「今何て言った?」
今の言葉で俺の頭の中は混乱してる…
「マー坊ずっと、ずーっと一緒に居て上げるネ♥、お姉ちゃん約束したんだから♥」
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
「今何て言った?」
今の言葉で俺の頭の中は混乱してる、勿論俺の名前はマサキじゃ無いが愛称ならマー坊に為る、昔から親戚にはそう呼ばれてるから抵抗も無い、家族には別の愛称で呼ばれてるが…。
そう言い終わった後は幸せそうに微笑んでる、その傍らで俺は色々な事が結び付き始める。
話から想像出来る不幸な事故で流産した子供がいて、勿論当時だと男女の性別は産れて見なけりゃ確実な事は判らんが、美澄の中では弟だと決まってる。
俺の事をマー坊って呼んで、つい何時もの様に返事したらそう呼ばれてたんだって嬉しそうに笑って、未だに俺の事も名前じゃ無くて其れで通してる…。
あの車も普通お姉さん方が乗る車じゃ無い、元気な兄ちゃん達が乗ってる、想像出来る多分マー坊って愛称であの車の購入を決めたんだろう。
「謝るから!、直してよ!」
「お姉さんしつこい!」
「お願いだからあの子直して!、走れる様にしてよ!」
何でこんなにしつこいの?ってアノ時思った、車屋呼んで直して貰ってって伝えたのに…。
「それじゃ嫌なの!」
「判った、判りました!、エロガキが直して良いんですね!」
「お願いします!」
( ^ω^ )ニコニコ
何で嬉しそうなんだ?、あんなに嫌がってたのに訳が判らなかったが、消え逝く様な小さな声で呟いたのが微かに聴こえたんだ…
「信じさせて…」
この子と呼んだあの車と辛い時にずっと一緒に居たんだと言い、又一緒に走れるんだって嬉しそうな顔していた。
あの車は美澄の中では弟の分身みたいな物、多分あの時は居なくなった弟と重なってたんだ…、だから自信持って直ると断言した俺に直して欲しかったのも頷ける。
<信じさせて…>あの言葉は単純に隙在らばと寄って来る男供以外の者も居る事を信じたかった、そう思ってたんだが、其れ以外の意味も含まれて居たんだな。
多分長い事心の奥底に仕舞って居た弟さんの成長した姿に重なって居たんだろうな、こう在って欲しいと想像上の弟像、自分が困って泣きそうに為った時に駆け付けて、なんでも無い様にあっさりと解決して仕舞うのに、お姉ちゃんが傍に居ないと片付けすら満足に出来ない普段駄目な弟。
最後にやって仕舞ったアレも後押しして仕舞ったのかもな…、俺はあの時同じ物買って渡して仕舞った、他意も無く俺だけ食い物買ってお昼近い時間に手ぶらで帰らせるのもと思っただけの事、美澄にとっては違う意味に取られて仕舞う、姉弟なら同じ物を食べて育つ筈、其処に同じ食べ物を渡して仕舞った、良かれと思っただけ何だが…。
「お姉ちゃんがずっと傍にいるからね♥」
また繰り返される言葉、俺は弟さんじゃないし、弟さんにも成れないのに…。
聞いて仕舞ったからこそ…




