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【プロットタイプ】父の愛した洋楽

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

良い歌ですよね。とある映画の主題歌。


外の音を通さない部屋の中で、洋楽が響く。独特のグルーヴ感が、韻が、耳に木霊する。

「どうだい? 何時も聞いてるラウドロック系のシャウトも良いけど、これも中々悪くないだろう?」

高校時代、時折鏡花が口ずさんでいた曲。最初に聞いたあの頃、異国の単語が並んだ言葉からは、意味を汲み取る事が難しかった。しかし改めて調べ直してみると、その歌詞の重さが理解出来る。この歌はある女性の生涯を歌ったものだ。


俺が家に人形を持ち込む様に、鏡花は曲を持ち込む。両親との関わりは自由で不自由な関係であるそうだが、曲の趣味は合致している様だった。偶に部屋に響き渡る曲は両親由来のものだ。

普段は母親が仕込みの趣味でデスボが響き渡っているが、今回は例外であるらしい。

「どうだい? 何時も聞いてるラウドロック系のシャウトも良いけど、これも中々悪くないだろう?」

「寝る前に聞くのは此方が良いな」

「あれば子守唄だよ?」

「……」

人の感性は人それぞれである。色の濃さとシャウトと下ネタが混ざり合ったあの曲を子守唄と称しても、何らおかしな事は無いのだろう。

「これもお前の母さんの趣味か?」

「いや、何方かと言うとパピー。あの日と洋楽好きだから」

鏡花の父とは一度合間見えた事があるが、寡黙で無骨な人だった。少なくとも俺の前で饒舌に話す事はなく、一言二言話す、そんな人。

「パピーは堅物。マミーはギャル」

「そうそう。よく知ってるね」

鏡花は俺の隣に腰掛けると、徐にそう言った。鏡花は果たして何方に反応したのだろうか。この曲についてか、自分についてか。

曲がサビに移る。彼女に対する思いがラブ・ソングの様に甘く語り掛ける。それでも、もうこの時点で全て終いなのだと知る。

「……この曲の通りに生きるのなら、私はきっと君より先に亡くなるのかも知れないね。幸い、悪さはしてないから、もっとマシな死に方だろうけど」

そう言いながら、俺の膝上に乗り上げて来る。鼻歌混じりに口ずさまれるのは、今部屋にながれる曲そのままである。

「『貴方は私の神であり、それは俺も同じ』」

とある洋楽を聞いてます。

グループ名はとある漫画のキャラ名にもなってますし、曲もとある漫画の映画版主題歌になってるので、ご存知の方も多いかと。


著作権考えて多少弄ってます。


歌詞見ると、あんまり合ってない気がしますが、曲調がハマってるんですよね。


それは置いといて。

鏡花の生き様と似たところがままぁあったので、元ネタがこれだよ。という話。


別に貧しさしか知らない訳でも、犯罪に手を染めてる訳でもないけどさ。

あの何とも不安定で危うい感じが。


ある日突然、何かに襲われるようにして、亡くなってしまうんだろな。


母が好きなのは〇〇モン。子守唄は恋の〇〇〇〇。

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