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第3話 やればできる。

だらだら、と、付き合いを重ねましたが、私的には得るものが少ないお茶会。

めんどくさい。が、しかし、アヒム様がいつ、なにを、どうやって、やる気を見せるのか…それは長いこと私の興味のあるところでした。


甘やかされて育てられた子供が、自我に目覚めて、自分の価値を発揮する瞬間?

そこまで大げさでなくても、このままじゃだめだと悟って、自助努力を始めるのはいつか?

正直、その瞬間を見てみたいと思うのは仮にも婚約者としてというよりは、ただの興味本位です。


いつでしょう?そろそろでしょうか?


貴族用の学院の中等部に通われるということで、お茶会は年に2回まで減りました。私的には歓迎です。めんどくさいので。

クラスは学力で割り振られているらしく、アヒム様はCクラス。


「俺はまだ、本気出してないだけ。」


そう笑うこの子は…いつ本気を出すんでしょうね?



まだ?




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