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いつかまた会えたなら  作者: 真宵 小晴
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2人の問題

「お前のことが好きだ」



海斗の言葉に頭の中が更に真っ白になる。

海斗が私を好き・・・?

でも私には婚約者がいて・・・

もう頭の中がぐちゃぐちゃだ。




「海斗、ごめんね」

私はもう一度呟く。




「今から会いに行く。ちゃんと話そう。小さい頃約束した公園で待ってる」



電話はそこで途切れた。

小さい頃に約束した公園を海斗が覚えてくれていたことだけでも、とても嬉しい。

しかし会って何を話せばいいのかわからない。




とにかく公園へ向かおう。

私は走り出した。

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