登場人物紹介11
第十章 新事業
デヴィッドが正式に入社し、新部門を立ち上げることになったアーカシャーHD。チームにはアレンも加わり、さぁ、これからという時に、アレンのスキャンダルが暴露されて――
*ヘンリー・ソールスベリー
飛鳥の友人。ケンブリッジ大学経営学部卒。
父親の会社ジョサイア貿易から独立したIT会社「コズモス」のCOO。
「コズモス」「杜月」の親会社アーカシャ―HDのCEO。
*サラ・アマラ・ソールスベリー
ヘンリーの腹違いの妹。
インドから英国のマーシュコートにあるソールスベリー邸に引き取られる。
正式に認知され、スミスからソールスベリー籍へ。
スーパー・コンピューター・コズモスの開発者。IT会社「コズモス」のCEO。
*杜月 飛鳥 (とづき あすか)
ケンブリッジ大学工学部卒。英国滞在六年目。
ヘンリーと共同で、アーカシャ―HDを設立している。
空中投影タブレットTS、空中立体映像投影装置をサラと共同で開発中。
*杜月 吉野 (とづき よしの)
飛鳥の弟。ケンブリッジ大学数学科二年生。金融アドバイザー。友人であるマシュリク国皇太子サウードと共に砂漠開発プロジェクトを推進中。
【飛鳥・ヘンリーの友人・関係者たち】
*アレン・フェイラー
ヘンリーの弟。米国からの留学生。ケンブリッジ大学経営学部一年生。
米国のフェイラー財閥の跡取り。
*アーネスト・ラザフォード (愛称 アーニー)
ヘンリーの一学年上の先輩で幼馴染。ケンブリッジ大法学部卒。弁護士事務所で働く傍らヘンリーの会社の相談役も務める。
ラザフォード家は、杜月兄弟の英国での身元引受人。
ケンブリッジでは飛鳥、ヘンリーと同居。
*デヴィッド・ラザフォード (愛称 デヴィ、デイヴ)
ヘンリーの幼馴染で飛鳥の友人。アーネストの弟。今までアシスタントしていたアーカシャ―HDへ正式入社する。
ケンブリッジでは飛鳥、ヘンリーと同居。
*ウィリアム・マーカス (愛称 ウィル)
ヘンリーの秘書。ケンブリッジ工学部卒。吉野のお目付け役。
【ケンブリッジ・ソールスベリー邸の人々】
*マーカス
ソールスベリー家の執事。
*メアリー・ボイド
ソールスベリー家の家政婦。
*ゴードン
ソールスベリー家の庭師。
*アルバート・マクレガー (愛称 アル)
ヘンリーの新しい秘書兼執事見習い。
日本で飛鳥の父の秘書をしていた。
【吉野・アレンの友人たち】
*フレデリック・キングスリー (愛称 フレッド)
ケンブリッジ大学文学部一年生。ベストセラー作家。
*クリス・ガストン
実家は英国金融界の実力者。ケンブリッジ大学経済学部一年生。
【ルベリーニ一族】
*ロレンツォ・ルベリーニ (愛称 ロニー)
イタリア本家惣領息子。欧州経済を支えるルベリーニ一族の宗主。
ケンブリッジ経営学部卒。
*ルドルフ・フォン・ヴォルフ
スイス分家当主。
*フィリップ・ド・パルデュ
フランス分家当主。フランスからのエリオット留学生。四学年生。
*マリーネ・フォン・(アッシェンバッハ)ヴォルフ
ドイツ分家女当主から、スイス、フォン・ヴォルフ家と婚姻。ルドルフの妻
*マルセッロ・ボルージャ
スペイン分家当主。双子の兄マルセルと戸籍を共有している。
*マルセル・ボルージャ
マルセッロの兄。虚弱体質で特殊能力を持つ。
【マシュリク国関係】
*サウード・M・アル=マルズーク
マシュリク国皇太子。吉野の友人。
*イスハ―ク・A・ラシード
サウードの従者。
* アリー・ファイサル・バッティ
元・吉野の護衛。後に王宮近衛兵に。
* アブド・H・アル=マルズーク
マシュリク国副皇太子兼国防大臣。サウードの従兄弟。サウードとの政争に敗れ米国へ亡命中。
* アブドルアジーズ・H・アル=マルズーク
アブドの兄。米国在住。莫大な資産を持つ個人投資家。
* ムハンマド・A・アル=マルズーク
マシュリク国、現国王。
【その他】
*ジェームズ・テーラー (愛称 ジム)
物理学者兼ヘッジファンド・リグレッション・テクノロジーズCEO。米国在住。
*キャロライン・フェイラー(愛称 キャル)
ヘンリーの妹。米国ロスアンゼルス在住。
*ロバート・カールトン
ガン・エデン社CEOリック・カールトンの息子。学生起業家。ロス在住。キャルの婚約者候補。
*セドリック・ブラッドリー (愛称 セディ)
エリオット校出身。ヘンリーの後輩。アレンや吉野と確執がある。




