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第4話:囁く影の恐怖



雨の降る夜、街灯の光が水たまりに揺れる。

颯太は背中に重みを感じながら路地を歩く。

腰のベルトには、爪・牙・影カード、そしてこれまで吸収した無地カードが並ぶ。


「……また来るのか……」


遠くで低いうめき声。

濡れたアスファルトに、黒い影がゆらりと揺れる。

怪物――いや、これはこれまでより格段に不気味だ。

目が白く光り、無数の腕が不自然に伸び、口から囁くような低い声が漏れる。


――「器……力……欲しい……」


颯太の背筋が寒くなる。

悪魔の囁きが腰ベルトから低く響く。

『フフフ……楽しめ……これが、力を持つ代償だ……』



---


カード能力の拡張


颯太は迷わず三枚のカードを同時に挿入する。


――《クローモード、ファングモード、影モード……カード・イン!》


光と影が混ざる中、虎・狼・アサシンの力が融合する。

倒したモンスターの無地カードを次々挿入し、敵の能力も吸収。

空気が変わり、雨粒が静かに震えるように落ちる。


「……俺は……負けない」



---


必殺技:ナイトメアブレイク


敵の異様な速度に対抗するため、颯太は全力で必殺技を発動。


――《ナイトメアブレイク……カード・イン!》


三体の召喚獣が現れ、力を颯太に宿す。

虎の爪が裂き、狼の牙で速攻をかけ、影が背後から斬りかかる。

敵は光と影に包まれ、叫び声を上げて消滅。

残った無地カードはバックルに吸収され、颯太の戦力に変わる。



---


ホラーとヒーローの交錯


雨の夜、路地は静寂に戻る。

しかし、腰ベルトの囁きは止まない。

『フフフ……楽しんでいるな……だが、力には代償がつきまとう……』


颯太は濡れた手でカードを握り、心の中で決意する。


「……俺は……この力を、人を守るために使う」


不気味な囁きと、ヒーローとしての覚悟が同居する夜。

戦いは終わったように見えるが、まだ次の恐怖が潜んでいる。






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