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強奪勇者物語  作者: ルスト
バグリャ
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番外編 ドンジャラで遊びましょう(後編)

 勇者が電脳世界でドンジャラをしているちょうどその頃、バグリャの城では騒ぎが起きていた。


「大変です! 金庫にあったお金が一部無くなっています!」

「な、なんじゃと!? わしが稼いだ金が何故無くなっているのじゃ!?」


 勇者が電脳世界で対戦相手に支払った35000000ゴールド分、バグリャ城の金庫からごっそり消えてしまったのだ。

 王の間ではその事を知らされたバグリャ王が怒り狂っていた。


「泥棒か!? おのれ! よくもわしの金を! 今すぐ泥棒を探すのだ! 生かして帰すな!」

「はっ! この手で仕留めてまいります!」

「罪人を捕えたら、一族もろとも抹殺するのじゃ! 決して逃がすでないぞ!」


 城下に走っていく兵士たちの背中に、バグリャ王の命令が発せられた。






「勇者様~。私と遊んでくださいよ~勇者様~」


 時を同じくして勇者の身体が置かれた部屋。

 バグリャ勇者一行の僧侶、ヒルダが勇者に会いにやってきた。


「勇者様? ……勇者様……私と遊んでくださいよ~……。何なんですかこの妙な物体~」


 部屋の中で頭に妙な物をつけて寝ている勇者の姿を見たヒルダは、拗ねた口調で勇者に話しかける。

 しかし、相手は寝ているのでその言葉が届くことはない。


「もう~! 勇者様~! 私の相手してください~!」


 その後、しばらく動かない勇者の身体にヒルダはしつこく声をかけ続ける。

 しかし、勇者がヒルダの呼びかけに応えることはなかった。


「……さっきからなんなんですかこの物体! ……これ外せば、私の相手してくれる?」




ーーーー


「くそっ! また僕の負け……! これでポイントが0になってしまった……!」

「ああ~残念! どうする? お金を払ってポイントを補充して続けるかい?」


 バグリャ城で騒ぎが起きているちょうどそのころ、電脳世界でドンジャラに勤しむバグリャ勇者は再び集中攻撃を受けてやられてしまい、持ち点4000ポイントを全て失ってしまった。

 そんなバグリャ勇者に電脳世界の案内板がポイントの補充と再戦のシステムを教える。


「ぐ……金を払って……取り返す機会を得るのか……?」

「そうだよ。ほら、どうするんだい?」

(いいんですか? そんなことしたら、彼はまた私たちに喧嘩を売りますよ? ……まあ、私たちにとっては痛くも痒くもないんですけどね。さあ、また挑んできてください)



 バグリャ勇者と案内板のやり取りを横目に見ながら、ジルは手元のルールブックに目を落とす。

 他の二人――――マディスとグリーダーも話がまとまるまで特に何か喋るつもりはないらしく、ジル同様手元のルールブックの方に意識を向け始めた。


「くっ……一体いくらなんだ?」

「そうだね~……今のレートだと……4000ポイント買うなら4000000ゴールド必要だね」

「た……高すぎるじゃないか……!」

「何言ってるんだい。勝てば取り戻せるんだよ? それとも、負けっぱなしで逃げるのかい?」

「な……何だと……!」


 明らかにポイントを買う方向に誘導されているのだが、頭に血が上っているバグリャ勇者がそれに気づくことはない。


「このまま逃げ帰ったら、君の友達には「いくじなし」「逃げた弱虫」なんて言われちゃうよ? 悔しくないのかい?」

「ぐぐ……分かった! 買ってやる! 君たち! もう一度勝負だ!」

「良いですよ。貴方の気が済むまでお相手します」


 ポイントを買ってリベンジを誓うバグリャ勇者。

 その決意を聞いたジルが承諾の返事をして、再びドンジャラが始まった。

 そして、勇者がポイントを買う宣言をした丁度その時、再びバグリャ城の金庫に異変が起きる――――。


ーーーー


「ん? か、金が光って……うわっ!?」


 金庫内の警備をしていたバグリャ兵の目の前で、金庫の中に入っていた金が突如光りだし、消えてしまったのだ。

 兵士の目の前で消えた金の総額はバグリャ勇者がポイントを買った時に使った額と同額……つまり、4000000ゴールドである。


「か、金が消えた! 金庫の中に入っているはずの金が突然光って消えた! これは一体どういう事だ!」


 目の前で金が消えると言う怪奇現象を目の当たりにした兵士はすぐさま王の元に今目の前で起きた現象の報告に向かう。

 一刻も早く、今自分が目の当たりにした現象について王に報告と説明をしなくてはならない。

 目の前で金が唐突に消えたのだ。急いでその事を伝えなければ。


「陛下! 大変です! 金庫の金が突然光って、こつぜんと姿を消しました!」


 王の間に駆け込んだ兵士は、王に己が見た事実をそのまま伝える。

 その言葉を聞いた王や側近の目は大きく見開かれた。


「な……何を言っておるのじゃ!? そんなことあるわけなかろう!」


 兵士の言葉を聞き、王がすぐさま反論する。

 確かに、兵士が言ったようなことは現実的にありえないだろう。

 金が唐突に光って消えるなど、それこそありえない。


「本当です! 確かにこの目で見たのです! 金庫の中にあった金が、突然光ったかと思うと消え失せてしまったその瞬間を!」

「……その言葉が本当だとしたら、いったいどこのどいつが金を奪っていったのじゃ!?」

「そこまでは……。私には、犯人の姿は見えませんでした。いえ、金庫の中には人一人いなかったのです」


 金庫の見回りをしていた兵士の言葉を聞き、ますます動揺していく国王とその側近たち。

 兵士が言っていたことは明らかに嘘のようだが、言っている兵士の表情や態度はどう見ても嘘をついているようには見えないのだ。


「……おのれ! 許さんぞ! どこの誰かは知らんが、よくもわしの金を! 犯人を見つけ出し次第、一族もろとも皆殺しにするのじゃ!」

「はっ!」

「金庫の守りを強化しろ! 金は何としてでも死守するのじゃ!」

「了解いたしました!」


 そして、国王は金庫内の金の守りを強化するように兵士に命じる。

 それが勇者の不幸に繋がるとも知らず……。




ーーーー




「さあ、勝負だ! ……今度は僕が親だな」

「そうですね。さあ、どうぞ」


 ジルです。さて、また彼から巻き上げていくとしましょうか。

 やる気になったのは良い事ですが、私たち相手に勝つなんて馬鹿なこと考えているなら、その根性を叩き潰すだけですよ。


「さあ……ふふふ、いきなりリーチじゃないか! なんて運がいいんだ!」

(……いきなりのリーチって、ずるでもしたんでしょうか?)


 引くなりいきなりリーチ宣言をしてきた対戦相手。初手リーチなんて、反則にもほどがありますね。

 でもまあ……。


「手牌交換すればどうということないですけど」

「またか……っ!」


 ええ。またですよ。私の前でそんなことやってたら、当然奪います。

 ちなみに手牌は、バグリャ勇者、ヒルダ(僧侶)、アルテ(魔術師)、キーモン(戦士)、金豚……バグリャの国王ですね、にバグリャ兵士の赤、青、黄色です。

 なんですかこの「全部そろえて上がってくださいね」的な牌は……。

 バグリャ兵士(緑)を手に入れたら確実に勝てますが……。


「……そう上手くはいかないですよね」


 ちなみに私が捨てたのはルーチェさんの牌です。


「……来ないね~」


 マディスさんは黄色の5を捨てました。


「……」


 ルシファーさんは赤の1です。

 ……長引くでしょうか?


「くそっ! だが、奪い返せば問題ない! 手牌交換!」

「あっ……」


 取り返されてしまいました。

 とはいえ、このターンで奴が引けなかったら私が即座に取り返しますけど。

 ちなみに送り返されてきた手牌は、ルシファーさん、グリーダーさん、緑の4、ヒローズの勇者、教皇、ディイド、エンゲル、ワイナー、です。


「くそ! どうして来ないんだ! 僕が勝つ物語なのに!」


 まあ、来るはずないですよね。

 他の誰かが持っていたりする可能性も無いわけではありませんし。


「返してください。手牌交換!」

「またか……!」


 対戦相手に盗られた手牌を再び交換して、改めて私が引きます。

 ……傍から見てるとかなり不毛な争いですよね。これ。


「ここで使います。……必中ツモ」

「な、何だそれは!? そんな物聞いていないぞ!?」


 まあ、ルールブックも読まずに挑んできてたらどうしようもないですよね。

 ……ルールブックに載っている限りでは「リーチ中にのみ使える。山の中に目的の牌があったら確実に引ける」とかいう反則スキルらしいですけど。


「……あったね! ほら、この牌だ!」

「ふふ……ツモです!」


 審判をやってる喋る板が山の中から目的の牌を引っ張り出しました。

 引いたのはバグリャ兵士の緑です。

 ……これで終わりですね。イカサマするからですよ。


「くそっ! そんな技聞いていないぞ!」

「ルールブックもろくに読まないんじゃ駄目だよ? そんな事だから、都合が悪くなったら文句ばっかり言うことになるんだからね」


 さて、これで何点入りますかね?


「えっと……同種の牌全種類! つまり……これだけで8000点! レートが10000倍である以上……80000000ゴールド払ってもらうよ!」

「何だと!? くそっ! どこまで奪えば気が済むんだ!」

「ええ~……一発でアウトなんて酷いよ~」

「大損じゃないか……」


 ルシファーさんとマディスさんも当然払いますが、私たちは財布も共有しているので痛くも痒くもありません。

 まあ、ポイントの補充で損することになるんでしょうけどね。


「さあ、どうするんだい? ポイントの補充にまた4000000ゴールド払ってもらうけど……」

「くそ! さっきのゴールド共々、払えばいいんだろ!」


 そう叫びながら金を板に叩きつける対戦相手。

 ……よく見たら彼、バグリャ勇者と同じ顔をしていますね。

 どこに金庫があるんでしょうか?




ーーーー




 電脳世界で勇者が金を払わされるのと時を同じくして、現実世界のバグリャ王宮でも異変が起きていた。

 金庫内に保管されている金が光を放ちはじめ、そのまま消え始めたのだ。


「ああ!? 金庫の金が! 待て! 逃がさんぞ! 金は我々の物だ!」

「消える金を何としてでも確保しろ! 金は我々の物だ!」

「誰じゃ! どこの誰がこのような事をしているのじゃ!? 金はわしの物じゃぞ!?」


 バグリャ兵と王は消える金を確保しようと消え行く金に鬼のごとき形相で飛びかかっていき、中には金は自分の物だと主張する輩まで現れた。

 そして、そんな彼らの思いが通じたのか、金の消滅は止まることになった。


「やりました! 金の消滅を阻止しました!」

「でかしたぞ! 金は我々の物なのだ!」


 金の消滅が止まったことに安堵する一行。

 しかし……この行動がバグリャ勇者の運命を決めてしまうことになる……。


ーーーー


「あれ~? おかしいな~?」

「な、何だ? どうしたんだ?」


 時を同じくして、電脳世界の方でも審判の板が異変を感じ取る。

 何かあったのかと不審がるバグリャ勇者。


「君さ~、お金無いのに参加してない? ちゃんとお金が払われないよ? ポイントを買うための4000000ゴールドどころか、相手に支払うお金の一部も徴収できないじゃないか~」

「な、何だと!? 馬鹿な事を言うな! 僕の金は、まだまだ余裕があるはずだ! 何寝ぼけたことを言っている!?」


 板が告げた内容は、勇者の金欠。

 しかし、大量の関所で通行税を稼ぎ始めた勇者がこんなに簡単に金欠に陥るなどありえない。

 当然反論する勇者。


「しかしだねえ~、実際に金欠状態になってるんだよ? 君の所持金が勝手に減ってるんだからさ~」

「馬鹿な!? ありえない! そんなことは……!」


 板の言葉に反論しつつ、勇者は自身の所持金を調べ始めた。


(……少なくとも稼いだ金は、数億はあるはずなんだ! こんなに簡単に尽きるわけがない!)


 板に言われたことが信じられない勇者。……だが、その思いはあっさりと覆されることになる。


「なあっ!? 僕の金が減っている!? 誰だ!? 僕の金が……!」

「ほら、言っただろ~? どういう事なのかな~?」


 バグリャ勇者の所持金が、何故か全て無くなっていたのである。

 まだ大金を持っていたはずなのに、である。


「あ、ありえない! こんなのは絶対におかしいだろ!?」

「でもさ~、事実なんだよね。金がないのに参加するってどういうことなのかな? あ、君たちのお金はちゃんと今払っておくよ。……じゃあ、悪いんだけど君たちは……」

「分かっています。何も見ていませんし、何も言いません」

「それが分かれば結構だよ。じゃあ、またいつか来てね~」


 その言葉と共にジル、マディス、ルシファーはその場から消え去った。

 彼女たちが戻っていった直後に先ほどまでドンジャラを行っていた空間は遮断され、勇者は隔離されてしまった。

 そして板と勇者の話が始まる。


「で、金がないのに参加するってどういう了見なのかな?」

「ふざけるな! 僕は金を持っていたんだ! お前たちがちゃんと持っていかなかっただけじゃないのか!?」

「だから、ちゃんと持っていこうとしたんだよ。なのに、何故か徴収できなかったんだよ?」


 しかし、話は平行線。このままだといつまでたってもまとまることはないだろう。


「じゃあ、確認してみる? 君の言う「金」がどこにあるのか……」

「あたりまえじゃないか! 見せてみろ!」


 このままじゃいつまでたっても話が進まない、そう考えた審判から、現実世界の映像を見ることを提案されたバグリャ勇者。

 当然、その提案に賛同する。そして、バグリャ金庫の映像が表示される。


「わしの金じゃ! だれにも渡さぬぞ!?」

「何言ってんのよ! この金は勇者様のヒロインである私のものでしょ!?」

「ええい! たとえ相手が王や勇者様の仲間であっても関係ない! 金は私のものだ!」

「死ね金豚! 金は私が持って帰る!」

「勇者様のお金は私のものなの~!」


 そこには、バグリャ勇者が集めた金を勝手に奪い去って自分の物としているバグリャ関係者たちの姿があった。

 王も兵士も勇者の仲間の女の子も、皆己のために勇者が持っているはずの金を奪い去っていっている。


「な、なんだこれは!? どうして、僕の金を勝手に……!」


 その様子を見て、愕然とする勇者。


「ああ、これはもうどうしようもないね。君の金を君の仲間が勝手に奪い去ってしまってるんだ。だから君の持ち金が消滅しちゃったんだね」

「ふざけるな! こんなの……認められるか! 僕をここから出せ! あいつらから金を取り返したら、金をお前に払ってやる! だから……!」

「そんなの関係ないよ。金を持たずに負けた人間には、それ相応の罰が必要だ。忠告しなかったかい? 金を持たずに参加するのは禁物だってね」

「そんなの知らない! 僕はあいつらを今すぐ倒し、金を奪い返さなければいけないんだ!」

「それこそこちらには関係ないよ。……大体、せっかく勝てるように手牌に細工までしたのに負けちゃうんだよ。情けないったらありゃしない」


 先ほどの異常な手牌は審判によるイカサマだったようだ。

 それでも負けるという情けなさではあるが。


「そんなことどうでもいい! ここから出せ!」

「できないよ。金を持たずに挑む者にはお仕置きが必要だからね」


 直後、バグリャ勇者の上から巨大な檻が降ってきて、バグリャ勇者を閉じ込めてしまった。

 檻の上にはボコボコと嫌な音を立てて異常な勢いで泡立っている赤い液体が入った球体が置かれている。


「じゃあ、お仕置きの時間だ」

「出せ! だsギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!?」


 審判のその声を合図に球体が割れ、バグリャ勇者の入っている檻の中に流し込まれた。

 液体————————超高温のマグマを浴びたバグリャ勇者はこの世のものとは思えない叫び声をあげ、檻の中を走り回る。

 マグマを浴びた部分が完全になくなり、かろうじて残った部分もドロドロの液体のようになっているあたり、異常な熱さなのだろう。

 本来なら溶けても身体は元に戻ることはないが、溶けた身体が再生して元に戻るあたり、やはり現実とは違うのだろうか。


「死なないよ、でも、それに相当する苦痛は受けてもらうからね?」

「アアアアアアア……! た、助け……」


 バグリャ勇者がマグマの中でもがき苦しむさまを眺めていた審判は何処かに消え、そこにはバグリャ勇者だけが残された。

 おそらく、この後マグマによって全身を何度もドロドロにされてしまうのだろう。

 いかに精神世界とはいえ、全身を灼熱のマグマで溶かされるのはたまったものではない。

 しかし、バグリャ勇者に抗う術などあるはずがなかった。


「あああ……熱い……そ、そうだ! 強制……ログ……アウト…………」


 痛みに苦しむバグリャ勇者は最後の手段として強制ログアウトで脱出を試みようとする。


「なんで……出れ……」


 しかし、そのような手段が通じるわけがない。

 追いつめられた勇者の所に、また審判が戻ってきた。


「ちょっといいかな。……君の身体なんだけどね、勝手に接続用の帽子を外した人がいるみたいなんだ。だから、君、永久に出られないよ」

「な……なんだ……って……?」


 そう、意識を電脳世界に飛ばすための器具を、勝手にバグリャ勇者から外した人間が居るのだ。

 そのおかげで、仮にこの罰から解放されてもバグリャ勇者はこの世界から逃げることができない。

 永久に、この世界でさまよい続けるしかなくなってしまった。


「う……嘘だっ……!」

「嘘じゃないんだよ。君の近くにいた女の子がね、勝手に帽子を外したまま出て行っちゃったみたいなんだよ。だから、君の心は永久にここに取り残されることになっちゃった。永遠に苦しんで行ってね」

「嫌だ! 僕を! 僕をここから出せ! 出せ――――っ!」


 何度も身体が溶けだしてはその都度再生するという無限地獄に苦しむバグリャ勇者の叫びだけがむなしく響き渡った。

 ちなみに、この後ドンジャラオンライン自体が閉鎖、消滅してしまい、すべての端末が廃棄処分されてしまったことで、バグリャ勇者は文字通り最期を迎えることとなる。

 身体は心がないために永久に眠り続けたまま指一本動かず、心の方は電脳世界で永遠に溶け続けるという素晴らしい末路を。

ドンジャラでは無くてバグリャ王宮メインになったような気がしなくもない。

というか、イカサマ牌の逆利用で終わらせちゃったせいでドンジャラが短くなりすぎたような気がしなくもない。

でも、実際に最初からリーチとか二順目終了とか、元ネタのゲームのドンジャラでもありえるんですよね……。

しかも見かけ上対立している以上あまり会話もできないし……難しい。


とりあえず次話から本編に戻します。

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