あとがき
神々の事情で様々なものを奪われた主人公がそれを取り返す事をコンセプトにした物語でしたが、取り返すパートに入るまでの前置きが長くなり過ぎました。最初はヒロインのレイラに追放されて即ボスのペスティレンスと戦うプロットでしたが、それだとアイクとレイラの関係が分からないと思い、二人とソフィの過去を盛りまくったら26万文字になってしまいました。序盤の準備段階のためカード召喚の花形である強いネームドクリーチャーの召喚が出来ず、バトルが地味になってしまいました。
色々と反省点が多い物語になりましたが、三人が育って別れるまでは書ききれたと思います。次回作はずっとやると言っていたテネブリスアニマのフルリメイクです。8月から毎日投下を予定しています。これからもよろしくお願いします。
設定とか予定されていた展開
アイク
選ばれなかった英雄候補。加護より強い祝福を貰っているが、祝福を認識する方法がない。レイラに加護と神剣を貢いでいなければまた違う物語になっていた。クラス旅行を引率していた女教師は高校時代のクラスメートで告白して振られた過去がある。生徒の一人に面倒を見ていた弟分がいる。他の高校生とはクラス旅行が初顔合わせだった。
村人400人を殺害した大量殺人犯として鉱山奴隷落ち。輸送途中で脱走してヒロイン3(本編に出ず)を助ける。彼女の伝手で王都に到着するも、アイクが見たのは断頭台で処刑されて落ちるソフィの首だった。ソフィの亡骸を巡って王都で大立ち回りをして言い訳が出来ない範囲で王国の敵となる。クリーチャーとして生き返らせたソフィと一緒に希少性が高い魔石を求めて壊滅した人類の城塞都市を盗掘する。盗掘王の由来はここから。盗掘の傍ら壊滅した城塞都市をモンスターから解放するので、人類の生存圏を広げる偉業を成すが、本人は王国での栄達に興味を示さない。
レイラ
初期プロットでは「ただの村娘」だったのに変な方向に進化して男装している領主の姪になってしまった。どの設定でも勇者に洗脳NTRされる展開だったので、勇者に相応しい身分に上げられてしまった。主人公と相思相愛でも女性だと言い出せないから不幸になるヒロイン。
王都に到着したら領主の嫡男である甥に入学を祝うパーティーに出席させられる。ソフィと一緒に行くと、そこで第三王子に出会う。洗脳魅了の祝福を持つ青の転生勇者には抵抗出来ずに彼の毒牙に掛かる。ソフィはその顔を見ようとした王子が奇声を上げたのでソフィは洗脳されず。朝帰りしたレイラにはアイクの記憶は既になく、そのまま第三王子とゴールインしてしまう。彼女の産んだ赤子が王国を滅ぼすのだが、それはずっと先の話。
ソフィ
最初にあったゴブリンの襲撃で死ぬはずだった。教会に逃げ込もうとしたが、教会はソフィとソフィの父を見捨てた。その怒りと絶望に目を付けた悪魔(仮)に力を授けられた。本来は教会をその黒い炎で焼き滅ぼして死ぬ運命だったが、アイクの介入で生き残ってしまった。ソフィには悪魔が科した三つの制約がある。ソフィが捨てたものは破滅する。ソフィを捨てたものは破滅する。その破滅は全てソフィに跳ね返る。ソフィを捨てたためモールスヴィルがペスティレンスに襲われて滅びた。
パーティーから帰ったレイラの様変わりした姿を見て「アイクを裏切った」と思ったソフィは絶望する。レイラの事を思ってアイクに愛を伝えなかった後悔が合わさって、黒い炎の命ずるままに王都で放火を繰り返す。最後はレイラと第三王子の合体攻撃で倒される。その後は断頭台でレイラにアイクの剣で首を落とされる。最後までレイラを呪う言葉を残すが、最後の最後でアイクの姿を見て果てる。ソフィの呪詛と黒い炎で作った魔法陣は数年後にレイラと王国に確実な破滅を齎す。
高校生
クラス旅行の途中に異世界召還された26人(先生、アイク、運転手含む)。一国に四人いる。黄昏の四騎士として四人が世界の敵になっている。余った二人がアイクと未来の大魔王。20人は世界を救う英雄として祝福と青の加護を与えれている。彼らの祝福は前世のトラウマに基づいている? 第三王子は前世で告白した女性に振られたので魅了洗脳を得た。同じ王国の伯爵令嬢に転生したその女性は彼から逃げるために第二王子の婚約者の座を奪う。同格の祝福は反発し合うので第三王子が伯爵令嬢を手に入れるには権力を使うしか無かった。座を奪われたのが現地人のヒロイン3。別の国にいるアイクの弟分はTS転生している。
世界を救うと言う大役があるのに内ゲバと権力闘争に明け暮れる運命にある。人類が黄昏を生き残れるかは自然とアイクの手腕に掛かってくる。




