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11番目の白ウサギ  作者: 青羽
9/12

第8話 お茶会④

「もうそんなになるのか!」

「10番目は気の強い方だから…11番目で正解ですね」


11番目!?

ちょっと多すぎじゃないか…?


「みんなこのゲームをしてるの?」

「参加していることにはなっていますよ」

「最近はクリアしてないけどね」


ゲームをクリアしていない『白ウサギ』は外の世界に戻れない。

ということは、まだ不思議の国(ワンダーランド)にいるかもしれない。


「11番目より前の『白ウサギ』と話をしたいんだけど、会えないかな?なにか情報を持っているかも」

その問いかけに三月ウサギはケラケラと笑い出した。


「そのうち嫌でも会うよ!この世界にいればね。まあ、会っても情報なんてくれやしないさ」

「そうですね…今までの『白ウサギ』たちは不思議の国(ワンダーランド)に染まって色々忘れているか、ゲームを面白くするために敢えて話さないでしょう」


ゲームクリアを阻むとは、なんて意地悪な『白ウサギ』達だ。

結局、何番目であろうとヒントは無しでゲームをしなければいけないみたいだ。

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