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11番目の白ウサギ  作者: 青羽
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第4話 チェシャ猫④

「『アリス』を探すゲーム…」

「そう!ルールは簡単、この不思議の国(ワンダーランド)のどこかにいる『アリス』を見つけるんだ!見つけられたら君の勝ち!外の世界に戻れるってわけさ」


「『アリス』を見つけられなかったら?」

「外の世界には戻れなくなっちゃうかもね。でも、その時はこの世界で暮らせばいいさ」


外の世界もこの世界もよくわからないから、正直勝ち負けはどちらでもいい気がしたが、『白ウサギ』として不思議の国(ワンダーランド)にいる以上、このゲームには参加せざるを得ないだろう。


「おっ、やる気が満ちてきたみたいだね。時間制限とかはとくに決めていないから、ゆっくり楽しみながら進めるといいよ」

そうこうしている間に森の出口が見える場所まで歩いた。


「チェシャ猫が案内できるのはここまで。この先に『白ウサギ』を待っているやつらがいるよ」

「待って、まだ『アリス』がどんな子かも知らないよ」


するとチェシャ猫は一番の笑顔見せた。

「大丈夫、会った瞬間に『アリス』だって感じるさ」

そう言ってチェシャ猫は空中をふわふわしながら消えていった。

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