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強奪勇者物語  作者: ルスト
ヒローズ
59/168

番外編 ゲームで遊んでみましょう(前編)

PV50000の番外編。ありがとうございました。前、後編に分かれてしまいましたが……。

「あれ? なにこれ……依頼?」


 マディスの家の庭に何故か落ちていた紙袋。その中にはクエストの依頼書が入っていた。


「えっと……「異界のゲーム、参加者募集!」なんなのこれ……。まあ、一応皆に見せようかな」


 そもそも、何するのかがまったく書いていないけど……。




ーーーー




「異界のゲーム……ですか」

「どう思う? 依頼場所もまた変わった場所だけど……」

「依頼場所は異界の町か……どんなところなんだろうね? 異界の町って」

「行ってみれば分かるだろう」


 そうだね。……でも、異界のゲームってなんだろ?


「恐らく、この世界には無い玩具でしょうね」

「どんな物なのかな? 詳細が書いてないけど……」

「行ってみてのお楽しみ、なんでしょうね」


 ……ここで話しててもどうにもならないし、さっそく行ってみようか。




ーーーー




「ようこそ、異界の町へ。早速だが、最新のゲームのテストプレイをやってもらおう!」

「ゲームのテストプレイ?」


 異界の町に着いたところで男の人に声をかけられた。テストプレイ? そもそも、テストプレイって何?


「……新しく作った物の実験みたいなものかな? 効果が分からないままでは危険かもしれないしね」

「そういう物だと思ってくれて構わないよ。作った直後に売ったりした場合、酷いミスやバグ、ゲームバランスの悪さが問題になる事があるからね」

「最終チェックですね」


 マディスの薬がどんな効果を発揮するのか確かめるような物なんだ。まあ、作った直後に何も考えずに売って致命的な欠陥を抱えた不良品だった、じゃ話にならないしね。


「そういう事だよ。さ、来てくれ」


 男の人に案内された先には広場があり、その中央に巨大な板(注:モニター)と持ち手の付いた四角い箱に四つの紐がくっついた物体が置いてある。……あれがゲームって物なの?


「そうだよ。さ、一人一つずつ、そのコントローラー……紐で箱とつながった物体を両手で持ってくれ」

「こうですか?」


 コントローラー……だっけ? の左右の端っこを試しに持ってみる。というか、ここしかちゃんと持てない。……Aって刻まれた緑色の丸い出っ張りやBって刻まれた赤色の丸い出っ張りに右手親指を乗せてみるけど何も起きない。何に使うんだろ?


「ああ、そうだよ。後、その出っ張りは今は押しても意味が無いからね。まだ起動していない。準備が出来るまで少し待ってくれ」

「そうなんですか? ……言われても、全然わからないですけど」


 だって、こんなの触ったことも無いし。


「……よし、準備ができた。とりあえず、スティック……左手側の突き出た棒から手を放してくれ。うっかりそれを倒したまま起動させると反応がおかしくなる」

「あ、はい」


 ……左手側の……えっと、この灰色の棒から指をどければいいのかな?


「他の三人も準備は出来たかい?」

「ええ」

「問題ない」

「いつでもいけるよ?」

「よし、では始めようか。電源を入れてくれ!」


 私の隣にいた人がそう指示を出すと、ジルの近くに居た人が四角い箱の左上に指を乗せて押し込んだ。……スイッチだったの?


「さて、テストプレイの始まりだ! 思う存分、町で暴れてくれたまえ!」

「……町で暴れる? どういう事なの……?」


 そんなことを考えているうちに巨大な板に突然今まで見たことも無い光景が映し出された。……ええ!? 一体どうなってるのこれ!?


「さて、さっそくやっていきますよ。ルーチェさん」

「そ、それは分かってるけど……その前にこれ……」


 何で板の中に絵が映ってるの!? というか、何で板の中の絵が動いてるの!?


「それがゲームだからだろ?」

「そういう事ですよ、ルーチェさん。深く考えないようにしましょうよ」

「だからって全く気にしないのもそれはそれでどうかと思うよ!?」


 目の前の光景が何であれ気にしないってのも問題だと思うし!


「まあまあ、気にしないようにすればいいんじゃないの? 言ってる間にもう始まるし」

「え!? は、早いよ! まだコントローラー……だっけ? を持ってないのに!」


 慌てて握りなおした私の前で、板の中の光景がどんどん変わっていく。最初は板の中には一枚の絵しか無かったのに、今は四つに分かれている。四つの絵の中にそれぞれ色の違う丸い生き物が乗った板? が映し出される。


「あれ? どれが私の動かすものなんですか?」

「開始直後に動かして確かめるしかないだろうな」

「……四つ目だから右下かな?」


 ……3、2、1……スタート? ……って、動き出した!? どれが自分の操作する物か全くわかってないのに! え、えっと……。操作説明は!?


「これです」

「緑のボタンを押すと地上では止まる、飛んでいるときは地面に落ちるように体重をかける……。まずは緑のボタンを押さないと!」


 と、とにかく自分が四つの画面のうちどれを見ればいいのかを調べないと……!


「……右上だけ、私が左に倒したら左に動きますね。私が操作するのは黄色の物体でしょうか」

「緑色のボタンを押したら左上だけ止まってる? ……じゃあ、私が動かしているのは左上のピンク色の生き物?」

「左下だけが俺の操作に連動するのか?」

「へえ……ピンク、黄色、青、赤の四色出てるけど自分が実際に操作できるのは赤色だけなんだね。で、ルールは何だっけ?」


 そうだ、ルールは……。


「操作説明の次のページにありますよ」

「えっと……とにかくアイテムを取って能力を高めて最終戦に備えろ! としか書いてませんけど……」

「言葉通りの意味だよ。一通りアイテムを取ってもらってデバッグをしないといけないからね。その辺の効果を説明したらアイテムをスルーされるかもしれないだろ?」


 言いたいことは分かるけど……罠アイテムの情報を教えてくれないってどうなの……。


「まあ、気にせず自由に動いてくれたまえ」

「はあ……」


 ……まあ、やってくれと言われたからにはやってみるんだけど、さ。




ーーーー




「うん。何の問題も無さそうだな。君たち四人のプレイを見ていても全く不具合は無さそうだし、アイテムの効果も全部問題なかった」


 ……仕様通りに完成してるって事? ジルの使っている戦車みたいな乗り物が延々と空中浮遊していたりマディスの使っている小さな緑色のバイクが本来の最高速度を超えて急加速してるけど……。


「じゃあ、デバッグも終わったし、いよいよ本番だな。マシンも含め、あらゆるものを使って良いから、それで好きに遊んでくれていいよ」

「あらゆるもの? 一体なんですか?」


 何でも使って良いって言われても……。


「それは使ってみてのお楽しみだね。コードは解放しておくから、すきに使ってくれ」

「ありがとうございます。……さて、それじゃ、やりましょうか」

「え、やるって何を?」

「決まっているじゃないですか、ルーチェさん。この手のゲームの醍醐味と言えば、プレイヤー同士のデスマッチですよ。相手を叩き潰せばどれだけアイテムが得られると思ってるんです?」

「へえ……じゃあ、コード含めて実験してみるよ。……ジルで」


 その直後、ジルの使っているキャラの真下に突然大穴が開いて強制落下していった。……って、何が起きたの!?


「ああ!? 何するんですかマディスさん!」

「せっかくだから、実験ついでにライバルを倒しておこうと」


 復帰したけどジルのキャラの体力ゲージはもう空同然だった。そのままマディスに攻撃を叩き込まれ、ジルはあっさりやられてしまった。確かにジルのキャラから大量にアイテムが飛び散ってるけど……。


「……やってくれましたね。マディスさん」

「コードの実験にも丁度いい相手だから、ね」

「ならば、私だって……!」


 ジルが何かしたみたいだけど、何も起きない。……何をしたんだろ?


「おいおい、俺の存在を忘れてないか? ルーチェ、悪いがここで退場してもらうぞ?」

「って、いきなり襲いかかってこないでよ! というか、何で私!?」


 グリーダーは何故かこっちに攻撃してくる。……このゲームの仕様上攻撃すると強制的に地面に落ちてしまうから空中に逃げれば簡単には手を出せないはず!


「ちっ! 逃げるなルーチェ! 俺のために生贄になれ!」

「生贄になれと言われて大人しく生贄になる人なんかいないよ!」


 ……飛行能力が高い乗り物で本当に助かったよ。もし飛行能力が低かったらグリーダーから逃げられないところだった。


「……仕方ない。マディス。悪いが死んでもらうぞ?」

「ジルのアイテムを根こそぎ奪って強くなった僕と戦うの? 返り討ちにするだけだよ?」


 これってそう言うゲームじゃないよね!? アイテムを集めて強くなって最終的にスタジアムに移動して決着をつけるゲームだよね!?


「何言ってるんです、ルーチェさん。これは相手を町中で惨殺しつつ敵のアイテムを巻き上げ、自分だけが最強格のマシンに乗った状態でスタジアムに移動して、貧弱なマシンに乗った相手を一方的に蹂躙するゲームでしょう?」

「違うよ!? というか、そんな方法で遊んでたら絶対友達無くすよ!」

「いえ、違いませんよ。マシンを破壊した相手に追い打ちをかけて更にアイテムを奪い取る戦法がありますしね。マシンを壊されて逃げ惑う相手をハンティングするんです」

「ちょっと!?」


 自分が育てた成果を一瞬で奪われて、更にその後しつこく襲撃され続けるなんて明らかに虐めだよね!?


「ルーチェ。世界には「こんなゲームに本気マジになってどうするの」という素晴らしい格言もあってね、こんなゲームで友情崩壊するなんてことになったら所詮その程度の関係だったって事だよ」

「さっきのジルの話はすでにその限度を超えているよね!? 逃げ惑う相手をハンティングって時点で十分悪質な戦法じゃない!」


 骨の髄まで搾り取るって言葉もあるけど、それを人間相手にやっちゃ駄目だよ!


「何言ってるんですかルーチェさん。人間相手の方がたくさん奪い取れますよ?」

「それに、機械をどれだけ叩き潰しても絶望してはくれまい」

「その考えが十分悪質な気がするんだけど!?」


 絶望させるために奪い取るって最悪だよ!


「そうでしょうか? この手のゲームでは、その辺の機械を襲撃してアイテムを奪い取ったりするでしょう?」

「機械と人は違うよ!? 少なくとも人から奪うのは駄目だよ!」

「つまらんな。そんな考えではとてもではないが楽しめまい」


 つまらない以前にこれは最低限のマナーだよ!?


「縛りプレイですよね、分かります」

「違うから!?」


 他の人と遊ぶときにそんな事(町中でのデスマッチ)出来ないってだけだよ!


「……それはともかく、ようやく新しいマシンを見つけました。マディスさんやグリーダーさんに追撃されなかったのは最後の良心ですね」


 さっきマディスに叩き壊されてから散々探し回ってジルはようやく新しいマシンを見つけられたみたい。……HPがいきなりゲージ一桁だけど……。


「……不味いですね。ですが、これならどうです?」


 ジルの画面を見ていると、何もアイテムを取っていないのにHPのゲージがみるみる増えていき、どんどんマシンの速度が上がり、飛行能力も旋回力も一気に上がっていく。……って、何その反則能力!? なんで何もしてないのにどんどん能力が上がっていってるの!?


「このゲームの敵の補正をそのまま張り付けてやりました。攻撃を食らっても奪われず、しかもどんどん強くなりますよ」

「何もしてないのにどんどん強くなるって完全にインチキじゃない!」

「何言ってるんですかルーチェさん。マディスさんとグリーダーさんに比べたらマシでしょう?」


 マディスとグリーダーの画面を見ると、マディスは突然グリーダーのマシンの足元に大穴を開けてグリーダーのマシンを突き落とそうとしたり、突然空から爆発する岩や巨大な鳥を落として撃破しようとしている。一方、グリーダーは電撃を何連射もしたり針をマシンの上部に生やす能力を使ったりしてるけど、何もアイテムを取らずに突然能力を切り替えている時点で十分反則だよ!


「全然当たらないね~。ちゃんと仕事してよオブジェクト! 何のためにメテオや大穴を使ってると思ってるの?」

「奈落に突き落とそうとしてもそうはいかんぞ? 食われるのは貴様だ!」

「一体何の争いをしてるの!? やってることがもう完全にこのゲームの目的から逸脱してるよね!?」


 育てて強くするって目的はどこに行ったの!?


「そんな物より、デスマッチでしょう?」

「だよね?」

「対人間だからこそ、潰しがいがあるのだ」

「三人とも、本来のこのゲームの目的がどこかに行っちゃってるよ!?」


 ……せめて時間切れになってくれたらスタジアムに移動できるんだけど、時間は時間で「99:59:α」から全く変動しないし……。


「当たり前じゃないですかルーチェさん。たった7分でデスマッチができると思ってるんですか?」

「戦闘をするからには長く時間を取らないとね」

「このデスマッチの決着がつくまでスタジアムに移動する気は無いぞ?」

「何で町中で潰しあう必要があるの!? そんなに潰しあいたいならスタジアムの方で潰しあえばいいじゃない!」


 こっちで戦ったら間違いなく甚大な被害が出るよ!? ジルなんかマディスにごっそりアイテムを奪われていたし!


「だから襲撃するんじゃない。スタジアムの方で戦ってもアイテムが手に入らないからね」

「ここで潰しあった方が明らかにダメージが入りやすいんだ。体当たりだけで潰せるからな」

「アイテムを奪われる? 弱肉強食の世界ですし、当然でしょう?」

「奪い合う事を当然の考えとしてる方がおかしいと思うんだけど!?」


 そんな考えで遊んでたら間違いなく友情崩壊しちゃうよ!


「友情崩壊ですか? そんなの、こういうタイプの遊びなら良くあることでしょう? パーティゲームであえて一人を集中攻撃するとか、そんなの日常茶飯事ですよ」

「気に入らない奴を徹底的に集中攻撃して倒すのもこういうゲームの醍醐味だからな。何か言われても、敵と間違えたの一言で済むだろう?」

「どこまで憎んでるの!? 他にも居るのに何で一人を集中攻撃するの!?」

「それはさっき言いましたよね? 逃げ惑う相手をハンティングするのが楽しいからですよ」

「ストレス解消にもなるしな」

「やられた側はものすごくストレスが溜まるよ!」


 本当に滅茶苦茶だよ!


「まあ、狩られる側になったらそんなこと言えないだろうけどね」

「狩られるのはお前だ、マディス。逃げるのを諦めて俺の餌になれ」


 まだやってたの!?


「そりゃ、簡単には終わらないでしょう。何せ、あの二人どっちも完全回復アイテムの効果でHPが回復し続けていますからね。見てください」


 グリーダーのマシンもマディスのマシンもHPは半分程度まで減っていたみたいだけど、常に回復効果のエフェクトが出続けている。……終わらないじゃない!


「互いにトマトを取った状態で戦闘していますからね。放っておいたらいくらでも回復しますよ」


 良く見るとグリーダーの電撃やマディスのマップ攻撃は互いに相手に当たってきているけど、それでも全然ダメージが蓄積していない。


「まあ、諦めてその空中庭園でのんびりしていればどうです?」

「そうはいっても……」


 このままじゃ終わらないよ……。


「まあ、そう言うときこそ、そのアイテムを投げてみればどうです?」

「って、いつの間にか攻撃アイテムを持たされてる!?」


 私の操作キャラはいつの間にか巨大なトゲつき鉄球を三つ投げられるアイテムを持っていた。……ここにはアイテムなんか出なかったはずなのに……。


「まあ、ここから投げてもどうせ当たらないよね」


 持っててもしょうがないし、使っちゃおう。下に落とす感じになるけど……。


「グリーダーさんとマディスさんの戦いが終わらないですからね」

「こんどは互いに大砲を持ち出して撃ちあいを始めてるけど……」


 グリーダーもマディスも一歩も引かない。……時間チートを切ってくれないと進めないよ……。


「そろそろ食わせてもらおうか?」

「そうはいかないよ? こっちもHPが無くなってきたけど、グリーダーだって同じだしね」


 両者とも瀕死の状態で攻撃アイテムを使って戦ってる。……と思ったら、マディスの画面が突然鉄球に隠された。……え!?


「……な、何!? どこから降ってきたの!? ……って、体力が……! 不味い……アイテムがごっそり消える前に時間チートを切らないと……!」

「ルーチェさん。当たらないと言っちゃうことは攻撃が当たるフラグですよ?」

「知らないよ! というか「タイムアップ!」って、終わった!?」

「ちっ、逃げたか」

「ああ、危なかった……あと少し反応が遅れてたらものすごく不利になるところだったよ」


 強引に時間チートを切ったおかげで時間切れになってスタジアムに進めることにはなったけど……。


「もう少しでものすごく不利になるところだったよ。ルーチェ、いきなり何やってるの? 潰されたらどうするつもりだったの?」

「潰されたらどうするつもりだったのって……そもそもマディスはグリーダーと潰しあいしてたじゃない!」


 というか、まさか適当に投げた攻撃アイテムが当たるなんて思わないよ!


「ふう。計画通り……いえ、仕留めきれなかったのはちょっと残念ですね。まあ、スタジアムで倒すとしましょうか」

元ネタのエアライドを人間同士で遊ぶ際には当たり前のように存在した不可侵条約。というか、こんな遊び方でやったら間違いなく友情崩壊します。事故死=即やり直しが当たり前の世界でしたし、意図的にやったらリアルファイトに発展しても何も言えまい。


「そもそもそう言うゲームじゃないよねこれ!?」


餌を求めて敵を狩ることは強くなるための基本ですが、対人で実行してはいけないのが癪ですよね。


「普通に考えたら当たり前だよ!」


次話でようやくスタジアム。……それにしてもなんでこんなに長くなったんでしょうね?一話で収まるはずだったのに。

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