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VS ビッグスパイダー

本日2本目です!


2020/11/1

シーカーネームとスキルを修正しました。




僕はステータスを確認して、へんげのレベルアップに驚きながら後で確認することを覚えておくことにして目の前に集中することにした。


それではいただきます。


まずは前菜のマッドスパイダー。


噛んで食べればまるで飴を噛んでいるかの如くの食感である。


これは顎が疲れそうだけどスライムに顎も何も無いので気にせずに食べる。


飴の味はまずいです。


残り数匹とビッグスパイダーになるまで食べると15分程しか経っていなかったのでこれは余裕だなと思いつつマッドスパイダーを完食する。


残るはビッグスパイダーのみである。


「giiiii!!」


鋭い蜘蛛の足で僕ことグラトニースライムの核を狙って突き刺そうとしていることがよく分かる。


地面に足が鋭さの余り刺さってしまった可哀想な蜘蛛さんことビッグスパイダーに足からよじ登ってメインディッシュを食べ始める。


さてさてお味は………。


渋い。

渋い飴だ!


バリバリゴキゴキゴックン……!


「ご馳走様でした……っと。」


【グラトニースライムとしてのレベルが15になりました。】


僕は時間を確認するためにもいそいそと人間に戻った。


『レベルアップしました(以下略)』


煩い音は無視して時計を確認!


『11時25分』


「間に合った〜!じゃなくて!急がないと!」

ポータルがあるのは10階層である。


5分以内にポータルがある10階層へ向かわなければならないのだ!


僕は急いで10階層へ向かった。


◇10階層


「……はぁ…はぁ、着いたぞ!」


僕はポータルにライセンスを当ててダンジョンを脱出した。



◇ダンジョン入り口


僕はライセンスをかざしてダンジョンゲートを離れ、家へくたくたになりながら向かった。


そして当然のことだが、体力を使い果たしたくたくたの僕が時間までに間に合うわけもなかったのである。



○その日の15時頃


ようやく僕は家まで無事に帰ってくることが出来た。

恐らくぷんぷんに怒っているだろう人物の名前を呼びながら僕は家に入った。


「ただいま〜。今帰ったよ、奈恵(なえ)。」


「お帰りなさいお兄ちゃん?」


「う、うん。ただいま。」

僕を出迎えてくれたのは何故か恐怖を覚える程の良い笑顔をしている妹……奈恵だった。


「何か言うことは?……じゃなかった。遺言は?」


遺言!?僕を殺すの!?

と、思いつつ僕のお腹が空気を読まずに「ぐぅぅ〜〜」と鳴る。


「……言い訳は後で聞く。冷めてるけど作ったから机に置いてあるの食べて。」


「う、うん。」


僕はこれから何をされるかわからないと言う恐怖を堪えながら冷めたご飯を美味しくいただきました!




ステータス

____________________

シーカーネーム『匿名』

せいべつ おとこ

ねんれい 15

レベル30


たいりょく 150

まりょく 150

ちから 150

ちりょく 150

まもり 150

たいせい 150

みりょく 150


ポイント 25

スキルビルド『へんげⅣ/【棍術Ⅴ】/【盾術Ⅴ】/ゴブリン言語/鑑定眼Ⅰ/将軍の心得Ⅰ/【剣術Ⅴ】/【火魔法Ⅴ】/【弓術Ⅴ】/【回復魔法Ⅴ】/【糸操Ⅴ】/小分身生成Ⅰ』

へんげⅣ:???

____________________



グラトニースライムとのステータス差があるのは後ほどの話(数話後)で明かされます。





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