AIについて知る
AIが囲碁の世界最強王者に勝ったなんて話、聞きますよね。
他にもチェスや麻雀なんかでも、今やAIが最強レベルの人と張り合ってるんです。
じゃあ、AIって何?って聞かれたとして、パッと答えられますか?
今回はSFの話に付き物であるAIについて、軽く知識を共有出来たらなと思います。
いきなりですけど、AIとはと聞かれたら私はこう答えます。
「ビッグデータを基に機械学習を用いることで、人間がしているような知的な作業をマネするシステム」です。
ビッグデータ、機械学習…なんのこっちゃ…って感じですよね。
それぞれ説明しますね。
ビッグデータというのはシンプルに「とんでもなく沢山の情報」って事です。
情報の中身はなんでも良くて、例えば気象データやゲノム、画像診断なんかですね。
馴染み深いところでいくとSNSなんかもそれにあたります。
AIって言うからには機械な訳ですから、人間が扱えない量の情報を扱えるよ、って感じです。
じゃあ機械学習とはなんでしょう。
機械学習っていうのは、平たくいうと正誤判断や分類、予測なんかを行う統計的な計算の事です。
統計的とか言うと難しく感じるかもしれないですけど、簡単に言うとこんな感じです。
「今日の気象データはこんな感じか。このデータは10年前の一月一日にめちゃくちゃ似ているな。あの時は次の日晴れだったから、明日も晴れるだろう」
めちゃくちゃ平たく言うとこんな感じなんですけど、現在はディープラーニングという手法が使われてまして、この機械学習のパワーが凄いことになってるんです。
データを入れますと、人間がこれまで誰も気がつかなかったような視点で結果を出してくれたり、思わぬ所で関連性を見出してくれたりするんですって。
これまでは…
タバコを吸ってる人は早死にしそうだな。よし、この仮説に基づいてデータを集めて、実際計算(統計的計算)してみて本当にそうか調べよう。
AIを使うと…
何の意味があるのかわからないけど色んなデータを何でもかんでもAIにぶち込んどこう。
ん?魚が好きな人は将来ボケにくいって出てきたぞ!?マジか!?
みたいな感じですかね。
これを使うと、遺伝子のビッグデータを基に、この遺伝子がこうなってるから、この人にはこの薬が効きそうだな。とか、この人はこの病気になりやすそうだな。
なんて事が言えちゃう未来が待ってるわけです。
凄いですねぇ…
SFなんかだとロボットやAIなんてのはよく出てきますけど、判断能力って点でいうと既にAIが追いぬいちゃってるんですね。
では、今回はこの辺で。