再開ー転生者な弟
予告通りお昼投稿、
イシュタルのキャラの崩壊度がハンパない!
たーんたたーんたたたたたん、
あ、イシュタルだよ。
この変なテンションはまぁ今街の方がお祭り騒ぎだからかな?
まぁそれでも僕はマスターと一緒にねしょぼくれた酒屋さんでグラスや床を磨いているんだけどさ、
フードで顔隠しながら。
え?
何で顔を隠して居るって?
なんかあの兄妹ちゃん達のお兄さんに会う為に提示された条件がそれだった。
お兄さんは今回帰ってきたベエルシバ侯爵の嫡子様の従者をやっている子何だけど、
その子も勿論男の子だから…
「イシュタルちゃんは美人だからお兄ちゃんみたらけっこんしちゃうかも!」
だそうだ、
うん、嬉しいね。
でもそれだったらお兄さんは顔を隠さなくても良いのかな?
とおもって聞いたところ、
「それだとぼくたちがお兄ちゃんの顔見えないもん」
だそうだ、
中々だよね、
僕の顔は見えなくても良くてもいいんかい!って感じだけどね。
そして、
酒場の外の方から声が聞こえて来た、
どうやら来たみたいだね、
僕は念入りに顔を隠して居てお出迎え。
チリンチリンと来客を告げるベルがなる、
其処にいたのは…
「お、おい、酒場何かに来ても何も飲むもんないだろ、それよりももっと別の所じゃダメなのかよ?」
「ダメ!イシュタルちゃんと約束したもん!でもイシュタルちゃんとけっこんしちゃダメだからね!」
「ね!」
左右の腕を兄妹に引っ張られながら渋々ながらもやって来た…
ーオセくんだった…
☆
マジキム・イェソド・ザカリア・ベエルシバ
名前・貴族名・聖人名・家名
の順に構成されます、
貴族名と家名は貴族の方にのみ使われる物で聖人名は守護聖人の名前を洗礼の際に付けられます。
何故突然こんな話をしたか?
そりゃあベエルシバ侯爵の嫡子様っていうのが…
あのマジキムくんだったからだよ…
ははは…
「うわぁ…すげぇ酒の量」
純粋にバックバーにおかれたお酒の数に驚いているオセくん、
手を伸ばそうとして自重。
「ねぇお兄ちゃんお酒飲んで!」
「飲んで飲んで!」
弟ちゃん達にのめのめコールを貰うオセくん、そう言えば田舎の兄妹の話されたわ。
「えーと…じゃあアルコール分の少ないありますか?」
ひゃ!オセくんに話しかけられちゃった!
いや、そりゃあ僕店員だから当たり前何だけどね?
今の気持ちはあれだね、部活の憧れの先輩にひょんな事から話しかけられる女子中学生の気分。
「はい…ございます、ご用意しましょうか?」
接待は完璧に…
ふっ、この様な事嘗てパーフェクト侍女としての教育を受けた僕には動作も無い事だよ。
因みにその時にお酒の作り方?とかも習ってるし、
此処に来てからマスターに教えられたのもあるからね。
「お待たせ致しました…お客様のご要望に合わせた物です…すっきりとした甘さが人気のお酒ですよ…」
THE多分、それとアルコールは少ないって言ってもそれなりに入ってるけどね?
大丈夫かな?
と、思ったらだいじょばなかった、
一口飲んだだけで顔を真っ赤にしてるね、
オセくんはお酒が苦手…と。
とも思ったらオセくんが泣き出した!
えっ⁈泣き上戸?ギャップにビンビン萌える!
「デカラビア…」
よし、もっかい言って、
録音するから。
「ごめん…俺のせいで…ヒック!」
話が見えない、
何だ僕への愛の告白じゃ無かったのか、
今はイシュタルだけど。
「あの時…ヒクッ、言いたかったのに…、ぜんぜ…ヒクッ、ん言えなくて…もっと…一緒にヒクッ、居たかったのに…」
オセくんの繊細なほっぺに涙が伝う、
やばい、でらのみてぇ、
そんな事はどうでも良いや。
今、オセくん…
僕ともっと居たかったって…
胸がドキドキする、
とっくの前に冷ました筈の熱がくすぶるより早く燃え上がる。
顔がお酒関係無く赤くなる、
まぁ最初から飲んでないけどね。
「あの…」
やばいね、僕とオセくんは取り敢えず初対面なわけだからね、
何て言ったら良いんだろう。
よし!
歌でも歌おう。
☆
まぁ、成功した、
あの後酔いが覚めたオセくんは照れ臭そうにありがとうといって握手してくれた。
一週間は手を洗わないぞ♪
さらにさらに、
明日もまた来ても良いか?
なんて聞かれちゃったから光の速さで首を縦に降ったよ。
おかげでフードが取れかけちゃった、
で、今日、昨日から一日たったきょうにまた来てくれるのです!やったね。
因みに手は洗わさせられました、
当たり前だね。
「イシュタル…そろそろ来るぐらいの時間では無いのか?」
お、『ルートヴィヒ』、
たまには良い事も言うね。
よーし、
接待の準備だね、
薄く化粧をして、私服が…『黒のチャイナドレス』、着れるわけ無いね。
結局おじさまにもらった灰色のフードつきの服にしました、
色が地味な感じだけど良質な素材が中々良いんだよね。
☆
それで着替え終わりましたとさ、
そして僕が酒場の方に戻ると丁度来客ベルが…
わぁお!
なんてGOODタイミング!
「いらっしゃいませ…」
因みに今の僕のキャラは寡黙な女店員、何処か影を持った様なその幼い店員のキャラだね!
「あ、イシュタル、悪りぃけどちょっと増えた、三人な」
そういって指を三つ立てるオセくん、
誰か予想がついちゃう僕が恨めしいね。
「お邪魔しまーす…」
「こう言うの始めて入った」
上がバルベリトくん、君は客、
下はマジキムくん、君は貴族、
「………どうぞ」
なんて言えば良いんだろうね、
まぁ、どうせ今の時間帯だったら別にお客さんなんかこないだろうからね、
取り敢えずカウンターへご案内。
はぁ…仕方ないな…
僕は中に入ってマスターに耳打ちをする。
「………………」
「ナニ…?…はぁ…分かった、が、その分は給料から引いておくからな…」
そういってでもちゃんとやってくれるマスターはやっぱりお人好しなんだと思う。
で、マスターが用意してくれたのは三つのリンゴジュース、それがそれぞれ彼らの前におかれる。
「へ…?頼んで無いけど…?」
困惑オセくん、
眼福物だね、ぜひこの世界にカメラが欲しい所だよ。
「イシュタルからの奢り出そうだ…お前さん、随分気に入られたんだな…こいつが此処までヒトとの繋がりを求めているのを見たのはお前さんが始めてだよ…」
僕としてはその設定とマスターの長ゼリフの方が始めてだよ、
なんだろうね、その僕が人間不信みたいな言い方。
失礼じゃ無い。
「えー…と、じゃあこれは俺たちも飲んで良いって事なのか?」
なんだか学園にいた時よりも憔悴した感じのバルベリトくんが聞いてくる、
一体どうしたんだろ?
それにイスカリオテ領にも帰らないでこんな所でブラブラして…
「どうぞ…」
僕は儚い感じで答えて言う、
でも寧ろバルベリトくんの方が儚そうな雰囲気を出しちゃってるね、
なんか残念なんだけど。
「イシュタル…歌ってくれないか?何か、好きな歌で良いからさ」
そうオセくんにお願いされたら歌わない訳にはいくまい、
きょうは…この世界の讃美歌で良いかな?寧ろそれぐらいしか無い。
「では…」
僕は大きく息をして、
お腹に空気がゆく事を感じると、
喉が広がってく感覚と共に神への讃美の誉れを唄った。
南無阿弥陀仏、もう少し選曲良いのが無かった物かな…今度もう少し音楽のレパートリーを増やすかな?
最近、本体の事を書くかどうか悩んできたんですが、今の考えでは長期休暇が終わったらイシュタルにはもう一回学園に行って貰うか、
バルベリトくん達に敵討ちの旅に出て行って貰うかなんですよね、
どちらが良いでしょう?




