ヤな事忘れる位…
やっと核心に届く!
「マー坊は北海道に行った事無いよね?」
「無いですね、此処から北には未だ何処にも行った事無いですね」
「そうか…、あたし行って良かったって思ったよ!」
「何時機会が有れば行って見たいですね」
「ホントに綺麗だったしココは日本なのって思ったし…」
「楽しかったんですね!」
「ヤな事途中で忘れちゃってた!」
「そうなんですね…」
そっか良い思い出だけで帰って来れたんだ、それなら思い切って行って良かったんだな…。
「ただ凄く怖い思いもしたのよね二月経った頃に…」
「熊ですか?」
(・・?
「確かに見たけどびっくりしただけだよ?」
(^^♪
「じゃあ何ですか?」
「何て言うのかな、広さそのものかな…」
「広さですか?」
「うん…」
広さで怖いって何の事だろう?、ホントに話しが繋がってるのかな?
「最初はね都会の中の観光地とかガイドブックに載ってる所廻って、その後海沿いを廻って長いと一日500㌔位走ったよあのマー坊とね!」
「それで500㌔なんですね…」
「ずっと調子良くてね、あたしの色んな気持ちも消えて行ったよ…」
(^^♪
そうか…、ずっと一緒に居たって、楽しかった事がいっぱい詰まってるって言ったのは、あの小さな車で走ってた事なんだ判る気がするな…。
「その後道央に行こうって、走って行ったんだ…」
「内陸の方ですね?」
「そう何だけどね…」
「何か有ったんですね?」
(?_?)
「そうなんだよね…」
(¯―¯٥)
「どうしたんです?」
「マー坊が壊れたの…」
「壊れる所が無いと思うんですが?」
「壊れたって言うのは大袈裟かな?」
「大した事じゃ無いんですね?」
「そうなんだけど、あたしには重大な問題だよ!」
此処まで来るのも快調だったし何だろう?、その侭じゃ勿論旅行続けられないよな?
「広い畑一面が綺麗な紫色に染まってて車停めたの、もっと傍で見たくなって…」
「ラベンダーですか?」
「そう思うよね?、あたしも思ったけど何か変なの?」
「違うんですか?」
「よく見たいから車停めてよく見たらね…」
「?」
「じゃがいもの花だったの!」
(≧∇≦)
「そう言えば紫の花が咲きますね!」
「でしょ、だからしばらくの間見てたの、あのゴツゴツしたお芋でしょ、可愛い花なんだよね!」
(^^♪
「でもよくじゃがいもだって判りましたね?」
「判んなかったよ、後から教えて貰ったの!」
「そうなんだ…」
「しばらく色んな事を考えながら見てたの、結構な時間居たけど車は一台しか通らなくてね…」
「俺の田舎の方が多いか、一時間に三台は通る!」
(≧∇≦)
「でね、そろそろ行こうかなって思ったらマー坊が壊れてたの…」
「それじゃ…」
「何処にも行けなくなってたの…、怖かったよ見渡しても誰も居ない所だからね…」
見渡す平原にたった一人、心細いよりも怖かったんだろうな…。
さぁ、次回はどうなるんですか?




