俺の思い過ごしか…
「俺がホームシックに?」
「其れで良いの♥、ホラッ、冷めちゃうから食べちゃお!」
( ^ω^ )ニコニコ
「そうだね!」
食事を再開したんだが何故か胸に痛みが走る…、俺が隠してる事が有るからか?、其れともさっきの会話の中に気に為る事でも有ったのか?
「如何したの浮かない顔して?」
(。´・ω・)?
「えっ、そんな顔してた?」
(・・?
「してた!」
「そうか、ゴメンゴメン!」
「何でなのかな?、あたし何か気に障る事でも言ったのかな?」
(・・?
美澄の表情が悲し気に変わるって事は他意が無いって事か、俺の思い過ごしか…。
「嫌そんな事無いから、只ね…」
「言いたい事はハッキリ言う!、お姉ちゃんに隠し事はし・な・い!」
「隠し事してないって、一寸思い出しちゃっただけ…」
「弟さんと妹さんの事?」
「元気にしてるかなって…」
「それってホームシックに為ってるんじゃない?」
(。´・ω・)?
「俺がホームシックに?」
「未だお家に帰った事無いんだよね?」
「確かにそうだけど?」
「そうか…、そうなんだね…、お姉ちゃんに任せて!」
「其れって如何言う意味?」
其の答えは返って来ない、悪い予感しかしないんだが…。
(-ω-;)
「ほら、冷めちゃうから早く食べちゃって!」
「そうだな冷めちゃうな!」
其の後は無言で食事を終えた、台所から下げた食器を鼻歌混じりに洗う音が聞こえる、何時迄言わずに居れるのか?、教えて仕舞っても良い物なのか?…。
昨日と今日の一件が頭を過る…、とは言っても何時迄も隠して置ける訳も無いし、何時は話さなきゃいけないし其の時に如何やって理解して貰うか頭が痛いよな…。
そう其の日は明日かもしれないし大分先の事かも判らない…、台所から聴こえて来る機嫌の良い鼻歌が未だ続いて居る、恐いんだよな烈火の如く怒られるのは間違い無いだろうし、未だ怒って呉れるんならマシかもな、不意に鼻歌が止まり声が掛かる。
「マー坊先にお風呂入っちゃって!」
「判った!」
悩んでもしょうが無いか、考えるのを放棄して風呂へ向かう。
頭を洗い塗料が付いた指先を丁寧に洗い指は何時もの色に戻った、湯船に沈み一息付いた時に声が掛かる。
「マー坊ちゃんと温まってる?」
「ちゃんと沈んでるよ」
「ホントかな~?」
「湯船に入ってるって!」
「じゃあ確かめるよ!」
「ヘッ?」
ドアが勢い良く開けられて美澄が入って来る、ただ皆さんの期待と違って台所に立って居たエプロンを着けた侭の姿一応靴下だけは脱いで居た様だ。
「ちゃんと沈んでるね♥」
「何で疑うかな?」
「マー坊が嘘言うから♥」
「嘘?」
「そうだよ、お姉ちゃんにはオミトオシ♥」
「・・・・・」
そんな風に言われてもな…、また胸が痛む、本当の事は未だ言えないよ…。
とは言われてもな…。




