「良いから答えて!」
やっと美澄に通じた!
何台もの車が通り過ぎて行く、此方を気にして速度を落とす者、気付かぬ儘速度を上げ通過して行く者、気付いても痴話喧嘩位にしか思って無いだろう、俺だってそんな現場を眼にしても通過する、犬も喰わないって言うだろ。
「答えて呉れる?不思議に思わない?」
「マー坊、今はそんな事関係無いでしょ!」
٩(๑`^´๑)۶
「良いから答えて!」
( ー`дー´)キリッ
此の問いに怒りのテンションが一気に下がり、美澄の表情が驚いた顔に変わる。
(◎_◎;)ビクッ
「一体何なのよ?、判んないし今は関係無いでしょ!」
「そうだよね…、判んないよね?普通そんな事まで考えてニュース見る人も新聞読む人も居ないよね、勿論此処から車で届けたんじゃ間に合う筈も無い、でもそんな現場からビデオテープやフィルムを必ず時間迄に届ける仕事人が居るんだよ?」
「其れが如何したのよ!、今は関係無い・・・エッ?」
( ゜д゜)ハッ!
「やっと理解ってくれたのかな?」
「探してる仕事ってそのお仕事の事なの?」
(・・;)
「うん!」
「あんな危ない事するの?」
(´゜д゜`)
「まぁ、もっと大きなバイクならもっとスマートに出来るとは思うけどね!」
(^◇^)
「だからバイクを探してたの?」
(´;ω;`)ウッ…
「うん!」
「マー坊……」
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
やっと美澄に通じた、通じたんだ…、でも通じたからこそ止められる、諦めなさいって言われる…、でも譲れない、何が有っても止める訳にはいかない!
「マー坊…、お姉ちゃんの話しを聴いて!、バイクに乗るのを止めなさいって言わない!、でもそのお仕事は止めて、趣味で楽しく乗れば良いじゃない…」
(# ゜Д゜)
此の言葉は想定した間違い無く言われると、でも此れは出来無い相談。
「何言われても止める心算は無いよ、判って呉れる?」
「あんた理解って無い!」
「解ってない?、何が?」
「どんだけ危ない事したか理解ってんの!、あんな危ない事する仕事なんでしょうが!」
「そりゃ間に合わせなきゃ為らない時は多少の無茶…」
「無茶って程度じゃ無いでしょうが!、死んじゃう所だったの理解ってんの!」
続く言葉を遮られ更に畳みかけられる、とは言っても夢を曲げる心算も止める心算も無い。
「まぁ、勝算が無くて実行した訳じゃ無いけどね」
(o^―^o)ニコ
「何言ってんの…、あんな事して勝算だって!、マー坊貴方正気で言ってるの?」
「チャンと観て、考えて、成功率も見極めてだよ」
(o^―^o)ニコ
「正気の沙汰じゃない…」
「だって判断する時間有ったしね!」
(o^―^o)ニコ
「時間だって・・・、そうなのねマー坊貴方壊れてるのね?」
「えっ?、何が壊れてるの?」
「マー坊貴方壊れてるのよ、大丈夫お姉ちゃんがチャンと治して上げるからね…」
「何処も怪我して無いよ?」
(・・?
「任せて!、お姉ちゃんが治して上げるからね」
(⌒∇⌒)
「別に何処も壊れて無いって言うか怪我なんかして無いよ?」
美澄がゆっくり首を振る。
「貴方が気付いて無いだけで壊れてるのよ、治して上げるから安心して…」
(*^-^*)
任せて!