やっと笑った!
さっさと仕上げよう!
(๑•̀ㅂ•́)و✧
失礼だけど可愛い人だな…
歳上と思うけど…
この車のエンジンは確かF5Aだよな見覚えが在る、エンジンルーム内覗き込みそんな事を思う、さっき点検記録簿見て車検証を見忘れたエンジン形式書いて在るのに…。
SOHC2バルブの基本中の基本見たいなエンジン、プラグ交換して2万㌔だからその侭で全然行けるし、掛るのもスムーズだったから後はこれしか無いよな…。
パチン、パチンと弾ける音がして焦げ茶の部品に手を掛け外す、パラパラと白い粉が落ちる。
〈ヤバい物じゃ無いですよ!〉
「ビンゴ!」
思わず声が出た。
「どうかしたんですか?」
驚いだ声が聴こえ振り返った。
眼をまん丸くして驚いた顔をしてる!
(@_@;)
いや~可愛い…。
「犯人が居ましたよ!、コイツです!」
「プッ!」
「ヘッ?」
「キャハハ、可笑しいこの子!」
「俺変な事言った?」
「ううん!」
必死に手を振り、首も振る…。
「ゴメンね!、いきなり犯人なんて言うから!」
なんか笑いのツボにハマった様だ、まぁ良いか笑って呉れたから…。
暫くお腹押さえ肩を震わせてたがやっと落ち着いた様で彼女が漸く話し掛けてきた。
「笑っちゃってゴメンね?、面白い事言うから!」
「そんなに変でした?」
「ウン!」
(=^・^=)
「素直に言っただけなのに…」
「だからゴメンね♥」
「もう良いですよ!」
「怒んないの!」
「怒ってません!」
「ハイ、これでおしまいにしましょ!」
(=^・^=)
「敵わんな…」
「それで、直るの?」
「まぁ、普通に乗って帰る分には…」
「なんか含みの有る言葉だね?」
「出来れば後でココ新しくして欲しいんです。」
「ソレって、又走らなくなるの?」
「直ぐって訳じゃ無いですよ、放って置くとって事です」
不思議そうな顔をしてるし、この顔は…、そうか上京する直前に見たんだな…、あの時も泣きそうな顔をしてたよな…、家まで帰れないって青いスクーターに乗って…。
作業見せて上げながら説明したっけ、又こう為るから後でこうしてくれって…、あの時は暫く食えなく為るから好物の丸い鯛焼食いに行った筈なのに、買い忘れたのをバイクで家路へ帰る途中で思い出したが、又行けば良いかと思ってたが、結局親父達と大事な用事で遠出に付き合いその侭上京して仕舞ったから…、結局食いそびれた儘だ、何時になったら里帰り出来るんだろうな…。
「どうしたの?」
「いや、別に…」
考え事して手が止まっていた、いかんなコレは作業の途中だぞ、呆けてる場合かシッカリしろ!。
「少し思い出した事が有っただけですよ、続き始めますね!」
「お願い致します♥」
そう伝えて作業に復帰した…。
まだまだ続きますよ!