彼女の口調はいっていた。なんとも子供じみた台詞だったが爽快感があった。再び同じことをいうのは不可能なんだろうけど、過去の栄光は確かに存在していたのだ。それは気恥ずかしく、立派な大風呂敷だった。

 

 「―――――そして、ぼくらは子供ではいられなくなってしまいました。善人だとか悪人だとか、そういった尺度でははかれない人間が大勢いるんだって知ったんです。ぼくは、多分、悪人に分類されてもおかしくないこともしましたし。それをどうこういいたいわけじゃないんですよ? 他にどうすることもできなかったわけですから」


 長々と話したせいで渇いた喉を潤すために、テツはワインを口に含んだ。特有の甘みのあとに訪れる渋みが心地いい。それもまた子供でなくなった証拠かもしれない。一方で大人になれているわけでもない。


 大人と子供のどちらとも取れない境界線に立っている。そのことを自覚できる人間はどれほどいるだろうか、と彼は思った。きっと気づかない方が気が楽なのだろうな、とも。


 「ぼくらは、あの頃とは違うんですよ。姉さん」


 悲しげに顔を伏せたミコトは反論する。


 「それでも、変わらないものだってあるはずよ。外形は変わっても残り続けるものがあるはずよ。ねえ、そうでしょ?」


 「そうかもしれない」とテツは答えた。


 「姉さんには変わらないものがある。ぼくにだって変わらないものがある」


 彼は一呼吸置いた。自分の胃は鉛を流し込まれたかのように重かった。


 「ぼくは、姉さんが大好きでした」


 ミコトは目をつむった。一気に流れ込んだ感情から己を守るように。過ぎ去ってしまった遠い日に別れを告げるように。


 「ずるいいい方だ」


 「産まれたときからひねくれてましたから。おかげで母さんは難産だったようです」


 「ばか」


 彼女の目から光る雫が零れ落ちた。たった一雫、それだけに全ては込められていた。不器用なのはお互い様だった。だからこそ気が合ったのだ。一緒にいて落ち着けたのだ。


 ばか、と彼女はもう一度いった。それもお互い様だった。だからこそ、ふたりの道は交わらなかったのかもしれない。


 「慰めはいらないから、せめて手を握っていて」


 「―――――うん」


 ふたりの距離は、近くはなかった。間には透明人間がふたり余裕で座れるくらいだ。そこから求めるように手は握られた。向かい合ってはいなかった。それどころかそっぽを向いていた。はたから見れば、不思議で、微笑ましい光景だった。






 遠いようで近い彼らをアリアはただ見守っていた。それから自分も手をつなぎたいと思いついた。とても名案だった。わたしたちはきっと、笑顔で迎えられる最後の晩餐を行なっているに違いないのだ。彼女はすでに終焉への坂道を転がり始めたことを知っている。もう誰にも止められはしないことも。


 けれども、と彼女は少しだけ不思議な心持ちでふたりの歪な愛情の形を見据える。純粋でもない。美しくもない。とても褒められたものでもない。少女はまだ愛を知っているとはいえない年齢だ。その自分が愛の良し悪しを語るなんて浅慮に過ぎるのかもしれないと自覚もしている。


 そうした反論を全て承知の上でアリアは思うのだ。


 遠見テツと、草切ミコトは愛し合っている。だからこそ、自らを含めて相手を愛しきれなかったのだと。


 そんなすれ違いする不器用さが、悪くないな、とも。


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[良い点] 美しい物語です。
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