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授業ー戦う僕

急展開と授業風景3です、ポッと出の設定が出て来ますが…(-。-;


今は二限、

体術実習の時間…

その合間の短い休憩中の事、


「武闘大会が近い?」


僕は今目を丸くしたと言う形容が最も適切であろうご主人様と、

その仲良しお友達プラスそのお友達の使用人くん達と居る。


つまりここにはバルベリトくんには僕、

マジキムくんにはオセくんが、

松ぼっくりくんにはよく知らないヒトが居る。


「あぁ、確かそんな話もありましたね、確か来月だとか…」


それに答えるのは王子殿下(まつぼっくり)くん、

流石、初等部の優勢派閥のカリスマになるだけは有るね、


情報の収集の能力は認めてあげるべきだよね、

松ぼっくりだけどさ。


「はい、そしてその武闘大会は中々の歴史を持つモノで学園での数あるイベントの内でも多くの実績をもっています」


そしてその際にヒトが死ぬことも結構ある、

そして学園ではそんな事は簡単に秘匿されてしまう、


合法的にヒトを殺せてしまう非常に厄介な武祭なんだよ、

かつては平民が貴族を虐殺する事も少なく無かったらしいからね。


そこまで話した所で体育会系の先生、まぁ体術実習の先生だけどね、

が休憩時間の終了を宣言した。


「よぉーし!休憩終わり!今度は自分についている使用人との組み手だ!居無い者は三人に成るか居無い者同士でペアになれ!」


この教師、僕嫌い、

今嫌いに成った。


取り合えず僕のご主人は今目の前に居る訳で、

どうもこの近辺にはヒトが足りないヒトは居ないみたい、


つまり…


「っし!じゃあ俺はデカラビアとか…お手柔らかに頼むぜ?」


時々疑問に思うんだけど、

バルベリトくん、君はもしかして僕を万能なロボットか何かと勘違いして居無いかい?


「ルールは自由!各自で決めろ

!ただし相手に大怪我をさせる様な激しい魔法や攻撃は禁止だ!では…開始!」


先生が開始を宣言した瞬間…

白いトラが飛んできた。


あっぶな!


「『フゥ』ですね?では使い魔はありと言う事でよろしいですね?」


突然の白虎の体当たりを僕はなるべく軽やかに見える様に交わして余裕そうに見えるように質問を浴びせる。


取り合えずはルールを取り決めてからトラくんをけしかけて欲しかったな。


「あぁ!ついでに魔法もアリだ!」


うん、

魔法ありにしてくれて助かったよ、

じゃ無いと僕なんか腕力なんかはお話にならないレベルだからね。


「かしこまりました…では、

『リゼ』…」


まぁ、幻術で直ぐに終わらせる事も出来るけれど流石にそんなんじゃあダメでしょ?


だから先ずは『リゼ』…

つまり使い魔同士で頑張って貰うよ。


“『リゼ』、取り合えず分身ね、数は…じゃあ十体で”


瞬間『リゼ』の姿は空中で十に増える、

攻めて返事して欲しいと言うのは贅沢な悩みなのかも知れないのかな?


「ッ⁈ぶ、分身した⁈」


なんかバルベリトくんが一人で驚いて居るね、

言っとくけどこれ予習でやってるよ?

そして学園に入ってもやって居るような気がするんだけど?


「ッチ!めんどくせぇ手を使うなぁ…こうなりゃ…一掃してやる!」


なんかバルベリトくんが叫び出したね、

やめといた方が良いよ、おバカさんに見えるからね、


これ以上バルベリトくんがおバカさんって言われたらイスカリオテの礼質が疑われちゃうじゃないか。


なんて思っていたらバルベリトくんの

左手から火が吹き出た。


哀れ僕の使い魔の分身達は見事鳥焼きに成ったあとに綺麗な煤になって飛んで行ったよ…


だと思えば目の前に木刀を振りかぶったバルベリトくんが目の前に来て居るのはどう言う事だい?


三メートルは間合いがあったはずだと記憶して居るんだけどね?


「ッシ!」


と、

まるで怖い木刀が降りかぶられた、


僕はすんでの所で交わすけれど髪の毛が数本持ってかれたね、


しかも多分今のでせっかく何時も時間かけて手入れして居る髪のキューティクルも剥げただろうし。


って言うかこの子六歳だよね?そしてもって居るのは木刀だよね?


じゃあなんで風が切れる音がするんだろうね?


そろそろ身の危険を感じるね、

今なら岩を切れると言われたら信じちゃうよ?


おっかないね。


「はぁ…はぁ…さっすがデカラビアだな…全然攻撃あたんねぇし息一つ乱してねぇじゃん!」


いやまぁね、

そりゃあ僕基本始まってからここ動いて居無いし、

バルベリトくんの攻撃を避けて居る居るなだけだしね。


むしろ無駄の多いとは言え肩で息をして居るバルベリトくんにはもう少し何とかならないのか言いたい気分だね。


「バルベリト様は斬撃一つ一つは重いでしょうが行動がパターン化して居るのも有るので簡単に見切られてしまいますよ」


こんな時でも侍女モードを崩さない僕、

使用人の鏡だよね、

さっすが。


「ちぇ…こんな時にまでお説教かよ!」


物騒な木刀を両手で握っり、

こちらを睨み付けたままに拗ねた様に唇を尖らすバルベリトくん。


この会話、会話の中でもこちらの隙を窺っているのが分かる、

まぁ流石に領地に居た時から自己鍛錬して居たとは言え、実戦を行った事もなければ、対ジンなど持っての他。


うーん…

何だか飽きて来たね…


一生懸命なバルベリトにはちょこっと悪い様な気もし無い事はないけれどさ。


「相手の油断を探るのも悪くはありませんが、余り意識を御留守にされるのはよろしくありません…こうなる事も有るので」


と、しれっと僕は精神関与系の魔法を使ったね、

バルベリトくんの小さな身体は崩れ落ちる様に倒れた。


まぁ、一分もすれば目は冷めるよね?


☆


「…ん?」


あぁ、起きたね、

時間はきっかり52秒、

まぁ計算通りと言えば通りかな?


「お目覚めですか、バルベリト様…申し訳ありませんでした」


まぁ、バルベリトくんはそんな事はしないとは思うけれど貴族の子だからね、

使用人に負けた事で自尊心が傷つけられて僕を殺しかねないからね、


「そっかー、俺負けたんだっけ

…ッチェ、悔しいな」


朗らかに、

だけど本当に悔しそうに言うバルベリトくん。


周りではまだ戦って居る子たちばっかりだからね、

多分僕たちが一番最初に終わったんじゃないかな?


マジキムくんと松ぼっくりくんもまだ自分の使用人くんと戦って居るしね。


と、思ったらマジキムくんも松ぼっくりくんの方もほぼ同時に決着がついたみたいだね。


マジキムくんの方はオセくんの負けで松ぼっくりくんはよく知らないヒトの勝ち。


流石に王子様の使用人と成ると戦闘力みたいなのも必要になるのかも知れ無いね。


オセくんは…まぁ、ライバルみたいなの同士切磋琢磨しあって居るんだろうね、


「ふぅ…参りました」


「ちくしょう!今回はマジキムの勝ちかよ!」


松ぼっくりくんは上品に、

オセくんは野生的に負けを認めた見たい。


あぁ、四人ともこっちに来たね、

そろそろお昼の時間だしここでお弁当を食べるのかも知れ無いね、


一応オセくんに頼まれて全員分のお弁当は作って来てあるんだけど…

口に合うか心配だなぁ…


☆


「っし!いっただきます!」


今日のお弁当はおにぎりがメインで唐揚げとかカツとかだいぶ正統派なお弁当かな?


因みに唐揚げは鳥じゃなくてなんだったけ?

ドラゴンだとかそこら辺の高級なお肉を使用してるよ。


「この唐揚げ…良いお肉が使われて居ますね」


気づいてくれたのは松ぼっくりくんだけなんだけどさ、

多分バルベリトくんに言わせると美味しいければそれで良いんだろうね。


「おい、オセ!お前毎日こんなうめぇモン食ってんのかよ!」


あぁ…それはマジキムくんにも当てはまる事見たいだね、

貴族って…


「そりゃそうだ、同室なんだし、毎日飯とか作ってくれんのはデカラビアだしな」


初日にみんなの胃袋掴んじゃったからね、

まぁ、料理の腕が認められたのは嬉しいにしてもさ、

自分から料理作ろうとして居るのはリリトちゃんのパイ作りぐらいのモノだよ?


「って事はリト!お前は六年間ずっとデカラビアの手料理を食って来たのか!」


その声や表情にはあからさまに羨ましいと書いて有るね、

もう少し感情を抑えたらどうかな?


対するバルベリトくんはおにぎりを片手に引き気味だね、

そりゃそうだ。


「お、おう…いや、でもデカラビアに唐揚げとか教えたのは俺だし…」


うん、

間違いじゃないね、この世界ではさ、

でも僕だって前世では一人暮らしだったからバルベリトくんの好きそうな料理は元から作れたよ。


教えかたが抽象的過ぎて多分普通のヒトだったらそれこそ心の中を直接見ない限りはわから無いだろうね。


「でもお前つくれねぇだろ、カラアゲとか、おにぎりとか」


唐揚げは作れないだろうけど、

おにぎりは作れると思うよ、

流石にさ。


「バカにすんな!俺だっておにぎりぐらい…」


「はいはい、二人とも、私たちにはこれから行く所が有るでしょうそろそろ行きますよ」


うん?

行く所?

一体どこに行くんだろうね?


「学園長室ですよ、少し…野暮用でね…」


僕は内心ほくそ笑んだ、

ふむふむ、やはりあの話しが項を成したかな?


なりなりに計画通りかな?


南無阿弥陀仏、かれらの思惑も上手く行く事を願って置いてあげるよ。













オセくんと主人公をくっつけるかどうか悩んで来た…

元々は結ばれない予定だったんですけれどなんかこのままじゃ主人公が不憫な気がして…

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