Bad End
飛び込んだ母狐は子狐に近づき首の所を噛む
その大きな体で流れの速い川を子狐を加えて泳ぐ
母狐は力を振り絞り子狐を岸へと押し上げる
母狐は子狐が上がったのを確認した瞬間笑った
「ぼうや、よかった・・・」
母狐には陸にあがる力はなかった
少ししか動けない子狐は流れて行く母狐を追いかけた
「おかーさん おかーさん」
子狐は走ったが母狐の姿は見えなくなった
少し休んだ子狐は川の流れに沿って歩いていた
バサっ、木から落ちる雪に驚く
いつも側にいてくれた母狐がいない
その日は雪の入らない穴の中で小さく丸まっていた
寒い、寒いよ、怖い、怖いよ
夜が終わり、川に沿って歩いていく
木々を抜けると開けた場所にでた
動くものに近づくと
「こっちさ来るな、あっちへいけ」
棒で殴られた、石を投げられた
森の中に戻り、空腹を満たすために木をかじる
ご飯をくれた母狐はここにはいない
母狐が教えてくれたことをひとつずつやってみる
食べられるもの、食べられないもの
エサのいる場所、エサの取り方
冬が終わり、春が訪れる、子狐が出会ったことのない春が
水たまりの中になにかいた
「おかーさん?」
そこには成長した子狐がうつっていた
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近くの山には若いキツネが1匹、住んでいます
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