プロローグ
「はぁ。まただ……。また、こうなった」
中高生程の背格好の少女が一人、呟く。
少女がいるのは、戦場だった。各所で炎が上がり、弾丸が飛び交い、人々の阿鼻叫喚の叫び声が聞こえる。
少女は積み重なった瓦礫の上で全てを見通している。
「どうしてかな……? どうして……、どうしてこうなるの」
その時、
『エンジェル01! エンジェル01! 応答しろ! エンジェル01!』
少女の持っていた無線機からそんな声。
「どうして人間はこうなるの? なんで? なんで?」
少女は応答する事無く呟く。
『エンジェル01! 応答しろ! エンジェル01!』
無線機からの声は鳴り止まない。
「この世界ももうダメね。サヨナラ」
世界の時はここで刻む事をやめた。
copyright ©︎ 2020-猿あんs
以下、後書きとなります。
えっと……。初めまして。猿あんsと言います。
小さい頃から自分の物語を作っては自分だけの世界に浸って楽しんでいて、この度、決意を致しましてこの、なろうに投稿する事にしました。
まだ初めてなので言葉や書き方が変な所があるかもしれません。予めご了承いただけると有り難いです。
助言や感想などを残していただけると今後に活かして頑張ろうと思います。
投稿は不定期にしていこうと思っています。
暖かく見守っていただけると有り難いです。