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いつかまた会えたなら  作者: 真宵 小晴
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海斗の秘密

今日も教室内は騒がしい。

授業中でも騒がしいのが俺のクラスの特徴だ。

千鶴のクラスはこんなんじゃなくて静かなのかな?

そんなことを考えているといきなり肩を叩かれる。

「海斗、昼休みだけど考え事か?」

声をかけてきたのは友人だ。

「いや、別に」

「じゃあ購買行こうぜ!」

「おう。早く行かないと売り切れるしな」

俺は友人と購買に向かった。




「そういえば千鶴ちゃんとどう?」

いきなり千鶴の名前が出たことに驚いた。

「どうって・・・まぁ、うん。」

「まだ海斗の気持ち伝わってないんだ?」

友人は俺の千鶴への感情を唯一知っている。

「千鶴のやつ鈍感なのかな?」

「海斗のアピール不足だな」

そんな会話をしながら俺は焼きそばパンを頬張った。



1日の終わりを告げるチャイムが鳴ると、俺は日課となっている千鶴のクラスへ向かった。

こんなに毎日一緒にいるのに千鶴は俺の気持ちに気づかない。

「やっぱアピール不足か・・・」




しかし毎日一緒に居れるだけでも俺は嬉しい。

こんな感情知られたら恥ずかしいから千鶴には秘密だけど。

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