8話、ジロー改造人間に成る。
この話は、主人公津田次郎が生きて行くお話です、転移ボーナスの無い特典も無い転移したら有るよねが無いそれでも生きていかねば成らないと生きて行きますこの異世界。
今回は自分の不甲斐無さから安易な道に手を染めます。
この行為凶と出るか吉と出るかさて。
牛を狩りに出て新鮮な血液を手に入れたので、女性の日に喜ばれるとギルドの調理場で血のソーセージを作ったら、家に身重の妻がと取られた、話を聞くと子を身ごもった時、お初食い、成人の時に食べさせるそうです、仕方無いと渡すと、感謝されたが自分も食うのか?うめ〜と言っている。
「確かに美味しいですね、職員さ〜ん、、
先程の話は本当の事ですがあれだけあると自分も食べますよ、職員さんもですか、
アレの日なので、理解しました。」
テーブルではホクホク顔のピリカとシルビア、帰るよと土産を渡す。
翌朝今日はステーキにしました。
「朝から豪勢な、ピリカ綺麗な食べ方なのでは、シルビアの言うのも正しいですねただ焼いた肉ポンと置かれるのは良く有りますからね、それでもやはりコレはですよ、そして美味しいですね、昨晩のすき焼きなるものも信じられないか、何故美味しいのですか、そう言われても、焼く時の油ニンニクで香り出ししたとか、胡椒して少し置いて焼く前塩を振った位なんだが、ソースは玉ねぎ刻んで炒めたのをケチャプとソースで煮たのだし、しれっと言わないで下さい、そうかい。」
「美味しかったですよ、今日も狩りに行くんですか、今日はトントンしに行くんだろ、壁作りですかキツイんですよね、ピリカやらないとペナルティだぞ、シルビア任せますよ、少しはハンマー振れよ、ジローも豆にやりますね、俺は弱いからな。」
というわけで壁の岩と岩の間土小石枝など混ぜて置いた土をハンマーで叩いてならす地味な作業です、コレを1日やります。
頑張り汗をかくシルビアに頬が赤くなる、ふてぶてしく休むピリカは此処で埋めたくなる、マジで。
お昼ですよ〜と声がして子供達が寄っていく、お金出すとくれるそうで作業してる人からも買いに行ってます。
「ジローお昼は何かな、カツ丼だよシルビアコレは初めてかな、米にオークカツ乗せて炒めたネギにダシ汁入れてとき卵入れていたやつか、スープは叩いた納豆にネギ入れた味噌汁か、また贅沢な、ピリカ本当だよな、成功した冒険者今私達がそうなんです、なのにトントンしに行くぞと、嫌なら俺だけでもやるが、やりますよペナルティ怖いですから。」
食べたら小休止、眺めて居たら子供が何か痛そう、訪ねたら手を見せてきた、疲労から来るやつか靴下も履いてないからな、
よし呼んで乾いた草集めて叩いて柔らくしてこよりして細いロープを作り、編んで
ワラジと手のひらだけの手袋を作る、昔の人の生活展に行った時それと無しに覚えて居たが役に立ったな、夏休みの絵日記用に行ったがまさかこんな所で役に立つとは。
早速真似て作ってます、ペタンとしたの作って泣き出したそう言う時は個々に通して膝に着ける登る時痛いたろ、ワタワタと作り出した。
始めるぞ〜と声がして休憩終さてトントンとするか、子供達も礼を言って離れて行く
後で聞いたがこの草の装備、安く使い勝手が良いと売られているそうです、たくましい子共達です。
私は魔法使いです肉体労働は向きませんと言いながら家に帰るピリカ、良い汗置かいたと笑顔のシルビア、疲労コンバイの俺はピリカ寄りだなと思った。
翌日は、1人ギルドに来ました、訓練の為に、周りは子供だらけそれもそうだよな、普通成人して習いに来るだから、しかし
ランニングギリ合格と言う体たらく。
素振り、悪く無いが何かおかしいと言われるまで5日かかった、相手が居ないから師範が相手をしてくれましたが、ギリ合格と言われるまで7日かかった、その間手足顔は
アザだらけあまりの酷さに職員さんか師範にお怒りが降りる位でしたが俺が止めて、許して貰いました、ならと引いてくれた。
情け無いな、ご迷惑かけないといけないとは、そんな俺に周りはМなのかと実に不名誉な言葉を平気で放ちおって。
この過酷な世界で生き抜く為にはその罵詈雑言いつか返すと生き抜いてやる。
今日は魔法の練習これで俺も魔法を放つ時いざと意気揚々と入りました俺にも魔法が夢を見ました、現実はギルドの職員さんが慌てふためいて居ます、何でもこの世界の生き物には皆魔力回路と言う物が有り、使えなくても体内にあるそうです。
異世界人、神よ連れて来たんだからくれよその魔力回路と言う物を、チクショ〜。
「仕方無いアレをやるか、ギルドマスター何か良い手が有るのですが、お願いします俺に回路を魔力回路を下さい、へばり付くな気持ち悪い、離れんか〜、ジロー様、
頑張りますから、ジロー様ならサービス
クラスで行えますよ、本当ですか、属性の無い人に属性を着ける為の技術なのですがその為に魔法回路が重複するからコントロールに難が出来ますかジロー様なら無いので上手く結合すると思います、ジローそろそろ離れろ。」
「この術式は、昔とある男の見つけたもので心臓の横に魔石を着けるそしてこの結合薬を注ぐだけなのですが、やはり身を切るので痛いです、踏ん張って下さい。」
そして俺はまな板の鯉手足を大の字に縛られ口に布を噛まされ、酒を飲まされ掛けられた、そして切さかれる激痛に耐え魔石を入れ結合薬を注がれ中から焼かれる思いがした、ポーション掛けられ術式は終を迎えた、何やら騒がしい。
バタバタと術式をした人が来た、向こうでギルマスが頭掻いてます。
来た人達が頭を下げて。
「申し訳有りません入れる魔石を間違えました、ハイそれは何ですか、実はもう1人来てまして、その方の魔石と間違えまして、ご依頼のサイクロプスの変異種のでは無くスライムの魔石を入れて仕舞いました、魔力回路は、それは入っております、なら良いですよ、寛大なる許しに感謝を
本当に申し訳有りませんでした。」
「俺の魔石、ギルマス代金払うから、そう言う問題じゃね~貴様の心の強さに相応しい体を、ギルマス俺魔法が使いたいのですか、身体強化の魔法を。」
違うんだけど終わらないからこれでやめよう、職員さんも心配してくれてますが、
自分としては満足してますからと言って
帰ります。
家ではピリカに笑われシルビアに心配された、スライムと言えば水ピリカ水びたしにしてやると心に誓いました。
風呂に入り飯を食う。
「ほを鶏肉に胡椒して置いて焼く時塩して小麦粉まぶして油引いたフライパンで焼いただけのクセに美味しいですね、胡椒が効いて居るからか塩が効いて居るからか、
強火で焦げ目付けて弱火でじっくり焼くその間に他のを用意する、、良い手際です。」
「ご飯が進みました、時にジローやけ酒はしないのですか、するつもりは無い、そもそも魔法回路が欲しくてやったんだ、そうでしたか。」
翌日何と無く体調不良何かダルいが何とかなると日常生活を送る。
ソレから5日立つ今も体調はよろしくない、間違えて入れられた人は2日で体調良く成ったそうです、間違った魔石は喜んたそうです、これで俺は1人前の冒険者だと。
ソレから9日が過ぎた、布団の中で、駄目だったのかな?使わせてくれても良いじゃないかせっかくの異世界なのにチクショ〜神様の意地悪、しばらく泣いて色々な作品を
思い出す仲間に捨てられた主人公、裏切られた主人公、挫けるな諦めなかった者に
未来は訪れる、踏ん張れ挫けるなまだだだまだ終わらんよ、煩悩よ欲望よ集い紬我となれ、大いなる悟りえと導かん、レイ〇ボー〇ンよ我にダッシュの力与え給えあのく(ボグ)落ち着いて下さい、ピリカやり過ぎ、何がやり過ぎですか私の描いた結界咒式全て吹き飛ばしたんですよ、また描かないと、なあピリカアレはなんだ、アレは
魔力の塊です、あのクリスタルの様なのが体内に入り術式は終を迎えます、全く鈍くさい奴です、やっと構築が始まるんですから、私もあったのかな生まれて3日以内に
起きてますよ。
翌朝体調良しやっとダルいのが終わった。
「お早う、お早うじゃ有りませんよ何人の努力無にするんですか、何をなのかな、
ジローが魔力回路を手に入れる言うから
赤ちゃん用の魔力暴走止描いてやったのに、根こそぎふっ飛ばさないで下さい、
良く分からんが済まないと言っておく。」
「大いに反省して下さい、済まないね〜(頭を撫でる)頭を撫でるな(サッと散る)アノですね(サッと寄ってシルビアとレミーと頭を撫でる)私で遊ぶな。」
と朝からほのぼのと和んでギルドに行く。今日は魔力の練習です、安定したからと
念願の魔法です。
先ずは身体の中に有る魔力を感じるから、理解は早かったが動かすのが5日もかかった1日1歩、あの歌が頭に鳴り響く。
歩くしか無い幸せになる為に綺麗な花を咲かせる為に、1日1歩でも半歩でも歩まなければ幸せは来ない涙をこぼし堪えるんだ
1体俺はなんと戦っているのか悩むが歩むしか無いこの道を。
お手元で開きお読み下さり感謝します。
読んで良かったと思っていただけたら
嬉しいです。
今回改造人間と成りましたジロー君、魔石を入れるだけだろと思いましょうがモンスターを入れるのだから相応に怖かった思います。
次回は壁作りと居そうが来ます。
自分勝手なジロー君、やって来ますはピリカより上の自分勝手なお子様、負けるなジローしのいでみせよ。