「解ってるよ…」
漸く機嫌が治って呉れた
美澄の機嫌の良い声が掛かる。
「出来たよ♥、熱いの運ぶから危ないからね、お姉ちゃんの言う事聞いて何時もの所にちゃんと座ってる?」
「解ってる!、ちゃんと座ってるよ!」
「マー坊良い子だね♥、じゃあ運ぶね!」
直ぐに台所から顔を出す、ニコニコした顔はつい先ほど見た怖い顔とは大違い、此の顔だけををずっと見て居たい。
「ほらほらほら、熱いよ危ないよ動かないでね?」
( ^ω^ )ニコニコ
「解ってるよ!」
又痛む…、是ってそう言う事なのか…?。
「お待たせ♥、温かい内に食べようね!」
「頂きます!」
「ハイ、召し上がれ♥」
(*^▽^*)
バイト明けの日の何時もの食事風景、ニコニコして嬉しそうに笑ってる顔が有る…。
懐かしくも在る風景、共働きで帰りが遅い両親の代わりに食事の準備をしていた頃、こんな風に弟と妹で食卓を囲んで居たんだよな…。
「如何したの美味しくない?」
「美味しいよ!」
「嫌いな物でも在った?」
「無いよ!」
「なら如何したの沈んだ顔して?」
(。´・ω・)?
「そんな顔してた?」
(・・?
「してた!、嫌いな物有ったら言いなさいね?」
「無いし、美味しいから大丈夫だよ、一寸思い出しちゃって…」
「思い出したって、嫌な事でも有ったの?」
「違うよ、懐かしい事思い出しただけ…」
「そうなの?、ヤな事じゃ無いんだね?」
(・・?
「楽しかった事だから心配要らないよ!」
「なら教えてよ!」
「構わないけど?、聴きたいの?」
「勿論!、マー坊自分の事中々言わないんだもん、お姉ちゃんとしては知らない事が有るのは許せないの!、ぜひ聞いて置きたいでしょ?」
「そんなもんなの?」
「そうなの!」
「そっか…、俺、弟と妹が居るんだけど……」
「弟君も居るの?、妹さんが居るのは聴いたけど…」
と田舎に居た時の事を伝えたんだが…。
「そっか…、ちゃんとお兄ちゃんしてたんだ偉い偉い」
「一応は長兄だからな」
「でもマー坊ってさ~、何とな~くお兄ちゃんらしくないんだよね?」
「そうかな?」
「何て言うかな、一番上の弟って感じ?」
「なにそれ?」
「普通長男てシッカリして几帳面じゃない?、あたしの知ってる人も長男だったけど事細かくってちゃんと計画立てて実行するって感じだったよ?」
((*^▽^*))ニコニコ
「悪う御座いました、どうせズボラで片付け一つ満足に出来ないですよ!」
(#^ω^)
「ほらほら拗ねないの♥、あたしが困った時には助けて呉れたんじゃない?」
「……、まぁ…其れ位しか出来ないけど…」
(=_=)
「其れで良いの!、だからマー坊に出来ない事は面倒見て上げるからね!」
「そう云うもんですか…」
(。-`ω-)
「其れで良いの♥、ホラッ、冷めちゃうから食べちゃお!」
( ^ω^ )ニコニコ
「そうだね!」
食事を再開したんだが何故か胸に痛みが走る…、俺が隠してる事が有るからか?、其れとも…。
俺が隠してる事が有るからか?




