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刻(とき)吸いの魔女  作者: かもライン
愛しの人を、赤ちゃんにしてしまったら
7/20

today (後編)出産

 突然、スマホが鳴った。


「うわ、何、何」

 手に取って表示を見る。百合子だ。


「百合子? 何?」

『何って今、新幹線着いたわ。凄く胸騒ぎして、何かあったのかなと思って』

 前回の奴が来た時と違って緊迫するものは無いが、こういう時は、やはり魔女としての予感は馬鹿にできない。今回は自力で胎内回帰までしたが、これまでの胎内回帰は全て百合子立ち合いの下で行った。何か優子もSOS的なものを発していたかもしれない。


「そうね。今夜、いきなりだけど逆ナンして、アレやっちゃったところ」

『あらあら。私のヘルプなしで。優子もだいぶ慣れてきたわね。じゃ、念の為そっち行く様にするわ。状況も確認したいし』

「うん、ありがとう。今回はお疲れ様」

『じゃ、後で』


 百合子の仕事は順調だったみたいだ。こじらせたら泊りの予定もあったから、あえてこちらからは連絡しなかったのだけど。今からなら終電までには着きそうね。

 それとまぁ私的にも、健太とのソレに夢中だったから、百合子の仕事に対する心配は忘れていた様な気がする。


 またスマホが鳴った。百合子から。


「どうしたの?」

『まだちょっと胸騒ぎが落ち着かなくて、タクシー乗ったところ。直接行くから』

「え? 新幹線の駅からだったら、結構あるわよ。まぁ、そっちの方が早いとは思うけど」

『まぁね。念には念をと思って。それで悪いけど、今、ちょっと同調シンクロさせて貰っていいかしら』

「え、今?」

『そう。だから電車じゃなくてタクシーにしたのよ』


 同調シンクロは、百合子の精神が優子の身体に憑依して一体化するようなもの。だから百合子は遠くに居ながらにして、優子が見えるものが視え、聞こえるものが聴こえ、感じているものを知覚するから、そんなデリケートな状態で電車とかに乗って他の人に見られるのはあまり良くないし、同調シンクロしたまま立ったり歩いたりは、かなり困難だから歩いて乗り換えとかは、まず無理というか出来ない。

 タクシーに乗っているなら、運転手には、具合が悪かったり、変に思われる位か。

 百合子と優子ぐらい親密な関係であれば直接精神での会話も可能だが、言葉を通じた方が説明しやすい事もあるから、ずっと携帯電話で会話する事にする。

 まぁ会話内容が内容だけに、運転手からは変に思われるかもしれないが、それは職業的な守秘義務を期待しよう。


「いいわよ、何時でも来て」

 ガウンを羽織り、椅子に座って目を閉じる。


『じゃいくわ、受け入れて』

 ふわっと百合子の優しいオーラに包まれる。少し、落ち着いてきた。


『あらあら、とても精神的に安定しているわ。凄く良い事あったのね。性的・・にも、これ以上無いって位に満足して、凄く気持ち良かったのねぇ……』

「もう、それはいいから!」

『それでもって、どうかしら? そうね、もう受精までしてしているみたい。無事に受精卵状態で、あらもう着床までしているのね。とても早いわ』

「そうなの? 自分自身でもそこまで分からないわ」

 そこが魔女としてもベテランと初心者の違いか。


『早いわ、とても……え? ちょっと待って! あら?』

「え、どうしたの?」

 何か異常があったのだろうか? 健太くんは大丈夫だろうか?


『早いわ。早すぎる。本当なら何日もかける細胞分裂が、数分単位で起きている。それに』

「それに?」

『この子、こんな状態なのに、自我があるみたい。意識があって、自分の今の状態を自覚しているみたいよ』

「どういう事?」

 意識がある? って、だって受精卵は元々単細胞で、まだ脳も出来ていない筈。


『多分、元の胎児の状態ぐらいからも意識を無くすことなく、自分の現状をずっと見ていたんじゃないかしら。卵子になって受精卵になって細胞分裂している今も。ただ残念ながら彼と意思のコンタクトは出来ないけど、自我がある事は分かるわ。ひょっとしたら魔女としての片鱗が、もう既にあると言ってもいいかも』


 今、こう魔女と言ったが、この受精卵状態の状態では、男か女かは分かっていない。でもwitchを日本語では魔女と訳すが、女とは限らない事は歴史的な記録にもある。中世の魔女狩りの犠牲者は、女だけでは無かった事を含め。


『それと、ひょっとしたら彼自身の魔女の力で奪われた時間を取り戻そうとしているのではなく、単に、急激に時間を奪われて “零歳” に戻ったリバウンドで、急激に成長している可能性もあるわ。実際、このまんまで言ったら1年かかる筈の成長も、今夜中、場合によってはもう、すぐに出産なんてことにもなってもおかしくない……』

「え、じゃあ」

『そうね。出来るだけ急いでそちら行くけど、出産には間に合わないかもしれない。そうなったら』

「そうなったら?」

『優子、1人で出産しないといけないかも』

「ええっ!!」


 そんな。展開が早すぎる。

 でもこうして一方的に健太くんから時間を奪ってきたのだから、何らかの形でその時間が戻っているなんて事があっても。


『念の為、色々と出産・子育て用具は準備していたし、最悪自宅出産も想定していたけど、さすがに分娩台まではないわ。それに代わるものを用意して出産しないと。今、出来るとしたら、そうね……』

 百合子は、中世時代等の出産方法を頭の中で模索する。


『天井から吊るした紐につかまって産むとか、ソファに大きく足を開いて座るとか、大きなグッションを抱えて横向きになるとか四つん這いになるとか』

「え? え? どうしよう。」

『とりあえず、そっちでも調べて、一番良さそうなものを模索しなさい』


 優子はそのスマホで『出産態勢』とか『中世の出産』とかをgoogle画像検索してみた。色々と妊婦が必死で出産する絵とか説明とかが出てくる。浮世絵の様な絵の出産場面や、中にはHUGっとプリキュアの出産シーンの画像も出てきて、ちょっと見入ったりして、今更ながら事の重大さを実感している。


 同時に、言われた通り子宮の中の胎児が急激に大きくなってきている事も、体感していた。本当に、お腹の中でぐりぐりと大きくなってきている。

 どうしよう。

 でも健太くんも必死で生きようとしているんだ。私が頑張らないと、と覚悟を決めた。それにもし出産のタイミングを逸して、お腹の中でさらに大きく成長してしまったら、もう母子ともに死んでしまう。


『うー、ぶるぶるぶる』

 百合子もそんな状況を想像しながら、タクシーを急ぐように依頼した。

 運転手も、電話している会話とか聞いていて何事かと思っているのだろう。

 後部座席で(同調の影響で)調子の悪そうな百合子の様子に、いっそこの人を病院に連れていく必要があるんじゃないかとも考えている。とても切羽詰まっている事も理解できている。さしあたって交通法規を遵守した上で最大限急がないと、と頑張るしかない、と必死になっていた。


     ☆


「あー痛い痛い痛い痛い!」

『もう、我慢しなさい。本番はまだこれからよ』

「分かってる。分かってるけど痛いものは痛いの!!」


 あれから、どんどんお腹が大きくなってきた。


 動けなくなる前に最低限準備出来る事、もう天井から紐を吊るすのは諦め、比較的身体が安定しそうなところで柔らかいソファの背もたれの間にクッション入れて、場合によってはそのソファ自体を背もたれにすることも考えて、そのソファの足下に敷き布団を敷いた。

 今はソファには防水シートを敷いて座って耐えている。


 早いけど一応お湯も必要かと思って、お風呂を自動でぬるめに沸かした。

 それと、すぐ必要になるかもしれないからと、出産グッズの中から医療器具一式、臍帯クリップと救急 剪刀せんとうとか。これは自分で使えるのか自信はないが、必要な時にすぐ使える様にしておかないと。


 消毒用アルコールも瓶とスプレー式、それと大量のガーゼとタオル。

 大体それ位ね、と百合子に言われてホッとして、ソファに戻った。途端に陣痛が始まった。

 普通は、その陣痛は5分とか10分ごとに波のように来ては返して、楽になる期間があると聞いていたが、今回は1回その波が引いたら1分と経たずに次の波が来た。詐欺だ! と思ったけど、一体何に騙されているのか分からない。超スピード出産らしいから、一般常識は通用しないと思った方が良い。


 その陣痛も、良く『鼻からスイカが出るような痛み』とか例えられる事は聞いていて、流石に嘘だと思ってはいたが、今なら分かる。実際に鼻が痛い訳ではないが、腰が砕けるような激しい痛みが襲ってきている。


 あ、蹴とばされた。あばら骨のところが痛い!。

 元気が良い。やっぱり健太くんだ。こう頻繁に暴れられると、勘弁して! と思うけど、仕方ないよね。健太くんだから。


 正直、何度も意識を失いかけるが、その都度に百合子が精神をバシバシ叩いて起こしに来る。


『サイキック・ウェーブマッサージで子宮口柔らかくしてあげているし、同調シンクロを通してヒーリングも全開だし、その痛みだって私が半分は受け持ってあげているのよ。ゆっくり息をして、まだ力まないで』

「分かってる。分かっているから!」


 この同調シンクロを通じて、百合子が痛みを半分受け持ってくれていると言っているけど、本当に痛みが半分になっているのかどうかまでは分からない。でも実際に百合子も痛がっているのは本当だから、共感し合って少しは気が楽になっている様な気もする。


 産まれるのは、出来れば百合子が帰ってきてくれた後にして欲しいけど、これだけ苦しいと、もう、早く、すぐに産まれて! と勝手な事も思ってしまう。

 誰? 陣痛に波があるなんか言ったの。痛いの、苦しいの、引かないじゃない!

 早く、早く帰ってきて!


『待ちなさい、もうちょっと、もうちょっとだから』

 声に出していなかったけど、心の声が響いていたみたい。


 陣痛の苦しみと、蹴ったり暴れたりする痛みで、吐きそうになるが、もう胃の中には何も残っていない。

 夕方に食べたフルコースのオマールエビは、とっくに最初の陣痛の時に吐いた。


『そうね。高速降りた。もうちょっとで着くわ、だから、もうちょっと我慢して』

 百合子の切羽詰まった口調に、タクシー運転手も焦っている。ただ急ぐのみだ。


「あ、あ、ああ?」

『どうしたの?』

「何か、濡れちゃった。あれ? 破水したのかな?」

『やばいじゃない、もう、本当にもうちょっとだから』

 ソファの上から下に滑り降りた。こうしたら足を床にしっかり踏ん張れる。

 濡れてちょっと気持ち悪いけど、もうそれどころじゃない。


「あ、あああ、産まれちゃう。産まれちゃうの」

『あ、もう着いたわ。走るから、一旦、同調シンクロ外すね』


 百合子はタクシー運転手にお礼を言って、料金の半端分を含めて一万円札を数枚渡し、お釣りも貰わずにマンション内に走り出した。


「え? わ! 痛い痛い、本当に痛い!!」

 痛さが倍増した。本当に痛みの半分を引き受けてくれていたらしい。


 出かかっていた赤ちゃんが一旦引っ込んでしまったが、またゆっくり出てきているみたい。


「んん、くふん、あはあぁ! んふぇ、ん……んはぁ……ん、んああ……んふぇ、き、キツイ……ん、んんっっ!」


 百合子が間に合っていたら、引っ張り出してくれただろうか。でも、まだ。

 力む。力む。ちょっと呼吸して、また力む。


「駄目っ、ダメっ、もう、んんん……ああ、うあああ!」


 あ、出てきた。出てきた感じ。力が抜けたけど、逆に自然にゆっくり出てきている様な感じ。


 とたんに、ガチャガチャっと鍵の音がして、

「優子! どうなの!?」

 バタンとドアが開いて、百合子が入って来た。


「分からない。産まれたの、かな?」

 百合子が駆け寄って来た。

 足と足の間に潜り込む。


「あ、優子! 産まれている。産まれたよ!」

 百合子がその赤ん坊を持ち上げる。


「クリップは、これね」

 横に置いておいたクリップを手際よく、パチンパチンとへその緒にはめ、その間を救急 剪刀せんとうで切る。

 切ったら、抱き上げて優子のその姿、その顔を見せる。


「ああ、健太くんだ。りりしいわ」

 こんなに赤ん坊なのに、眉毛がとてもりりしい。


「りりしいけどね、この子、女よ」

「え、嘘?」

「やっぱり既にこの子、魔女として素質あるかも」

 百合子はそう言って、抱き上げる。


「お風呂行って、この子の身体拭いてくるから。そっちは胎盤が出るまで大人しくしてなさい。出ない様なら、また処置するから」

 百合子が健太くんを連れて行った。でも、女の子ならもう健太くんじゃないね。


 出産そのものには間に合わなかったけど、今、ここに百合子がいて助かった。そうじゃなかったら、この状況で、自分でこの子の面倒見ないといけない。出産終わったこの状態で。

 ただ、百合子がその子を連れて行ったから、こっちは完全に放置だ。

 百合子は、これまでずっと私を最優先で見てくれていた。

 でも今は、私じゃなくて健太くんの面倒を見てくれている。

 ちょっと変な感じ。でも寂しくは、ない。


 あ、落ち着いてきて、背中が濡れて冷たい。

 この布団も、洗っても無理だろうな。捨てないと。


 しばらくして、その子は百合子に抱かれて帰って来た。

 すっかり身体もきれいになり、タオルを巻いていた。


「ああ」

 百合子にその子を抱かせてもらい、顔と顔を見つめ合う。

 健太くんだ。こんなに小さいのに。女の子になっちゃったけど。やっぱり健太くんは健太くんだ。


 思わず、ぎゅっと抱きしめる。

 ちょっと前の1歳時の健太くんも可愛かったけど、もう今の比ではない。


 新生児は、顔が真っ赤で皺だらけで、一番最初の人間としての姿。ちょっとした事で生命も危うくなりそうな無防備感。

 人によっては気持ち悪いと感じるかもしれない。自分でも、過去に見た写真や映像ではそう感じた。

 でも今、産んだママの目からは、これ以上ない被保護すべき存在。可愛いとか、もう言葉では言い表せない。いとしい。それ以外に思い浮かばない。

 もし、その子を守る為になら、私は非道にも鬼畜にだってなれる。


「ありがとう。ありがとうね。本当に。これで私は本当に母になれたのね」

 おっぱいが、ジンとうずいた。

 あ、初乳出るかも。


 百合子に助けてもらいながら持ち替えて、おっぱいのところに健太くんの顔を持ってきた。乳首を咥えさせる。健太くんも、おっぱいを咥えたら反射的に吸い始めた。


 あ、吸われている。吸われている。

 初めての感覚。


 ゆっくり飲んで、飲んで、疲れたのかおっぱいから口を離した。

 持ち上げて、背中をトントンと叩いた。


 小さく 「けふっ」 とゲップした。

 そして、そのまま眠ってしまった。


 それを一通り見て落ち着いた後、百合子はソファの上に健太くんを寝かせる。

 寝かせてバスタオルをかぶせる。


「面白いわね、この子」

「え、何が?」

「同調していた時は、全然分からなかったけど、直接抱き上げた時にはしっかりこの子の言葉にならない意識が伝わって来たわ。しっかり自我を持っていて。今は眠って途切れているけど、ずっと意識は続いていて外に向かっても広がっていて」


 そう言われると確かに健太は自我というか意思が強く、生命エネルギーも凄く持っている感じ。それを褒められたような気がして、優子も少し誇らしく感じた。


「それで私がこの子の身体を拭いている時とかに感じていたんだけどさぁ」

 百合子はそう言って、ニターっと意地悪そうな顔で笑った。


「この子、私とあなたの区別ついて無かったみたい。だから出産したあなた自身が、身体拭いたり、おくるみ着せたり、世話していたと勘違いしているみたいね」

「え? えー!!」

「私とあなた、確かに雰囲気とか、電話の声は似てるって言われた事あるけど、直接で間違われるのは初めてね。しばらく遊んでみようかしら」

 そう言いながら、健太くんを抱き上げた。


「ね~、私がママよ!」

「わー、ずるいずるい。私がママなのに!」


 優子と百合子、まず年齢が違う。百合子は見た目の年齢より若く見られるけど、実際はもう70近い。それと身長・体格も違う。優子が長身・ぽっちゃりなのに対して、百合子は背も低くガリガリだ。

 ひょっとしたら今の健太は目ではなく、精神的な雰囲気とか魂のオーラの色とかで百合子の存在を優子と同質のものと感じていたのかもしれない。


「うーん……」

 優子は少し心を落ち着かせてから口を開いた。


「あのね、私はこの子にママとかお母さんとか呼ばせるつもりだけど、百合子に対してはどうする?」

 ちょっと意地悪そうに聞く。これまで百合子をママと呼べなかったハライセの様なもの。

 でも百合子はそんな言葉に動揺もすることなく、


「当然、百合子さんよ。別に呼び捨てにされても良いけど、絶対におばあちゃんとは呼ばせないからね!」

「やっぱり」


「でも、百合子ママって呼ばれる分には良いわよ」

「絶対に、や・め・て!」


 もう、そういう事は先に、釘を刺しておかないといけないと思った。

 どうして娘には呼ばせなくて、孫になら良いのか。

 しかも、ママと。


 やがて順調に胎盤も排出され、落ち着いた。何とか自力で立てない事も無かったけど、そのまま百合子に身体を拭かれて着替えさせられて、奥のベッドに健太と一緒に寝かされた。


 百合子は、やれやれと最低限の後始末と掃除だけして、綺麗な方のソファで布団を被って寝た。

 出産届やら青年・健太の後始末やら、やらないといけない事は多々あるが、もうこれ以降の事は、全て明日以降にすればいい。


 百合子は大きくため息をついて、リビングの電気を消した。


 ――― after編に、続く  ―――

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