対韓外交における断交・経済制裁は不要であるという話
反日を国家単位で行う韓国。
ネット上で「断交だ」「経済制裁だ」と言われるのもしょうがないでしょう。
「相手が悪い事をしているのに何もしない」というのは国家としてあり得ない、他の国からも舐められる弱腰の対応です。国として反発する事は正しい行いです。
ただ、まぁ。
韓国「に」何もしない方が良いと思うのですよ、私は。
断交も経済制裁も、ぶっちゃけ日本の方が痛いとまでは言いませんが、日本に結構な痛みをもたらすのです。
なので、反日行為、国際ルール無視の韓国には何もしないで良いと思います。
やるべきは、国際社会に日本の正当性を訴え、味方を増やす事。
それだけで良いんじゃないでしょうか。
ちなみにですが、韓国そのものに何もしないというのは、有効な手段だったりします。
なぜなら、韓国の経済は破綻寸前というか破綻している最中で、立て直しの見込みが無いからです。
少子化問題、雇用問題、外交問題。
それらが絡み合い、二度目になるIMFの支援といった流れになるでしょう。
半導体のサムスンとSKハイニックスが絶不調ではなんともなりません。
サムスンはまだ黒字の大企業ですが、減益し続け、回復の見込みがないと報じられています。
SKハイニックスは19年の売り上げ予想が年末から3ヶ月で半減しました。
残る車のヒュンダイはまだ好調に見えますが、中国との関係悪化で不安要素があります。
北朝鮮との融和に活路を見出しているところもありますが、それが上手くいっていないのは皆様ご存じの通り。
中国が自国で半導体製作を始めているのも有名な話です。
日本がわざわざ経済制裁をしなくても、韓国は助かりません。
韓国には“次の一手”が無い。
むしろ、ここで経済制裁などをして韓国にトドメを刺すと、外聞が悪くなるだけ損なのです。
昔、日本がIMFの世話にならないように助けた事もありますが、今の状況で「助けない」というのも大事です。
「大統領の支持率低下→反日」というお家芸を止めさせるには、一つ一つ実績を作るべきなのです。
これまでのように、言うほど関係が悪くないから太陽政策を続けるのは悪手なのです。
本当に困っているのなら、助けた時に恩を感じるでしょう。
ですが、前回助けた時の反応を見る限り、韓国はまだ本当に困っているといった事態に直面していなかったのでしょう。日本に恩義を感じているといった風ではありません。
ならば、本当に困るまで待つというのも一つの手段です。
その“いざ”という時に、日本が韓国を助けるかどうかは、韓国次第。
今のところは望みは薄そうですね。
ただ、本当に何もしないというのも問題です。
韓国は国際社会に向けて日本の立場を悪く言い続けるロビー活動をしています。
これらにはちゃんとした説明をしないと、“嘘が本当になる”という可能性があります。
日本は正しい証拠を示す必要があります。
今、日本がやっている事の“なぜ”を理解していただくことも。
また、味方を増やす事はいつだってやるべきです。
時折、感情論だけで、確たる証拠もなく、親しいからと味方を決める手合いが存在します。
せめて感情論ではなく、正しい情報と利益で動いてもらえる程度に親しくする必要があります。
どれも必要なんですよね。
現在、日本はその為に色々と動き回っています。
というか、韓国の件がなくとも大事な事なので、普段からやっています。
もちろん韓国もその様に動いているし、そこで後手を取ったからこそ輸出関連の問題で韓国に逆転敗訴などするのですけど。
普段の行い、積み重ねが大事と言うだけの話。
面倒な話ですが、周囲の理解を得ることこそ、一番大事と思うのです。
下手な制裁や断交は日本の評価を落としかねず、デメリットがメリットを上回りかねません。
せっかく対韓貿易が黒字なので、その利権を手放すのももったいないし、利権の調整だって難しいのなら、あえて手を付けないのも悪くないと思います。
もしも韓国の経済状態がよろしく、放置できない状態であれば、また話は変わってきます。
ですが、現状を見た限りは放置しても脅威にはなりえないでしょう。
あとは、我々が韓国の挑発行為や不法行為に感情論で対応しないこと。
理性で立ち向かうため、国際ルールと一般常識を駆使して“正道で”立ち向かうこと。
この件で真に相対すべきは韓国ではなく、国際社会であるとの認識を持ちましょう。
個人的には第三国を仲介役にして日本に頭を下げにくい状況を作り、あえて無茶ぶりを言わせて交渉決裂、などの手段をとってほしいところではあるんですけどね。
難しいかな?