表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

第1話:出会い-ファミレス







家からでた俺は腹が空いたのに気づき携帯で時間を確認する。


(16:37か…)


どうやら長い間寝ていたようだ。

俺は腹を満たすためファミレスを探し歩き出した。



(この街も変わったな…)



俺は歩きながらそんなことを考えていた。

俺は以前、この街に住んでいたことがあった。

と言うよりここは俺の生まれ故郷である。

親父はそのころ既にニューヨークで仕事をしていたが、俺とお袋はこの街で中二の秋まで暮らしていた。



「都心部だから仕方ないのかな……お?」



俺が独り言のように呟いていると、目の前にファミレスが見えてきた。



(こんなとこにファミレスなんてなかったもんな…)



俺はそこに入ることにした。





「いらっしゃいませ、お一人様で…⁉」


俺が店へ入ると笑顔が可愛らしい高校生くらいの女性が迎えてくれた。

その女性は俺の顔を見ると一瞬驚いたような顔をしたがすぐに元の笑顔に戻り


「お一人様ですね?お席へご案内いたします」


そう言って俺を席へと案内してくれた。



「ご注文がお決まりになりましたらそこのブザーでお申し付けください」



その女性はお辞儀をすると足早に去って行ってしまった。



俺はメニューに顔を通すと、カルボナーラを食べることに決めた。


俺がブザーを押すと先ほどの女性店員がやってきた。



「ご注文はお決まりでしょうか?」

「カルボナーラ、お願いします」

「かしこまりました、少々お待ちください」


女性店員はそう言うと、何か紙をテーブルの上に起き、厨房の方へ行ってしまった。

俺はその紙が気になり、開いて見ることにした。


そこには


『馬鹿っ‼18:00以降に電話しなさい‼』


と書かれており、その下に携帯番号とメールアドレスが小さく書かれていた。



(そーいえばあの女性前にどこかで…)



俺がそうこう考えているうちにカルボナーラが出来たようで運ばれてきた。

俺はそれをすぐに食べ終えると、店を出ることにした。









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ