「あたしご飯の準備するね」
「いやなんにも無いよ!」
「お休みマー坊♥」
直ぐに規則正しい寝息が聞こえて来る、慣れない職場の仕事だ疲れてたんだよな、俺はと言うと深夜のバイトだから直ぐには眠気もやって来ない、美澄に弟扱いされてるのも別段困らない何時迄もそんなの続く訳も無いだろう、子供出来たらそんな風にしてる訳も無いだろうし、少しの間そんな事を考えて居たが柔らかな寝息を聞いて居る内に眠りに落ちていた。
「おはようマー坊♥、よく眠れた?」
「おはよう…」
「どうする?、未だ6時だしもう少し寝てる?」
「起きるね」
「あたしご飯の準備するね」
「顔洗って来るヨ」
席に戻った頃には食事の準備は終っている、ホントに手際が良いんだ此の女性、昨日の話で心の中で引っ掛かって居たやっぱり嘘ついて居る事に為るんだよな。
「マー坊お姉さんに隠し事してるよね?」
「いやなんにも無いよ!」
仕舞った!、顔に出てしまったのか!
「嘘おっしゃい!、お姉ちゃんには御見通しって言ったでしょうが!」
(#^ω^)ピキピキ
如何返すか?、其の時に朝餉の中に或る一品が俺を救って呉れた。
「だって…」
「だって!」
(#^ω^)ピキピキ
「それが居るから、どうしてもダメなんだヨ、それ…」
「それ?」
俺が指さした物を見つめた。
「もしかして見るのもダメなの?」
(・・?
「うん…、匂いも…」
この際だそう言う事にしてしまおう、勿論食するのは厳しいですが並んでいても問題無いですよ、寮住まいの時に社員食堂で出てましたから納豆は、気に為りませんヨ。
「そっか見るのもダメなんだ?」
(-ω-;)ウーン
「ごめんなさい…」
「良いよ、無理な物有ったら正直に言ってね♥」
「ごめんなさい…」
「謝らない!、言ったでしょちゃんと把握しとかないと子供が好き嫌い言っちゃうでしょ♥」
(*^▽^*)
「ありがとう」
「うん!、それで良いの♥」
胸が痛い…、誤魔化す度に痛む、タイミングを見て早めに伝えるしか無いよな、それとなく少しずつ話して理解して貰うしか無いからな。
「行ってらっしゃい!」
「行って来るね、良い子にしてるんだよ♥」
送り出して一旦家へ入るさて如何した物か考えるが、元々策を立て考える様なお頭じゃ無いし考えるのも得意じゃ無い、直ぐに頓挫してキーを握りメットを持ち出す、一寸千葉市内まで行く事にした。
走り出して色んな事を忘れて行く、そう言う事だ走り出せば走る事以外考えずに済む、シングルタスクなお頭だから頭の中から一つずつ消えて行った、目的地に到着物色して同じシリーズの250のパーツを確保し自宅へ引き返す。
到着して早速交換して出来栄えに満足して遅めの昼食と摂り…。
「お休み!」
床に入り今夜のバイトに向けて睡眠…。
考える事は全て放棄した、考えても如何にも為らんから。
「おはようご飯出来たよ♥」
「お帰り!」
そして今夜もバイトに向かう…。
そして今夜もバイトに向かう…。




