こうかい さきに たたず その1
ブックマーク、評価ありがとうございます!
それではどうぞ!
○2100年3月3日
◇???階層
「………はぁ、どうしてこうなったのかな。」
そう思いながら僕はライセンスを取り出してこうなった経緯を思い出した。
○2100年3月2日
◇20階層
現在時刻は9時過ぎ。
僕はマルスとしてコラボを終えたところだった。
「ありがとなマルス!また今度も頼むぜ!」
「おう!任せとけ!」
そう言って俺はその男のパーティーと握手をしてそのパーティーとは別れた。
俺は次の階層に行き、誰もいなかったのでへんげをといた。
「ふぅ。それじゃあダンジョン攻略を始めようかな?」
僕は20階層のポータルに触れて最高記録である40階層に移動した。
ちなみにだけど36〜39階層はインキュバスとインプと言うモンスターが出てきて【誘惑Ⅹ】をレジェンドスライムで獲得した。
そして40階層は少し手強かった。
なんと僕が男である限りは奴……サキュバスに誘惑状態にされて体力が溶けるように減っていくからである。
そこで僕はとっさにルカにへんげすると僕は恨みを晴らさんと言わんばかりに時を数秒止めてその間に最大急の魔法を当てまくってトドメにレジェンドスライムで食べた。
獲得したスキルは『魅了眼』。
ついでに周回して【魅了眼Ⅹ】にしておいた頃には恨みは忘れていた。
この魅了眼のおかげで僕は『みりょく』の鍛え方がわかるようになったので最大限まで鍛えてから次の階層へ進んだ。
◇41階層
毎回の如く僕は出てくるモンスターの種類を調べていた。
そして出てきたモンスターはゾンビ(コボルト、ウルフ、ゴブリンのいずれか)、グール(人型)、マミー(人型)、スケルトンの大きく分けて4種類。
そして所有スキルは全て『不死者』、最低レベルはレベル41で最低ステータス410。
スキルが厄介だけどステータスを鍛えている僕には脅威ではない。
だいたいこの辺りの階層のモンスターを殲滅した僕は45階層へ向かった。
◇45階層
そこにいたのはゾンビでもグールでも、マミーでもなかった。
そこにいたのは全身がしわくちゃな人?だった。
鑑定結果はリッチ。
不死を求めて魂を魔物に売った死霊術師の末路だそうだ。
だけど元は人。
そう思うと僕は手が震えて思うように攻撃が出来なかった。
そして徐々に追い詰められて僕は気付いた。
ここで僕がやられたら奈恵はどうなるのか。
借金はどうなるのか。
魂を魔物に売って何もかも捨てた奴とは背負っているものが違う!
だからこんな奴に情けは必要ないのだと。
そう決心した後はもはや楽勝だった。
分身8人と僕全員で賢者を発動して神聖魔法で灰にして46階層へと降りたのだった。
(冒頭の)ステータス
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シーカーネーム『匿名』
せいべつ おとこ
ねんれい 15
レベル215
たいりょく 11600☆
まりょく 11600☆
ちから 11600☆
ちりょく 11600☆
まもり 11600☆
たいせい 11600☆
みりょく 11600☆
ポイント 176
スキルビルド(使用不可)『【棍術・極Ⅴ】/【盾術・極Ⅴ】/【言語理解Ⅹ】/【神眼Ⅹ】/【大将軍Ⅴ】/【剣聖Ⅹ】/【弓術・極Ⅴ】/【聖女Ⅹ】/【神糸Ⅹ】/【分身生成Ⅴ】/【増援魔法Ⅴ】/【憎援魔法Ⅴ】/【全力全開Ⅹ】/【暗影魔法Ⅴ】/【槍術・極Ⅴ】/【真・厨二詠唱Ⅹ】/【連続詠唱Ⅹ】/【歌姫Ⅹ】/【神翼Ⅹ】/【王の威圧Ⅴ】/【賢者Ⅹ】/【不屈の守護者Ⅹ】/【誘惑Ⅹ】/【魅了眼Ⅹ】/【死霊魔法Ⅹ】/【武具憑依Ⅹ】/【聖吸血Ⅹ】/【愚者の叡智Ⅹ】/【竜化Ⅹ】』
固有ビルド『変幻自在 EXTREME』
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簡単なスキル説明(※後でしっかりと説明します)
スキル名(階層/モンスター):簡単な説明。
誘惑(36〜39階層/インキュバス、インプ):対象を誘惑して引き寄せる。
魅力眼(40階層/サキュバス):自身の『みりょく』を鍛えられるようになる。また、対象を魅了状態にする。
死霊魔法(45階層/リッチ):自身より格下のアンデットを配下にできる。
ーメタな後書きー(レベル230は上げすぎだと思う方用に言い訳を載せておきます。)
メタ発言や若干のネタバレが苦手な方は読み飛ばしてください。
レベル230、『そうはならんだろ』と思う方もいるかもしれませんが彼は経験値4倍かつ通った階層全てのモンスターを毎回経験値にしてるのでそれを2月から3月になるまでやってればそこまででレベル200ちょいはいけそうと思ったのでそこから60階層まで全て経験値にすればいけそうだなと思って設定している数値です。
あとは???階層で程よく苦戦してもらう為です。