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子狐くん  作者: こぐん
1/3

親子

 うっすら見える先には温かいぬくもりがあった

 

 体のまわりを覆うふさふさが気持ちよく眠ってばかりいた


 「いっぱい眠って大きくおなり」


    ―――――――――

 

 キツネが2匹歩いている。


 「おかあさん、この白いのなぁに?」


 「これは雪って言うんだよ。ぼうや、さむくないかい?」


 「うん、大丈夫!!」


 うっすらと積もる雪にはしゃぐ子狐


 それを見て微笑む母狐


 雪は津々と降り続けた


    ―――――――――


 雪の上を小鳥が歩く。


 「ぼうやいいかい、静かに近づいてシュッと行ってパッだよ」


 「うん」


 静かに近づいた子狐は勢いよく小鳥に向かって飛びつく


 小鳥は巻き上がった雪に驚いて飛び立った


 子狐は頭を雪に突っ込んでバタバタしていた


 「はっはっはっ」


 笑う母狐


 「もう―――」


 笑う母狐に文句を言う子狐


 「今度はうまくやりな」


 そう言った母狐の目は優しかった



     ―――――――――


 川辺を歩く子狐


 「お魚だぁ、よいしょ、よいしょ、あっ」


 ぼちゃんと大きな音を立てて川に落ちる子狐


 冬の川は危ない普段より水が多く冷たい


 子狐は精一杯の声で母狐を呼んだ


 「おかーさーんー」


 途中の枝につかまって必死に助かろうとする子狐


 「ぼうや!!」


 母狐が子狐の声に気づき川の縁にかけよった



受け止め方は読んだ方の自由です。読んだ時点でお話は読み手のものになります。

付け加えたり、減らしたりして出来上がった新しいお話を私にも教えて欲しい^^


ただただ、読んで頂いてありがとうございます^^



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