登場人物紹介９
第八章 世界展開・吉野エリオット四年目編
自らの開発した空間映像の欠陥に気付き奔走する飛鳥と、それすら利用しようとする吉野。想い合う心は擦れ違うまま、ＴＳ量生産化の準備は着々と進んでいく。
＊ヘンリー・ソールスベリー
飛鳥の友人。ケンブリッジ大学経営学部卒。
父親の会社ジョサイア貿易から独立したＩＴ会社「コズモス」のＣＯＯ。
「コズモス」「杜月」の親会社アーカシャ―ＨＤのＣＥＯ。
＊サラ・アマラ・ソールスベリー
ヘンリーの腹違いの妹。
インドから英国のマーシュコートにあるソールスベリー邸に引き取られる。
正式に認知され、スミスからソールスベリー籍へ。
スーパー・コンピューター・コズモスの開発者。ＩＴ会社「コズモス」のＣＥＯ。
＊杜月 飛鳥 （とづき あすか）
ケンブリッジ大学工学部四年生。英国滞在五年目。
ヘンリーと共同で、アーカシャ―ＨＤを設立している。
空中投影タブレットＴＳトランス・スパークス、空中立体映像投影装置をサラと共同で開発中。
＊杜月 吉野 （とづき よしの）
飛鳥の弟。エリオット校四学年生・国際スカラー。銀ボタンと呼ばれる学校トップの成績保持者。
【飛鳥・ヘンリーの友人・関係者たち】
＊アレン・フェイラー
ヘンリーの弟。米国からのエリオット留学生。カレッジ寮監督生。
米国のフェイラー財閥の跡取り。
＊アーネスト・ラザフォード (愛称 アーニー)
ヘンリーの一学年上の先輩で幼馴染。ケンブリッジ大法学部卒。弁護士事務所でアルバイトをする傍らヘンリーの会社の相談役も務める。
ラザフォード家は、杜月兄弟の英国での身元引受人ガーディアン。
ケンブリッジでは飛鳥、ヘンリーと同居。
＊デヴィッド・ラザフォード (愛称 デヴィ、デイヴ)
ヘンリーの幼馴染で飛鳥の友人。アーネストの弟。ケンブリッジ大法学部三年生。
ケンブリッジでは飛鳥、ヘンリーと同居。
＊ウィリアム・マーカス (愛称 ウィル)
ケンブリッジ工学部四年生。ヘンリーの秘書。
【ケンブリッジ・ソールスベリー邸の人々】
＊マーカス
ソールスベリー家の執事。
＊メアリー・ボイド
ソールスベリー家の家政婦。
＊ゴードン
ソールスベリー家の庭師。
【エリオット校・カレッジ寮生（奨学生キングススカラーの為の寮）】
＊マイケル・ウェザー
カレッジ寮寮長。前監督生代表パトリックの弟。
＊クリス・ガストン
カレッジ寮監督生。吉野の友人で元同室者。実家は英国金融界の実力者。
＊サウード・Ｍ・アル＝マルズーク
マシュリク国皇太子。吉野の友人。アラブ圏からの留学生。カレッジ寮監督生。
＊イスハ―ク
サウードの従者。アラブ圏からの留学生。
＊フレデリック・キングスリー (愛称 フレッド)
アレンの元同室者。カレッジ寮副寮長兼監督生。
【ルベリーニ一族】
＊ロレンツォ・ルベリーニ (愛称 ロニー)
イタリア本家惣領息子。欧州経済を支えるルベリーニ一族の宗主。
ケンブリッジ経営学部卒。
＊フィリップ・ド・パルデュ
フランス分家当主。
フランスからのエリオット留学生。二学年生。
＊マリーネ・フォン・アッシェンバッハ
ドイツ分家女当主。
＊マルセッロ・ボルージャ
スペイン分家当主。
＊ルドルフ・フォン・ヴォルフ
スイス分家当主。
【その他】
＊ジェームズ・テーラー (愛称 ジム)
物理学者兼ヘッジファンド・リグレッション・テクノロジーズＣＥＯ。米国在住。
＊レイモンド・マーカイル
エリオット校五学年生。生徒会役員。ラグビー部のエース。
＊ジェーン・モリーナ
クリスの恋人。
＊ アブド・Ｈ・アル＝マルズーク
マシュリク国副皇太子兼国防大臣 サウードの従兄弟。
