運が良かっただけ…
泣いちゃってるよ?
一寸、一寸!、待って呉れよ何で泣いてんだよ笑うトコだろ今の話!、俺が笑ってんのに何で泣きだすんだよ?、上がったばかりだけどしょうが無い<幕張>のPAに入るか?
「ゴメンねなんか考えちゃって…」
「パーキングエリアに入りますか?」
「大丈夫だからその侭走ってくれる?」
「大丈夫ですか?、ならこの侭走っちゃいますね?」
「うん、お願い…」
良いか本人が良いって言ってるんだからその内に落ち着くだろう、料金所が見えて来て速度を落とす、とは言ってもここはチケットの自動発券だけだから受け取り可能な速度まで落とすだけ。
窓を開けチケット受け取り速度を上げサードのトルクピークまで引っ張る、ゲートは六つ周りの普通車との速度差を無くし二車線の流れに合流して行く。
「ホントに驚かせてばっかりだね!」
「何がです?」
「アタシがマゴ付くのに普通に合流できるんだもん」
「そうなんですか?」
「ホントに初めてか疑っちゃうよね!」
(*^▽^*)
良かった漸く笑って呉れた、此の侭、此の侭だぞ!、よく考えりゃ何でこんなに普通に喋ってんだ俺?、真面にデートすらした事無いのに何か肩の力が抜けるんだよな、前はガチガチに為って碌に会話すら出来無いのに…。
「ねぇ、なんか凄くヤナ事考えて無い?」
「何の事です?」
「マー坊、今他の女の子の事考えてたでしょ?」
「何の事かな…」
(;一_一)
「マー坊!」
(-_-)/
「ハイッ!」
「ホント分り易い子だね!」
「・・・・」
「良いよ怒って無いから、ダメだよ違う娘の事考えちゃ解っちゃうんだからね!」
「ハイ…」
「判ればよろしい」
怖いよな考えてる事読まれちまうんだ、気を付けよう…。
流れに乗って走らせ<貝塚>の案内が出て来たもう直ぐ降りる場所、小銭出して降りる準備して声を掛ける。
「次で降りますね」
「任せてるから」
「ハイ!」
料金所へ滑り込み料金精算係員に料金支払い再スタート、一般道を走り出す流れに乗って進んで行く、流れに乗ると安心したのか話し掛けて来る。
「マー坊怪我は酷かったの?」
「怪我其の物は大した事無かったんですけどね」
「けど?」
「耳やられちゃって高い音聴こえないんですよね」
「それ以外は?」
「打ち身と擦過傷位ですかね、少しズレてたらヤバかったらしいですけど?」
「危なかったの?」
「後1m左にズレてたら…」
「どうなったの?」
「多分こうして話も出来無かったかな…」
(⌒▽⌒)
「何で笑って話せるのよ!」
٩(๑`^´๑)۶
「それは…」
罰が当たったけど運が良かっただけの事…
罰当りなのに運も良かった…、誰かのお陰?




