「何か今日は元気ないですよね?」
御客様に心配されるとは…
「いらっしゃいませ」
もう直ぐ日付が変わる、忙しい時間も直ぐに終わる頃、御客様は後二名。
「お願いしますね!」
「お預かりします」
もう一人の御客様は本日発売の雑誌を読まれて居られる。
「如何したの?」
「はい?」
「何か今日は元気ないですよね?」
「そうですか?」
「何時もはもっと元気にいらっしゃいませって、言ってますよ?」
いやはや不味いな御客様に迄そう思われてるのか…、ダメだな気合入れないと。
「そんな事無いですよ、多分寝不足かな…」
「ちゃんと寝ないと駄目ですよ?」
「有難う御座います!」
「そうそう、何時もに戻りましたね!」
「有難う御座います、○○円になります!」
「ハイこれで御願しますね!」
御釣り手渡してお店を出て行かれる。
「有難う御座いました!」
何時もは後ろ手で手を振られるのだが、今日はドアの所で一度振り返り。
(*^-^*)
ニッコリ笑って、手を振り店を出て行かれる。
「これお願いします」
「いらっしゃいませ、お預かりします」
御客様に心配されるとは、情けないなシッカリしろよ…。
「ありがとうございました!」
此の時間最後の御客様を送り出したタイミングで、デリカ配送に2トン車が到着し検品作業。
「お願いします!」
「確認します!」
手早く入荷数チェックして異状なし。
「終わりました!」
「お疲れ様でした!」
こうして何時もの仕事を熟して行く。
定期業務を終わらせていくと何時もより少し早く配送にトラックが入って来る。
「お願いします!」
「ご苦労様です!」
入って来たのは書籍関係、本日発売の雑誌やマンガ等、何時もより配送時間が早くて少し期待する、なんか違う事が有るのかと思えるが…。
「終わりました!」
「お疲れ様でした!」
配送の方を送り出し荷解き始める、御客様がいらっしゃらない店内には深夜放送のMCの声だけが響く、手早く入れ替えながら作業を熟している、何故かと言えば今日は例の雑誌が一新される日期待も膨らむ、作業を終えてカメラにちゃんと映る様にして雑誌の購入し代金をレジに納める。
一通り眼を通すが期待には程遠く掠りもしない、家に帰ってからもう一度見落としが無いかチェックする予定、確かに興味を惹かれ収入面でも魅力が有る職種は沢山載ってる、でも俺が此処に来た物では無い…。
「又無かったな…、何時迄待てば良いんだろう…」
声に為って仕舞う、何年待っても良いと自分で誓ったんだからと自分を納得させる、其の気持ちを切り替えさせるように配送のトラックが入って来る。
「さて、始めますかね!」
気合を入れ直し作業を開始、今日も朝の忙しい時間がスタートする。
気合入れて忙しい時間が始まる。




